代表 三木雄信より皆さんへ

受講生の皆さん。こんにちは。代表の三木雄信です。

さて、受講生の皆さんも在宅勤務や時差出勤など新型コロナ対策で様々なスケジュール上の調整をされながら工夫しながら学習をされていると思います。

当社においても非常事態宣言を受けてすべてのプログラムをオンライン化をすると言うことで対応しております。

このことは、もちろん感染拡大を防ぐと言う社会的な責任でもありますが、受講していただいている皆さんと皆さんのご家族の生命と健康を守ると言う観点でも非常に重要だと考えております。

我々としては、オンライン化をすることによっても教室でのレッスンを受けていただいてる時と同じように成果を上げていただけるようサービスレベルを落とさないように努力をして参りたい思っております。

例えばオンラインのフリートークのレッスンを開始させていただきました。

おかげさまで、受講して頂いている方は1月以降現在に至るまで一貫して増加をし続けています。これも皆様のご理解のおかげだと思いますまことにありがとうございます。

さて、今回の新型コロナウィルスのパンデミックは、我々の社会に非常に大きな影響与えると思っています。

昨今、フランスの小説家であり哲学者であるカミュの小説「ペスト」が売れていると言う話を聞きました。

13世紀に始まったぺストの大流行は、世界史に大きな影響を与えました。死亡率が30%から60%もあり村によっては全滅と言うこともあったそうです。

この結果、ヨーロッパでは、荘園に従属していた農奴の地位が上がり、相対的に領主の地位が下がりました。また、中世の人々は熱心に教会にペストから救ってもらうよう祈りましたが、効き目はなかったのです。その結果人々の心が教会から離れていったと言われています。

つまり、領主と教会によって農奴が支配されるという中世の封建体制はペストによって覆されたのです。その結果ルネッサンスをヨーロッパは迎えたと言われています。

今後、新型コロナはどのくらいのインパクトが分かりませんが同じような働きを社会の仕組みに対して及ぼすと思われます。

ポストコロナの新しい社会で活躍するのは、新しい社会に最も早く適応した人でしょう。

今はそのような新しい社会に一人一人が準備をする時だと思います。

TORAIZのプログラムを通じて英語にしろ中国語にしろ語学を学ぶ事はそのような準備として非常に有益だと思っています。

なぜならば、バブル崩壊以来30年間変わることがなかった日本の社会もついに大きく転換すると私は感じています。世界の中で、日本の社会が最も大きく変わることになるでしょう。

最後に皆さんと皆さんのご家族のますますの健康を心からお祈り申し上げます。

三木 雄信