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TOEIC® L&R TESTの勉強で多くの人が陥る落とし穴!スコアアップに必要な3+1とは?

TOEICテストの勉強で多くの人が陥る落とし穴!スコアアップに必要な3+1とは?

TOEIC®のスコアを会社で求められることも増えており、何としかしてスコアを上げたいという方も多いかと思います。
しかしTOEIC®の勉強をする上で、多くの人が陥る落とし穴があります。
効率的に勉強ができるよう、ここでその落とし穴をご紹介します。

簡単に言うと、それは「現状分析をしないまま勉強を始める」ということです。

何だそんなことと思うかもしれませんが、最初に現状分析をすることは非常に大切なのです。

なぜTOEICでは現状分析が大切なのか

なぜTOEICでは現状分析が大切なのか

TOEIC®のスコアが500点だったとして、その理由は人によって様々です。「単語は知っているが速読力が低い」「文法は知っているが単語力が低い」など。
前者の方が単語を、後者の方が文法を勉強しても、他に不足している箇所がある以上、高得点は狙えません
また単語の中でもどの難易度の単語を知らないのか、文法の中でもどこまでの文法が理解できていないのかでも勉強内容は変わってきます。

そのため、あなたが何をできていて何をできていないのかを把握しないまま、TOEIC®の教材を買ってきてしまうと、まったく必要ない勉強をしてしまったり、必要な勉強ができていない事態を招いてしまいます。

まずあなたに必要な勉強は何なのかを見極めた上で、TOEIC®の勉強をスタートしてください。

TOEIC®のスコアを上げるために必要な3+1の要素

それでは、別のコラムでも紹介した「TOEIC®のスコアを上げるために必要な3+1の要素」に沿って、具体的に説明していきます。

単語力

難易度別にTOEIC®の単語をまとめた教材があります。
自分の現在のTOEIC®スコアが700点なので、TOEIC®800点用の単語が載った教材を購入するとします。
しかし実はTOEIC®600点台の単語を知らなかった時、TOEIC®800点用の単語を暗記したとしても、語彙の絶対数が不足しているので、800点は取ることが難しいのです。

これは自分がTOEIC®700点なので、そこまでのレベルの単語も当然知っているだろうという思い込みによって起こるミスです。

必ずあなたがどこまでの難易度の単語なら網羅できているのかを確認してください。その上で、単語に抜けがある難易度からスタートすれば効率的に学習できるはずです。

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速読力

速読力については、そもそもあまり意識されていないことがあります。

例えば、Part 5の問題を時間内に解くことができなかった場合、速読力が足りないのではなく、「文法」英語力や「問題を解く力」が足りない、と考えてしまう方が多いのではないでしょうか。

もちろんそれらそれが原因である場合もあるのですが、速読力が足りないがために英文を読み進める速度が遅く、TOEIC®の制限時間内に解けないこともあります。

その時にはいくら文法の勉強やテクニックを磨いても伸びづらいですが、根本的な原因の速読力をトレーニングすることで、成果を上げることができます。

その逆のパターンもあります。例えばPart7の長文問題に時間がかかってしまう場合、「長文問題=速読力」と考える人が多いため、「速読力」が足りない、と思う人が多いです。
しかし、基礎の速読力は十分あるにも関わらず、問題を解く力が足りなくて終わらない、という方も実は多くいます。

自分の速読力がわからないままだと、そのどちらのパターンなのかが全く判断できません。速読力を測ったことがない人が多いと思いますが、自分が読むスピードを測ることはとても大切です。

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リスニング

TOEIC® L&R TESTの勉強で多くの人が陥る落とし穴!スコアアップに必要な3+1とは?

「リスニングが苦手」という方は多いと思います。
リスニングとは、言い換えれば「英語を聞いても理解できない」ということです。
実はこのリスニングができない原因も、2パターンあります。

人が言語を理解するプロセスは、耳から入った音声を分析して何を言っているかを知覚する「音声知覚」と、聞き取った音声を自分の知識と照合してその意味を理解する「意味理解」の2つで構成されています。「リスニングができない」という結果は同じでも、どちらができないのか、人によって違いがあるのです。

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音声知覚とは

音声知覚の問題は、読めばわかる文章でも、音声で聞いたらわからないという状態で、英語が脳に届く前に「耳でブロックされてしまっている状態」です。基礎的な語彙や文法は理解しているのに読めばわかる文章でも、音声で聞いたらわからないリスニングができないという人は、ほぼこちらが原因と思っていいでしょう。

耳でブロックされてしまう原因は、頭にインプットされている音と実際の発音が違うところにあります。例えば、ネイティブがよく使うフレーズ「What’s that?」は、実際には「ホワッツ ザット?」とは発音されず、「ワザッ?」という風に聞こえます。頭の中に「What’s that?=何だって?」という知識はあっても、「ワザッ?」という音が「What’s that?」に結び付かないため、音声だけでは理解できないのです。

意味理解とは

聞き取れなかった文章を、文字で見ても意味がわからない場合は、音声知覚の問題ではなく意味理解の問題です。

「What’s that?」の例であれば、そもそも「What’s that?=何だって?」という知識を持っていないのです。ですから、たとえ「ワザッ?」が「What’s that?」を指しているとわかっても、その意味が理解できません。こちらが原因の場合、英語の基礎力が低いことがわかります。

音声知覚が原因の場合は、音と意味を紐づける勉強を、意味理解が原因の場合は、英語の基礎力を上げる勉強を行う必要があります。

英文法

別のコラムでも紹介しましたが、TOEIC®では高校生レベルの英文法を理解していれば十分です。それを超える知識を、TOEIC(R)で求められることはほとんどありません。

TOEIC® L&R TESTのスコアを上げるために必要な3つの要素

具体的には、「関係代名詞」「現在完了形」「受身」あたりの文法知識までが必要とされます。

ですので、高校生レベルまでの英文法に抜けている部分があれば、対策をするべきです。逆に高校生レベルまでの英文法は身に付いているという方は、TOEIC(R)のためにこれ以上文法を勉強する必要はありません。

では何を勉強するべきなのかというと、既に知っている文法知識を使って、TOEIC®の問題を解くことです。
大学受験などでは「難しい問題をゆっくり」解けばいいですが、TOEIC®では、「簡単な問題を高速で」解く必要があります。
そのため、大学受験のような重箱の隅をつくような問題ではなく、TOEIC®のような高速で解く形式の問題を練習しましょう。

TOEICスコアを効率的に上げるならトライズ

トライズTOEIC対策スクール

TOEIC(R)の勉強を始める前に、現状分析がいかに大切かお分かりいただけたら幸いです。

トライズのTOEIC(R)対策プログラムでは、以下の6つの英語テストを受けてもらっています。

英語テスト内容
TOEIC® L&R TEST模擬試験どのPartが苦手なのか、単語力や文法力など各項目がどのスコアレベルにあるのかを診断します。
TOEIC® L&R IPテストTOEIC® L&R TESTのIPテストを受験して、実際にどれくらいのスコアが取得できるのか確認します。
シャドーイングチェック対面でシャドーイングのチェックを行い、リスニング力を確認します。
単語力測定テストどれくらいの英単語を記憶しているのかを測定します。
速読力測定テスト1分間に何語読むことができるのかを測定します。
英文法テスト英語の文法をどこまで理解しているのかをテストします。

テストの結果を専属コンサルタントが分析し、最適な勉強方法をご提案するので2ヶ月でTOEIC®スコアを大きく向上させることができます。

トライズでは、無料カウンセリングでも簡易版の英語テストを実施しております。TOEIC®の勉強を始められたい、という方はぜひお越しください。担当者があなたに合ったTOEIC(R)の勉強方法をご説明いたします。

TOEICの次は英語を話せるようになりたい方におすすめのスクールは「トライズ」

TOEICで満足のいくスコアが出せた後、次はやはり英語が話せるようになりたい、という方が多くなっています。

そんな方におすすめなのがトライズ

トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。

「短期間で英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。

受講生のインタビューもご紹介します。

           トライズ修了生杉沢伸章さんの画像

トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。

プロキャディ杉澤伸章さん

インタビュー

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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成

英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。

それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。

 

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