「英語で困らない次世代を育てる」
——JTの研修担当と受講者が語る成果
「英語で困らない次世代を育てる」
JTの研修担当と
受講者が語る成果

日本たばこ産業株式会社 様

#IDCS #英語研修プログラム

  • 人事部 課長代理

    新島様

  • JT International SA GRRP Strategy and Planning Director

    御神村様

法人向け英語研修サービスを導入いただいている日本たばこ産業株式会社様。人事研修ご担当の 新島様、プログラムを受講中の御神村様に、トライズの英語研修について伺いました。

◆人事研修ご担当|新島様◆

グローバル化で高まる英語の必要性、
研修導入の背景

Q:英語研修導入の背景について教えてください

新島様: 私は現在、社内の次世代経営者育成プログラム「JT-Next Leaders Program(以下、NLP)」において、選抜された人財の成長支援を担当しています。英語の重要性は以前から認識されていましたが、2022年に海外たばこ事業と国内たばこ事業の2事業体制を一本化し、日本と海外で分かれていたレポートラインを統一したことで、英語の必要性は急速に高まりました。特に、今後グローバルに活躍する次世代の経営層にとって、英語はもはや「あると良い」ではなく「必須」のスキルとなっています。しかし、選抜された社員の英語力には個人差があり、社内で一人ひとりのレベルを把握し、適切な支援を行うには多大な時間と労力がかかります。結果として、個別のサポートが行き届かないという課題がありました。こうした背景から、語学研修の専門家であるトライズにご協力いただき、社員一人ひとりのレベルに応じた伴走型の英語支援をお願いすることになりました。

「英語で困らない」環境づくりをめざして

Q:受講生に期待する成果は何でしょうか

新島様: 受講生一人ひとりの英語力にはばらつきがあるため、統一された定性的なゴールは設けていません。その代わりに、定量的な指標としてVERSANTスピーキングテストのスコア目標を設定しています。その目標をクリアしながら、将来的に海外の現場で活躍する際に「英語で困らない」状態を目指しています。

単にテストの点数を上げることが目的ではなく、実務の中で必要となる発言力や理解力を支える“英語の基盤”をしっかりと築いてほしいと考えています。

一人ひとりに寄り添うサポートを評価

Q:トライズ導入の決め手を教えてください

新島様:大きな決め手は「受講生一人ひとりのレベルに応じたサポート」です。今年度においては、20〜30名規模で英語研修を導入していますが、我々事務局側で個々の進捗を細かく把握するのは難しい状況です。その点、トライズで一人ひとりの英語力に応じたきめ細やかなサポートをしていただいており、さらに「現在、業務が集中しているため学習が滞っているが、このタイミングで学習を再開可能です」といったように、個々の状況を踏まえた進捗を詳細に報告いただけるので、安心してお任せしています。

 

Q:JT様には、トライズが展開する研修運営の総合サポートIDCS(Instructional Design Consulting & Services)も導入いただいております。IDCSについても、ご利用を継続いただいている決め手を伺えますか

新島様:こちらの継続利用の大きな背景となるのは、認定者各個人の業務に応じて時間的制約がある中で、他英会話ベンダーも掛け合わせながら、都度調整してもらっている点かと思います。また、窓口を単一にしながら、個人の選択肢が広がるという点においても、満足しています。

IDCS(https://toraiz.jp/business/)とは、研修対象者の選別・学習目標の設定・研修対象者の現状把握・学習プログラムの開発・研修ベンダーの選定管理・学習進捗の測定・研修対象者へのフィードバック・各種レポートの作成・報告など、研修運営の総合サポートをご提供することで法人の担当者様の様々な課題を総合的に解決するサービスです。
研修ベンダーは自社サービスである「トライズ」以外のあらゆる国内外の研修ベンダーが対象となり、トライズがリードして各研修ベンダーのパフォーマンスの最大化を図ると同時に、研修の費用対効果を人財育成ご担当者様が経営層に対して明確に説明できるよう、定量的に「研修の見える化」を行います。

◆受講生|御神村様◆

Q:トライズを受講開始時と、現在の業務内容について教えてください

トライズを初めて受講したのは2021年。当時は、新規事業の探索をミッションとする部署に所属し、大学との共同研究や新しい事業シーズの社会実装に向けた取り組みに携わっていました。
現在はJTI(JT International)に籍を移し、スイスのジュネーブで勤務しています。タバコ事業の中でもRRP(Reduced-Risk Products)と呼ばれる、いわゆる加熱式たばこなど、紙巻きたばこに代わる新しい製品群を扱う領域に関わっています。その中で私はストラテジープランニングを担当する部署に所属し、イノベーション推進を中心に担当しています。

当時はいちいち英語にびっくりしていた

Q:受講開始当初の課題を教えてください

御神村様:2021年にトライズで学習を始めて、1年半ほど受講。その後、業務の都合で1年少しブランクがありましたが、2023年の終わりから受講を再開し、現在までトライズで英語学習を継続しています。

受講開始当時の課題として一番大きかったのは「英語に慣れていないこと」でした。日本で暮らしていて、英語を使う生活や業務がない中で、急に英語が必要なタイミングがくると困るなと感じていました。

Q:海外で勤務されている現在はいかがですか

トライズでの英語学習を通じて、日本で仕事をしている状況でも、少しずつ英語に対してびっくりすることがなくなっていきました。週ごとの学習時間の目安があったり、隔週で担当コンサルサントと1対1の面談で進捗確認があったり、ネイティブコーチとのレッスンが1回25分×週3回、といったプログラムをこなすなかで日本にいながらにして英語に触れ続けることが習慣となり、徐々に慣れていったのだと思います。英語への心理的ハードルがぐっと下がった状態で海外での業務をスタートさせることができたのは良かったです。

JTIに籍を移した現在も、思ったことをスッと英語で話すのは引き続き難しいと感じるタイミングはもちろん多いです。ですが、それも含めた心構えというか、心の準備が比較的できたと思います。そのおかげで、多国籍なメンバーとのコミュニケーションを前提とした仕事を面白がることができていると感じています。

専属コンサルタントとネイティブコーチの
掛け算が継続の決め手

Q:長く継続いただいている理由を教えてください

御神村様:担当いただいているコンサルタントとコーチ、それぞれの強みが掛け合わさる点です。例えば、業務の中で「建設的なフィードバックの提示に悩んでいる」など、困っていることを具体的にコンサルタントに相談すると、レッスンでフィードバックのロールプレイを取り入れていただいたり、カスタマイズしていただけるのが非常にありがたいです。ほかにも、JTIでは様々な国の出身者がいるので、彼らの出身国の文化を知ってみたいと思っていることを話すと、関連する動画や書籍を紹介していただくこともあります。英語学習に対するサポートももちろんですが、個別ニーズに合致した適切な情報を教えていただけることもすごくありがたいです。

Q:具体的に役立った学びを教えてください

御神村様:いま実感しているのは「英語の本を読む習慣」ができたことです。以前は敬遠していましたが、コンサルタントに薦められて挑戦したところ、語彙が広がり表現力も増したと感じます。今後どうやってボキャブラリーを増やしていくかという課題はぼんやりと考えていましたが、コンサルタントからのアドバイスがなければ書籍から語彙を得る習慣は取り入れていなかったと思います。

海外で仕事に従事していて感じるのは、適切なワーディングを知っていると非常にパワフルだなということ。会議の場においても、的確なワードだときちんと意思疎通ができて仕事がスムーズに進んでいく、という流れを感じます。また、お薦めいただいた本だとコンサルタントの方も当然内容をご存じなので、本の内容についてディスカッションできることもありがたいです。

スピードと正確さに挑む、海外での実体験

Q:VERSANTスピーキングテストもハイスコア(67※2025年8月現在)でいらっしゃいます。海外で勤務されるなか、困難に感じられる点はありますか

御神村様:大きく2つあります。ひとつは「正確な表現の難しさ」。トップマネジメント向けに説明資料を作成する機会もあるのですが、同じような意味の言葉でも、ニュアンス一つで誤解を招くことがあるため、適切な語彙選択に苦労しています。先ほどのボキャブラリーを増やしたい、の話はここから来ています。このような場面では、海外経験の長い同僚などに相談し、助けを借りるようにもしています。

もうひとつは「議論のスピード」です。職場の雰囲気については、メンバーは英語ネイティブでない方ばかりですが、みなさんよく喋ります。良い意味で活気がある反面、主張が強いという一面もあります。成果を出し、きちんと貢献しようという意思が強いメンバーが集まっている環境だと思います。実際に、その場で次々と意見を出す“マシンガントーク”のようなスタイルの方も多く、議論が良い方向に進むこともあれば、収拾がつかず軌道修正が大変になることもあります。そのスピード感についていくのは正直簡単ではなく、自分なりの工夫が必要だと感じました。例えば、

私の場合は「内容を都度整理してみる」ようにしています。みなさんよく喋る分、議論の内容が散らかる場面もあるので、私は逆にそれを構造化してみたり、自分の理解を確認することで共通の認識を構築していくことへの貢献を意識するようにしています。また、時には、あえて一対一の場を設けて確実に意思を伝えることもあります。部署のメンバーは皆、意見に対して耳を傾けるので、こうした形で、周囲と補い合いながら仕事を進めるのが自分のスタイルになっています。

日本人特有の感覚をよく理解しているネイティブコーチ陣

Q:ネイティブコーチおよびコンサルタントに対する満足度はいかがですか

御神村様:とても満足しています。ネイティブコーチの方々はビジネスの基本理論をしっかりと理解されているので、たとえば「リーダーシップ」というテーマを取り上げた場合と、まずは簡単な理論的な枠組みを踏まえたうえで「大事なポイントはここだと思いますが、あなたはどう考えますか?」と投げかけてくださいます。私も自分の経験を交えてお話ししますが、それに対して的確なフィードバックをいただけますし、ご自身の体験や考えを踏まえたコメントをくださるのも、とても参考になります。

特にありがたいのは、コーチの皆さんが日本人特有の感覚をよく理解してくださっていることです。欧米の教科書的なの理論をそのまま押しつけるのではなく、日本人が「ちょっと違和感があるな」と感じる部分に対してセンスを持っている方が多いので、私の感覚についても共感を持って頂いただけながら意見交換ができている気がします。こうした共通認識があることは高い満足度にも繋がっていると思います。

コーチだけでなくコンサルタントの方も、プロフェッショナルな意識が高い方が多いと思います。コンサルタントの方には毎日メールをいただきますが、そのメールの内容もかなり準備されていると感じます。関心の高いトピックを送ってくださるとモチベーションになりますし、自分で調べても様々な情報に触れることが可能ですが、良質な情報ソースを提供してくださるのはありがたい点です。別の質問でもお答えしていますが、レッスンに加えてコンサルタントの方とのやり取りのなかからも学びがとても多く、大変満足しています。

Q:トライズを英語学習者におすすめしますか

御神村様:社内でも「トライズどうですか?」と結構相談されます。あくまで個人の感想ですが、良いと思う点は率直にお伝えするようにしています。一方で、受講効果は、モチベーションにも大きな影響を受けるのは事実だと思うので、モチベーションが高い方ほど特におすすめできると思っています。例えば「こういった場面での意思疎通をスムーズにしたい」等、具体的なイメージがある方には非常に合っていると思いますし、学習意欲が強く、成長欲求が高い方にもぴったりだと思います。

◆人事研修ご担当|新島様◆

努力が数値に表れる、確かな成長の実感

Q:英語研修に取り組む社員の変化を、人事の視点からどう評価されていますか?

新島様:我々はJT-NLP事務局として毎月、受講者の学習状況をトライズから報告を受けています。VERSANTスピーキングテストのスコアは、御神村さんに限らず、受講者全体として着実に上昇しており、数値的にも「英語力の伸び」が裏付けられています。

また、研修継続の条件として最低学習時間を設けており、受講者の皆さんは多忙な業務の合間を縫って、しっかりと学習時間を確保されています。

本日、御神村さんのコメントを隣で聞いていて、トライズからここまで高いクオリティでサポートいただいていることを改めて実感し、安心感を持ちました。受講者の皆さんが学んだ英語を実務に活かせているのであれば、それこそが研修の成果であり、私たちとしても非常に満足しています。

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