エストニア視察旅行Report(後編)

レポート

ツアー3日目の5月17日、エストニア政府が、世界に向けてデジタル社会をPRしているe-エストニア・ショールーム施設に向かいました。


ソ連から独立後、小国だからこそ大国に負けない技術としてITに力を注ぎ、その結果、IT業界の先進国として成長したエストニア。その技術の賜物である電子政府「e-estonia」について、約1時間のプレゼンを聞きました。

エストニア国民は自身のeIDカードを使うことで、99%の公共サービスに24時間アクセス可能とのこと。皆で「地域によっては、住民票の受取りにわざわざ役所に行かなければなりません。その労力を考えると、素晴らしいサービスですね。」と、日本との大きな違いに圧倒されました。

また、プレゼン後の質疑応答では、何名かの参加者様たちが、日々の学習の成果を発揮くださり、英語での質疑応答に積極的にチャレンジされました!!

e-エストニア・ショールーム訪問後、Latitude59会場へ。2日目のプログラムにも参加できました。

参加者の皆様は昼食時間をはさんで、各自アプリを駆使しながら、興味のあるプレゼンやディスカッション、1on1の商談をご自由にお楽しみいただきました。

Latitude59で2日目のメインイベントは、「Latitude59 Pitch Competition」! エストニアへの往復航空券と現地事業支援をかけて挑んだ事業家たちは、立ち上げた事業を審査員として選ばれた起業家たちの前でプライドいっぱいにアピール。私達はその白熱した様子をライブで拝見、思わず息をのむ展開が見られました。

100人以上のオーディエンスの前で、短時間でいかに事業の強みと今後の展開をアピールするのか、そして審査員からの質疑応答に答えるのかは、英語の勉強だけではなく、効果的なプレゼン、さらには話し方の実践的なインプットになることを強く感じました。

内容も気づきも盛りだくさんの2日間のLatitude59を楽しむうちに、エストニアでの最後の夕食を楽しむべく、TORAIZスペシャルとして皆様と共にフェアウェルディナー会場へ。

レストラン「Olde Hansa Restaurant」は、ホテルから徒歩1分ほどのロケーションでした。中世の雰囲気たっぷり、美味しいエストニア料理と地ビールと共に、最後の夜を皆さんと一緒に満喫しました。

いよいよ最終日。2時間の旧市街ツアーからスタートしました。

世界文化遺産のタリンの旧市街は、徒歩で回れる程の広さですが、中世の姿がそのまま残された歴史ある街。建物はパステルカラーでかわいらしく彩られ、教会の鐘の音が響き渡り、雰囲気たっぷりでとても素敵でした。

その後、タリン空港に向かい、フィンランドを経由、翌19日の朝に、
無事に成田空港へ戻ってまいりました。

今回のエストニア視察旅行を通じて、参加者の皆様には、日頃トライズで学んでいただいている英語を実践で活かすと共に、世界最先端のデジタル社会を学んでいただきました。皆様が積極的にご自身の英語を駆使なさり、さらには、Latitude59での商談を通して次なるステップへ進まれようと夢中になるお姿を拝見でき、私達関係者は、これまでセンターで感じられた感動とは別のかけがえのない嬉しさや充実感をありがたく頂戴いたしました。

今後もこのような貴重なご経験を得ていただけるような旅行企画を立てていきます。

改めまして、今回のエストニア視察旅行にご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました!