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語学はありとあらゆる可能性を広げられると思っています

【コンサルタント・インタビュー】

コンサルタント 山﨑

<プロフィール>
  • 中高時代は英語が苦手だったが、マレーシアへの旅をきっかけに英語を話せるようになりたいと一念発起。
  • 大学時代はParliamentary Debate(英国議会式即興型英語ディベート)で国内外で数々の結果を残す。国際大会の審判としても活躍。
  • 大学卒業後、社会福祉に従事。
  • ソーシャルワーカーとして培ったコーチング技術を英会話業界に活かしたいトライオンに入社。
  • トライズのコンサルタントとして勤務

トライズのコンサルタント山﨑さんにご自身の英語学習の経歴やトライズのプログラムの魅力について伺いました。

コンサルタント自己紹介

山﨑と申します。イングリッシュコンサルタントとして受講生様の学習サポートをさせていただいております。

トライズに入社した理由

元々とても語学が好きでした。語学はさまざまなもののベースになっていて、語学から人間関係や仕事の幅が広がり、ありとあらゆるものの可能性を広げると思っています。

私はパソコン相手ではなく、人相手の仕事がしたいと思っていたので、1対1で直接その人を笑顔にして、さらに語学という手段でその人の可能性を広げられるなら、こんなにいい仕事はないなと思ってトライズに参加させていただきました。

コンサルタントの英語学習歴

ベースとなるのは中学・高校・大学受験のときに学んだ英語なのですが、当然大学に入学した当時は海外経験もなかったので、全く話せませんでした。しかし語学に対する思いはあったので大学で競技として英語ディベートにずっと打ち込んでおりました。話せないけれどもひたすら人前で話す、話せないけれど何度も何度も音を聞くという実践ですね。話す機会の場数を踏んで、だんだん、だんだん話せるようになっていきました。

英語学習で苦労したこと

やはり、聞けないということです。皆さんも同じだと思うのですが、中学・高校まで6年間あれだけ学習していたにもかかわらず、それでもネイティブの言葉が全く聞こえない。先ほどお話しした英語ディベートをやっているときや、そうでなくても何か外国人の話をするときでも、そもそも相手の言っていることが分からないから、自分の言いたいことが言えないことに歯がゆさを感じるところは本当にありました。聞けないのが一番大きな壁でした。

トライズの仕事について

まず本当に働きやすいと感じました。というのも1人の受講生様に対して1人、私というコンサルタントが付くのですけれども、私だけがその方のサポートをしているわけではなくて、コーチや他のコンサルタントもその方に興味を持ってくれてみんなでサポートをしています。トライズは、チームで1人の受講生様を一生懸命にサポートしているところで、本当に働きやすく仕事をさせていただいております。

やはり目の前の人とお話をして、受講生様が変わっていく、仕事でこういうことができるようになったという変化が目に見えて笑顔になる、活躍の場が広がっていくところが自分のやりがいです。幸せな仕事だなと思っています。

トライズの研修制度

まずこういった対面での研修に始まり、あとはオンラインでの研修、そして配属された後のOJTという3本柱で研修を受けさせていただきました。

特に印象に残っているのはOJTで、他の会社さんと同様にメンターの方が付くのですが、メンターの方1人に教わるというだけではありませんでした。例えば、トライズの受講生様へのコーチングとなるプログレスチェックの研修では、全てのコンサルタントのプログレスチェックに同席させてもらいましたね。いろいろな方から直接学ぶ、話を聞くだけではなくて、その人が実際にやっている仕事を直接見られたのは印象深いですし、学びになって今につながっていると思っています。

コーチングと一般的な英会話スクールの違い

私はスタート地点とゴール地点だと思っております。トライズでのゴール地点は英語の習得です。英語をマスターすることにゴールが置かれています。

さらにスタート地点も私は違うと思っていて、パッケージがあるわけではなく、例えば10個ぐらいのパッケージを用意してそこに当てはめていくというわけでもありません。コンサルタントの仕事にしろ、コーチとのレッスンにしろそうなのですが、「結局、英語を使って何がしたいのですか?」と受講生様から聞き出すことがスタートです。

英語は手段でしかありません。英語を使った先に必ず何かがあります。仕事で使いたい。恋人と英語で話したい。さまざまな理由があります。そこに向かうために何ができるかを一緒に考えていく、何かを提供するというよりも一緒に作り上げていくというのがスタート地点です。

このスタートとゴールが違うので、一般的な英会話スクールとは中のプロセスもアプローチ方法も全く変わってくるのですが、そこが大きな違いかなと私は思っております。

トライズ受講生の職業や受講目的

本当にさまざまです。年齢層は私が担当している方ですと20~60代で、経営者の方が多いイメージはあるのですが、そうではない普通の会社員の方、あとはバイトをしている方もいらっしゃれば、男女比も、職種も本当にばらばらなので、いろいろな分野の方に関わってサポートさせていただいております。

日本人に多い英語学習の悩み

いろいろな職種、いろいろな年齢、いろいろな属性を持った方がいらっしゃると言ったのですが、やはり1人では英語の壁に立ち向かえないというところが共通していると思っています。1人では難しいのでコンサルタント、こういったコーチング系の英会話を選ばれてお話を聞きたいという方が多いように感じております。

独学で継続できない方はトライズへ

トライズのやり方がベストだと信じております。ただ、独学や他のスクールさんでやっていたことは決して無駄ではないと思っています。英語に触れるという意味では、何を学んでも、どういった手段を用いても英語は伸びると私は思っています。しかし、それが受講生様のゴールを達成するための最適な教材かといわれると、やはり少しずれてしまっている、離れてしまっていることがあります。

それに対してトライズでは、その方のゴールを明確にして、例えば、ビジネスの場であればどのような会議で、その会議には一体何人の方がいて、そのうちネイティブ、ノンネイティブは何人ぐらいで、どういった資料があるのか、事前に資料はあるのかないのかなど、その場で9割聞けるようになって、しどろもどろだけれども自分の伝えたいことを全部伝えられるようになるといったゴールを明確にして、そこに向かって教材を選ぶ、レッスンの方法をカスタマイズしていきます。

そのように、一番ゴールに近い最適解を提供できるように考えてさせていただいているのは本当にありがたいことですし、トライズの強みだと思っております。

1年間の英語学習の必要性

短期でも確かに多少の英語力は付くと思っております。ただ、多少はつくだけであって、その方の本当に目指したい、英語を使って何がしたいか、どういう世界にしていきたいか、どういう人生にしていきたいか。そこまでは2~3カ月では到達するのが難しい方が大半だと思っております。

1年間やり遂げることで何が起こるかというと、当然1年間ではネイティブにはなれません。私もネイティブではありませんし、ネイティブレベルではありません。ただ、今後の人生を考えたときに、1日3時間は達成できなくても、どんなにつらい時期であっても30分でもいいからやり続けた、その後は繁忙期が終わって足りなかった分を取り戻した。そのように1年間やり遂げることによって、2年後、3年後、さらに高い目標へと更新されていったときに、1年間を乗り越えたという経験は大きくなると思いますし、1年間あればゴールまでたどり着けると思っております。

コンサルタントとネイティブコーチのサポート体制

まず特に何も問題がなくても、必ずスチューデントレビューというものを行っております。定期的にコーチとコンサルタントが直接、もしくはWeb会議で1人の受講生様に対して、例えば、コンサルタントはどういうサポートをしているのか、どういうレッスンをしているのか、受講生様の認識やこちらから見た受講生様のレベルのすり合わせなどを行っております。

それがベースにあった上で、プラスして例えば受講生様から、レッスンスタイルをこういうふうに変えてほしいといった要望があったときは、随時ミーティングを開いたり、メールでのやりとりを通してカスタマイズしていくようにしております。

担当した受講生の学習成果

一人一人への思い入れが深いので皆さん印象に残っているのですが、あえて言わせていただきますと、まだ受講中の方がいらっしゃいます。その方は本当に努力家で素直な方で一生懸命やってくださっています。スピーキングにおいては上級者レベルなのですが、やはりリスニングは勉強不足などではなくテクニカルに難しいという方でした。

そういった方を担当していく中で、それこそ先ほどお話ししたコーチとの連携を重要視して、何度も何度もコーチと話し合いをしました。例えば、コーチは難聴の方に対する英語の聞こえ方の論文を拾ってきて、tやsの音が聞こえていない方にはこういうレッスンを提供すればいいとか、逆に私はシャドーイングのやり方など、そういったものに関しても口元が見えていれば聞けるのであれば、口元が見えているようなその方のレベル・目的に合った映像を用意してシャドーイングをしてもらったり、そういったカスタマイズを繰り返していきました。それから2カ月目、3カ月目になって少し聞けるようになったとおっしゃってくださったときは、難しいと思っていた壁を一緒に乗り越えたという喜びが大きかったです。あえて言うなら、それが印象に残っている受講生さまです。

1日3時間の英語学習時間の確保の方法

まず皆さん3時間の学習というと、こういった机と椅子に座って3時間やり続けるというイメージが刷り込まれていると思うのですけれども、言ってしまえばスマートフォンと同じです。恐らく、多少仕事の余裕のある方であれば1日にスマートフォンをいじっている時間は、特に若い世代の方なら3時間を超えていると思います。そういった「隙間時間」や電車に乗りながらという「ながら時間」、さらにちょっとお風呂で湯船に浸かっているときの時間など、そういった細かな時間を積み重ねていけば、意外と3時間はいくものです。

実際に受講生様と一緒に学習計画を立てるのですが、その中でこういった「ながら時間」はありませんか?「隙間時間」はありませんか?と話していくと、いつの間にか1日3時間が達成できている、これならできそうということで、1日3時間、週20時間を達成してくださる方が多いです。

ものすごく忙しい、例えばコロナ禍でのお医者さんなどでない限りは、工夫次第で1日3時間を継続できますし、確保できると思っています。

日本人が英語学習で悩むポイントとアドバイス

つまずきやすいポイントは伸び悩みです。英語学習は本当に数値化しづらく、成果が目に見えづらいところが一番大きいと思います。例えば、VERSANTのスコアやTOEICのスコアは最初の2~3カ月で上がっても、その後は点数が停滞してしまったという方、何でこんなに一生懸命1日3時間やっているのに伸びないのだろうという場面では、やはりモチベーションが落ちてしまう方が多くて、そこが一番英語学習における壁かなと思います。

そのような方に対しては、さまざまなアプローチ方法を取っておりますけれども、例えば、昔使っていたいろいろな教材を使って、「当時と比べてこんなにできるようになりましたね」とか、最初にネイティブとお話しされているときの映像を持ち出して、「この頃と比べると何々さんはだいぶ話せるようになっていませんか?」と、過去と比較するような題材を何か用意して、そこで成長を感じてもらうことによって、1日数ミリでも数センチでも進んでいる。昔と比べて今もまだまだだけれど成長していると実感してもらって、モチベーションを取り戻して、また学習をこつこと始めていただいています。

なぜトライズでは英語が話せるようになる?

これは、ひとえに受講生様ご本人とネイティブコーチとイングリッシュコンサルタント、この3人の連携によるものだと思っております。どれか一つが欠けてもいけないと思っていまして、コーチはひたすらアウトプットの場でその方に合わせたレッスンを提供していく。コンサルタントは周辺の学習環境を整える、時には影から応援するだけ、時には直接横に行って手を引っ張ってあげるという伴走支援をする。そして受講生様ご本人がやらないことには当然学習はできません。この3人の意識をすり合わせて同じ目標に進んでいくことで、1年間を通して十分な学習時間と質を確保して、1年間で英語を身に付ける、それがトライズの強いところだと思います。

トライズが目指す英語のゴール

トライズの目指すゴールは分かりやすく、1人で海外出張に行って、そこで仕事をこなせるという明確な目安はあるのですが、当然これはトライズならではで、カスタマイズということを考えると、受講生さまによってゴールは違います。ですから、一概にはお答えできないですし、その方に沿ってカスタマイズをしていっているのであれば、明確な着地点は受講生様の数だけお答えがあると思っております。

ただ、1年間を通して全員に共通してしっかり学んでいただいて、その方が満足するゴール、満足する英語力は到達できると思っています。

トライズの魅力

これは私の座右の銘にもなるのですが、一言で言うならば「Slow and sure」です。

これはゆっくりと、しかし着実にという意味です。英語学習は一念発起して何カ月か集中しただけでは、ネイティブレベルにもゴールにもたどり着けません。しかし当然やらないことには英語力は伸びません。毎日ひたむきに、こつこつと、ゆっくりでもいいので着実に頑張っていくことで、必ず各受講生様にとってのゴールに近づいていきゴールを達成できます。なので、ゆっくりと、しかし着実に「Slow and sure」で一緒に英語学習を頑張っていければと思っております。

トライズ受講を検討されている方へ

語学ができるようになると、特に英語ができるようになると本当に世界が変わります。見えている世界もそうですし付き合う人たちも変わります。ですから、英語を学習したいという気持ちを、まず大事にしていただきたいです。

その中で一体どのスクールさん、どういった教材、どういった学習方法が適切か、最適解かは個々人によって違いますが、われわれトライズとしては本当にその方に合わせてカスタマイズしたサポート、レッスンを提供できると自負しております。もしご興味を持たれていらっしゃる方がいれば、ぜひ一度お話を聞きにお越しになってください。そこでカスタマイズというけれど、私には一体どういったサポートをしてくれるのか、私には一体どんなレッスンをしてくれるのかを聞いていただいた上で、ご自身の学習環境に一番合うと思いましたら、ぜひトライズでお会いしたいと思っております。