今回は、コーチング英会話「トライズ」丸の内センターで英語コーチング本科と、TOEIC^®対策プログラムを受講いただいた、公認会計士のＹ・Ｓ様にお話をお伺いしました。
所属される法人から提供された研修として学習を開始された後、どのような1年間を過ごされて、どのように英会話力やTOEICスコアがアップしたのかを率直にお話していただきました。

トライズの法人研修は自分を高められるチャンス

会社として英語研修に力を入れることになった背景からお聞かせいただけますか？

最近、クライアントである上場会社がグローバル化してきているため、担当する監査人もグローバル化しなければいけなくなっています。

社内でグローバル対応の施策を進めるなかで、自分にも白羽の矢が立ちました。「先頭に立って汗をかいて、トライズで勉強してきて」と。役職レベルの高い人間がその姿を職員に見せることで、全員がポジティブに英語習得に向かっていけるからというのが背景です。

英語自体に苦手や抵抗感はありましたか？

とてもありましたね！中・高・大と、そんなに一生懸命英語をやってきたわけではなかったですし、海外の方とコミュニケーションをとるときに体の大きさや太い声に圧倒されて、小さくなってしまっていた傾向はあると思います。

会社からTORAIZ（1年1000時間）についてお聞きになった際の率直なご感想は？

率直には、「なんかスゴイのが来たな。」という感じでした。大変なプログラムに僕を選んだ人が、笑顔で「行け」と言っているのが思い浮かびました（笑）

でも、なんとなく「これって良いきっかけなのかもしれない」とは思いました。それまで自発的に勉強しようと思っても、途中でやめてしまったことも多かったので・・・。これはチャンスであって、自分を高められると思ったことは事実です。

コンサルタントがいたから学習を継続できた

1週間で20時間（1日3時間）の学習は、仕事と並行してできましたか？

睡眠を削るだけでは能率が上がらないので、まず土日を上手く使うようにしました。あとは、平日の1日のなかで、どの時間をどう使うのかをよく考えました。

シャドーイングとフレーズ暗記が学習項目でしたが、シャドーイングには文章構文やリンキング部分を確認して文章の分析をする工程と、発話を繰り返す工程の2つがあります。2週間単位で課題をこなしていく中で、2つの工程をそれぞれどのタイミングでやるのか（通勤時間は発話の繰り返し、机に座れる時間には分析、など）考えながらPDCAを回していくと、最終的には睡眠を削ることなく1週間の中で20時間の学習時間を捻出することができました。

担当のコンサルタントはどんなサポートをさせていただきましたか？

コンサルタントの方って基本は並走してくださる存在です。私はムラがあるタイプなのですが、スピーキング本科の担当コンサルタントは仕事が忙しくなると適度な距離を置いてくれて、またリズムが戻った瞬間には燃料を入れてくれるような人だったので、非常に心地よかったです。この年齢で怒られるとイヤになってしまうので…。

TOEIC対策プログラムの担当コンサルタントは一回目のプログレスチェックでは手厳しかったのですが、2回目以降は怒られることなく、自発的に動くよう促してくれる指導方法を取ってくれました。トライズのコンサルタントは、一人一人のキャラクターに合わせて、カードの出し引きをしているんだなと思い、それがまた信頼につながりました。

コンサルタントが、テレビ番組で将棋の羽生さんの話を紹介してくれたことがありました。羽生さんは「あなたにとって才能とは？」と質問された際、昔は「閃き」だと答えていたそうなのですが、最近では「間違いなく継続できることだ」と答えているそうです。

その話は自分にとって目から鱗でした。継続とは“するべきこと”であり、これが出来ないと英語も話せるようにならないとプレッシャーに思っていました。でも、継続できることというのは才能であり高いハードルであって、それをトライズのコンサルタントのフォローで出来るようになるのであれば、と救われた思いでした。

英語で伝えられたという自信が得られたネイティブレッスン

ネイティブ・コーチとのレッスンで話せるようになった！と思った瞬間はありましたか？

レッスンは、基本的に1週間ぐらい前にトピックが送られてきて、話す準備をしてから臨む形式でした。ビジネス感覚に長けたコーチで、自分のビジネス観にとってもプラスとなるような話を“英語で”出来たことが貴重な機会でしたね。

大学教授の経験があるコーチもいたのですが、ビジネスモデルをつくるというレッスン内容で、発話内容がロジックから逸れてしまい、強めに指摘されることが5～6回続いたことがありました。つらかったのですが、コンサルタントにもアドバイスをもらい、ロジックを整えて、準備や意見の述べ方を英語の話し方風に整理しなおし、レッスンに臨むようにしました。

その後、そのコーチから「色々と気づきをもらった。自分も勉強になったよ、ありがとう」と言われた回があり、すごくうれしかった思い出があります。終わった後は30～40分ぐらい放心状態でしたね（笑）ネイティブレッスンの質には満足していました。

一緒に法人研修として受講された皆さまとは、どのようなコミュニケーションを取っていましたか？

一緒に仕事をしているメンバーが一人いましたが、Versantの点数は微妙に競い合っていましたね（笑）彼のほうが、点数が先行していたため、それが「負けられない」というモチベーションになりました。仲間がいるといいと思います。

1年間で、Versantが最初32点から51点まで伸びましたが、スコアはどのように意識されていましたか？

スコアはモチベーションの鏡ですね。 踊り場感が出たり、下降感が出たりして、受けたくないなと思ったこともあります。精神的なバランスに影響を与えるものだからこそ、コンサルタントにも見てもらって、一緒に分析し弱点について考えました。文章構文という項目が弱かったのが、リピーティングのスキルをトレーニングして、その苦手克服ができたことで最後スコアを上げることができました。

TOEICでも目標を達成

TOEICの学習にトライズをもう一度選んでいただけた理由はどういったものでしたか？

目標はTOEICで800点を越えることでハードルが高かったので、自身でやれるかどうかが分からなかったし、ブレークスルーするためにも踏み込まないといけないと思っていました。

スピーキング本科で1年やって、並走してもらって自分に足りない部分を分析してもらい、提案してもらって学習するというサイクルが心地よく、トライズの世界観に共感が持てていたので、短期間で目標達成ができれば、最終的にはリーズナブルだと考えたんです。

TOEIC対策プログラムを2ヶ月間頑張られて、結果はいかがでしたか？

トライズのIPテストでは880点までいきました。びっくりしました。社内のテストでも800点を越えることができましたよ。2ヶ月間で7～8回ぐらい、模試や過去問題集を解きました。最初は680点からスタートして、1ヶ月で750点前後まで到達することができ、2ヶ月目に800点前後で安定してきたので目標には届くなと思うことができていました。

パート3というセクションが一番苦手で、毎回の模試の後にコンサルタントに相談をしていましたが、おすすめされた教材で自分にあったやり方を得ることができてから、急にスコアが上がりました。

トライズって、すごい（数字の）コミットを出しますよね。心意気を感じました。だからこそ、お互いに数字に向かっていけるというのも良いですよね。

法人英語研修の導入事例はこちら！

トライズの法人英語研修は、国内大手グローバル企業に続々採用されています。
今回ご紹介した企業様以外の導入事例につきましては、以下のフォームからダウンロードいただけます。