採用から1つひとつのレッスンまで、徹底的に品質管理

【サポートスタッフ・インタビュー】

教務部 Gary Hoogwerf

<プロフィール>
  • カナダ オタワ出身
  • ベルリッツにてヘッドティーチャー、センターマネジャーを経験
  • その後、GABA、留学エージェントなどを経験
  • 現在は、トライズで主にネイティブコーチの管理などを行っている

トライズでは、受講生様一人ひとりに専属のネイティブコーチが付き、週3回ネイティブとのレッスンを行います。そのネイティブコーチのマネジメント をしているのが今回インタビューをしたGaryさんです。

ネイティブコーチの採用基準やネイティブコーチのレッスンのクオリティをどのように高めているのか伺いました。

自己紹介をお願いいたします。

Garyと申します。出身は、カナダでオタワの近くです。

現在のトライズでの仕事について教えてください。

トライズ 教務部の部長として働いています。ネイティブ・コーチ、日本人コーチの採用やトレーニング、管理などが主な業務になります。 コーチは受講生様の学習にも深く関わる存在ですから、必要に応じて受講生様のサポートも行っています。

なぜトライズで働くことを決めたのですか?

日本に住み始めて約30年ですが、トライズに入る前は別の英会話スクールで働いていました。

トライズでは専属のイングリッシュコンサルタントとコーチが1年間のプログラムの中で受講生様の英語の目標達成までサポートします。その点がトライズと他の英会話スクールは大きく違っており、大変魅力的でした。

私が今まで働いていた英会話スクールの中では、そういったプログラムを考える人は誰もいなかったと思いますし、トライズで働くことはとても興味深いチャレンジであると思いここで働くことを決めました。

トライズ に入る前の仕事の経歴について教えてください。

日本に来てから10年間ベルリッツで働いてまして、そこではヘッドティーチャーとセンターマネージャーをしていました。その後は、英会話スクールのGABAで約5年働き、ここに入る前は、留学エージェントで人事マネージャーとして、支店での英会話レッスンやカフェレッスンを東京で行っておりました。

トライズで働くことのやりがいは何でしょうか?

一番のやりがいは、この英会話業界の新しいスタイルを作り上げることですね。コーチングスタイルの英会話スクールというのは今まで全く存在しませんでしたし、この仕事はとても面白いです。

そして若くモチベーションの高いコンサルタントやネイティブコーチと一緒にトライズのメンバーとして働けることは大変やりがいがあります。

次にトライズのインテグレイティド・マネジメント・システムについて

インテグレイティド・マネジメント・システムとは何ですか?

イングリッシュ・コンサルタント、ネイティブコーチと、受講生様が共に一つのチームとしてまとまるためのプログラムです。これまでも同様のサービスは提供していましたが、より効果的に受講生様をサポートできる内容にグレードアップしました。

プログラムの内容としては、まずネイティブコーチが生徒の詳細なレベルチェックを行います。レベルチェックを基に彼らは、CanDoリストを利用して一人一人に合った英語学習のゴールまでのロードマップを作成します。

そのロードマップの中では短期・長期のゴールを設定し、コースの期間中プログレスチェックで定期的にそのゴールまでの進捗を確認します。学習の進捗状況を見て、必要であれば学習内容を現状に合ったものに変更していくなど、フレキシブルに対応することができます

このプログラムの1番良い点は、受講生様が能動的に自分自身に最適な学習をコーチ・コンサルタントと共に作っていけるという事ですね。

受講生様は、現在の自分の英語力の現在地や進捗を実感し、高いモチベーションを維持しながらゴールまでの学習を進めることが可能になります。

トライズのレッスンのリアルタイムパフォーマンスシステムとは?

簡単に言えば、スターレイティングシステムのようなものです

例えば、UberやAirbnbのように、受講生様がレッスン受講後にそのレッスンに対する評価を毎回リアルタイムで行います。

このリアルタイムの評価によって、私たちは受講生様のリクエストをすぐに把握し、問題があれば適切なフォローアップを行う事ができます。

他にもコーチを評価するシステムはあるのですか?

評価システムとしては2つで、スターレイティングシステムの他に、フィードバックシステムもあります。

フィードバックシステムでは、受講生様が学習ページにアクセスしレッスン評価の専用フォームを使い、より詳細なフィードバックを報告することができます。

使用している教材について・コーチのコーチングスタイルについてなど、様々な声に対応します。

この2つの評価システムを同時に使う事で、コーチのクオリティを維持し、受講生様・コンサルタント・コーチに対して、最適なサポートをすることが可能となります。

コーチの評価が良くなかった場合はどういう対応をしますか?

その原因はいくつかあると考えられますので、まず担当コンサルタントにレッスン評価の詳細を聞いてもらいます。原因は、性格なのか、学習時間なのか、もしくは使用している教材なのかを確認します。

もし原因がコーチングスタイルや教材などによるものであれば、レコーディングしているレッスンを実際に確認しフォローアップを行います。

そして受講生様のリクエストをもとに担当コーチとコンサルタントを交えて、原因と思われる教材や教え方をより良いものにアレンジしていくためのディスカッションを行います。

ネイティブコーチ採用の基準を教えてください。

全てのコーチが大学を卒業しており、ネイティブスピーカーもしくはネイティブレベルのスピーカーです。

また英語講師の経験があるのはもちろんの事、他の業界でのビジネス経験や資格があることも重要視しています。例えば、MBAやCPA(公認会計士)、医療業界での経験などですね。

トライズの受講生様は、様々な業界の方がいますので、実際に同じ業界のビジネス経験があると、その経験を生かしたレッスン指導を行う事が可能になります。

トライズのレッスンと、他の英会話スクールのレッスンは何が違いますか?

ほとんどのスクールが「レッスンをカスタマイズする」と言っていますが、私たちは他のスクールとは違って自社教材を使用していません。

多くの英会話スクールが自社教材を販売することで利益を得ていますが、自社教材を使用する場合のデメリットは、コーチも受講生様も必ずその教材を使わざるをえないことです。

同じ教材を使用することになると、トライズのように目的やゴールに合わせて学習内容をカスタマイズすることは非常に難しいです

トライズのコーチや受講生様は使用する教材を、一人一人のレベルや目的、ゴールに合わせて選ぶことができます

また選んだ教材のすべてを使用する必要もありませんし、本当に必要な部分や受講生様が興味のある部分だけをピックアップして使用するなど、アレンジして学習を進めることができます。

英語学習について

英語習得のために会話の練習はどのぐらい大事でしょうか?

英会話の練習は、英語を習得するために一番大事なことです。具体的には、英語でコミュニケーションを取ること、そして話すことです

日本人は、一般的に試験勉強のための英語ばかり学んでいるので、今までほとんど英語を話すことをしていません。中には自分の英語に自信がないなど、英語を話すことに対してコンプレックスを持つ人もいます。

でも例えば、あなたがもしゴルフや水泳が上手くなりたいと思ったとしても当然上達するには時間がかかりますよね。上達するためには必ず練習をして少しずつスキルを磨いていく必要がありますし、それは英語も同じです。

重要なことは、「とにかく練習しなければならない」という事です。他に選択肢はありません。

日本人が英語取得のためにやらなければならないことは何でしょうか?

ナイキも言っているように “just do it.” とにかくやってください。英語がうまくなりたいなら発音や文法を気にしすぎないで英語を話すことが大事です。

そしてもう机に向かう勉強から卒業して、英語を使ってコミュニケーションをとるという行動を始めましょう。

完璧じゃなくても良いでので、相手に伝えたいことを伝えて、理解しあえるコミュニケーションが取れれば大丈夫です。

英語を学ぶ際に、メンタルブロックを取り除くことは必要だと思いますか?

もちろんです。先ほど私が言ったように、日本人の中には英語に対するコンプレックスを持っている人がいると思います。どんな事を学ぶ場合も同じですが、新しい事を学ぶ際には必ず大きなチャレンジがあります。

ミスもしますし、モチベーションが下がる事もあるでしょう。大事なことは、常に自分の中に短期・長期の目標やゴールを持ち続けることです。

アジア人の英語学習者の中で、英語を話すときに別人格を作ろうとする人は多いです。中国人や韓国人と英語を話す機会があるとわかりますが、彼らのほとんどはイングリッシュネームを持っていますし、英語学習の際には英語を話す人物になりきります。英語を話す人格になることは、ミスを恐れなくなる簡単な方法の一つだと思います。

日本人は発音や英語を気にしてシャイな性格になることが多いですが、その点はどう思いますか?

日本人は試験に合格するための英語ばかりやってきましたが、英会話はテストではありません。英会話は実世界のコミュニケーションですし、今では英語は世界で広く使われていいます。

ネイティブスピーカーだけでなく、中国人もマレーシア人も英語を話しますし、他の国でも当たり前に英語を話す世界になっています。非常に多くの国で英語が使われていますが、その国や地域によっても英語の発音もそれぞれ違うのは当然ですよね。

実は発音は、それほど重要ではないです。世界の人たちと英語を使ってコミュニケーションが出来ることが一番重要なのです。

トライズのように1年間の英語学習は必要だと思いますか?またなぜですか?

私の経験からも1年という期間は当然必要だと考えています

トライズの場合、英語力が初級の受講生様であれば、1年間の英語学習でコミュニケーションがスムーズに取れるまでに成長できます。

中級程度の英語力の受講生様であれば、ビジネスでも問題なくコミュニケーション出来るまでに成長できるでしょう。上級レベルであれば、発音・文法に加え交渉やプレゼンなどのスキルを更に磨き上げることが出来るでしょう。

私の場合は、もちろん流暢ではないですが、日本語を1年学び必要なコミュニケーションは日本語で取ることが可能になりました。

皆さんもトライズでの1年間で英語の目標が達成できるでしょう。

英語学習をしている方やトライズを検討している方に一言お願いします。

英語に対して不安を持っている人が多いと思いますが、心配しないで大丈夫です。

あなたは英語を話せるようになります。そのためにはまず英語を話す練習を始めましょう。

あなたの英語の目標達成のために私たちは英語学習に必要なチームとプログラムを用意して待っています。トライズと一緒ならきっとできるはずです。