コーチング英会話「トライズ」の法人英語研修を受講された大阪ガス株式会社の長谷川 雄亮様。英語力を上げたいとトライズを受講され、今ではファシリテーターとして英語での会議をコントロールできるまでの英語力になったと語ります。トライズのレッスンやサポートについて伺いました。

オンライン英会話では英語力の向上に限界を感じ、トライズの英語研修を受講

現在のお仕事についてお聞かせください。

2017年に資源・海外事業部に異動してから、インドネシアのインフラ開発案件を担当しており、翌年4月からインドネシア・ジャカルタに駐在しています。

もともとハイレベルな英語力をお持ちでしたが、トライズ受講のきっかけを教えていただけますか？

以前1日30分のオンライン英会話プログラムは利用したことがあったのですが、自分が期待するフィードバックを得ることができませんでした。

英語力をさらに磨き、もう一段階上のステップに進みたいという強い思いから、会社のトライズを活用した英語コーチング学習施策に応募することにしました。

オンライン英会話以外にはどのような学習をなさっていましたか？

ジャカルタ駐在員という立場上、ナショナルスタッフとの会話やお客様との面談は基本的に英語で行われます。それを英語アウトプット学習の機会としても活用できるように、日ごろから積極的に発言するように意識していました。一方で、新しい単語を覚えるなどインプット学習については時間が取れず、疎かになっていました。

英語での会議をコントロールできるファシリテーターを目指して

受講開始にあたり、どのような目標をお持ちでしたか？

お客様との打ち合わせの目的を達成するために、ファシリテーターとして英語で会議を円滑に進行し、コントロールする能力を身につけることが目標でした。

ファシリテーターの役割を果たすとき、ここが英語の課題だと思われるポイントはございましたか？

面会の前には、このミーティングで何を実現したいかという自分たちの目標を用意していますが、お客様が当初予定していた話題以外の会話に時間を割いてしまうこともあり、限られた時間の中で必然的に目標を達成できないこともありました。話が脱線したときに軌道修正するなど、英語で会議全体をコントロールする力が不足していることが課題でした。

トライズ受講前後で、イメージの違いがあれば教えていただけますか？

そもそもトライズのサービスについて具体的なイメージを持っていたわけではありませんが、いざ受講してみると、専任のコンサルタントが非常に丁寧にサポートしてくれたことが印象に残っています。

ご多忙な中で学習時間を確保するために、どのような工夫をなさっていましたか？

プログラム開始時に週3回×30分のレッスンを平日2回と土曜日1回、かつ全て朝6時か6時半に実施できるようお願いしました。そうすることで、朝早く起きてレッスンを受け、仕事が始まるまでの空き時間を自習に充てることができます。また、平日だけではなく、土曜日にも授業を行い、休みの日にもしっかり学習できるように工夫をしました。

コンサルタントが選定してくれた教材で英語力が向上

英語学習を進める中で、ぶつかった壁はございますか？

受講前のVERSANTでも語彙の得点が比較的高かったのですが、勉強時間に比例して語彙力のスコアが上がっていくのが実感できました。一方で、発音のスコアは学習時間の割には変化がありませんでした。

ネイティブレッスンやご自身での学習の中で成長を実感した場面はございましたか？

少しでもネイティブの発音に近づけるために、工夫をして学習を進めました。具体的には、シャドーイングに加えて、ディクテーションを多く行いました。この単語の組み合わせであれば、こういうリエゾンが発生する、というようなパターンを工夫して覚えると共に、その発音をカタカナに落とし込み発音方法を徹底的に覚えるようにしました。

この学習を継続するうちに、ネイティブとの会話で聞き返される回数が減り、正しく発音できるようになったと実感できました。

学習を進める上で参考になった教材があれば、ご紹介ください。

学習教材は沢山試しましたが、中でも役立ったのは以下の３つです。

1つ目が、『瞬時にわかる英語リスニング大特訓』です。単語がリエゾンするときに、どのように発音するかを徹底的に鍛えることができる教材で、発音学習の一番基礎となりました。

2つ目が、『英語で話す力。141のサンプル・スピーチで鍛える！』です。この教材では、冒頭に書かれた文章を暗記し、それぞれの課題について「はい」「いいえ」「どちらでもない」という立場で自分の考えを英語で表現するというものでした。この教材には約40のトピックがありましたが、各トピックに対する自分の考えを英語でまとめて学習報告システムに投稿し、コンサルタントが添削してくれました。また、2週間に1度のプログレスチェックでは、コンサルタントから直接アドバイスを受けることができました。これを繰り返すことで力がついていったと思います。

最後が、『究極のビジネス英語リスニング』のVol.1～3です。このテキストでシャドーイングを繰り返すことで、リスニング力の向上を図ることができました。

かなり負荷の強いトレーニングをされている印象ですが、その上で特に良かったと感じられた専属コンサルタントのサポートはございましたか？

コンサルタントの谷さんと共に4ヶ月間一緒に学習しましたが、とても手厚くサポートしてくれました。私が忙しくて2、3日学習報告が出来ていないときにも、フォローしてくれたのが大きな支えになりました。また、学習報告システムに投稿した英文に対しても細かくコメントをつけて、ニュアンスも丁寧に説明してくれたところも良かったです。

独学で英語を勉強すると、自分の英語力に合った参考書を探すのに苦労しますが、谷さんに相談すると、効率よく英語を勉強するための良い教材や方法を提案していただけました。

週3回のネイティブコーチのレッスンは英語力の向上に効果的でしたか？

とても効果的だったと思います。私は英語ネイティブの方に指導いただきたいという希望があったので、トライズにイギリス人とアメリカ人の講師をランダムに3名選定いただきました。私が話す英語の発音やイントネーションを都度訂正してもらう方法は私にとっては非常に効果的な学習方法だったと思います。

ビジネス経験豊富なネイティブコーチのレッスンで、ビジネスで役立つ英語力が身に付いた

トライズのネイティブコーチのレッスンは、他社のオンライン英会話と比べて違いがございますか？

これまでのオンライン英会話ではノンネイティブの方が講師でしたが、トライズはネイティブの講師に担当してもらいました。また同じエネルギー事業に携わっていた経験のあるコーチに担当いただく方が実ビジネスに役立つ英語力を伸ばしやすいと思い、その様なバックグラウンドを持つ方を講師としてリクエストしました。トライズには、多種多様なバックグラウンドを持つコーチがいることが魅力的でした。

ビジネスの場で英語を使う際に成長を実感した場面はございましたか？

私が英語力の伸びを実感した点は4つあります。1つ目は「正しい英語の使い方」です。受講前もコミュニケーション自体は取れていましたが、正しい英語の使い方という点では課題がありました。ネイティブスピーカーは、単数形と複数形、「the」と「a」、時制などを明確に区別しています。日本人にとってはあまり気にしない小さな点かもしれませんが、ネイティブスピーカーからすると違和感があると思うので、意識するようになりました。

2つ目は、スピーキングです。自分には英語を平坦に話す癖があり、自分がどの点を言いたいのか、聞き手に伝わらないことがあると気がつきました。どの部分が重要なのかを理解してもらうためには、抑揚をつけることが大切だと学びました。

3つ目は、内容が同じでも否定文ではなく肯定文を使った方が良いということを知り、自分の意識が大きく変わりました。

最後に、シャドーイングとディクテーションを繰り返して勉強したことで、聞き返されることが少なくなくなりました。発音も改善されたのだと思います。

トライズには、効率的かつ集中的に英語力を向上するための環境が整っている

最後にトライズを検討されている方に向けて、何かメッセージがあればお願いします。

トライズの「週に20時間学習する」という言葉通り、膨大な量の勉強時間を確保することで、英語力が向上することを実感しました。仕事と並行して勉強する時間を確保するのは難しいと思いますが、トライズによって半ば強制的に勉強する機会を作ることができるのは貴重な機会であり、最大限に活用すべきだと思います。

また、コンサルタントの方が親身になって相談にのってくれたり、良い参考書を紹介してくれたりと、効率的かつ集中的に英語を勉強するための環境を作ることができます。この環境をしっかりまで活かし、自分の立てた目標を達成できるように頑張ってください。

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