コーチング英会話「トライズ」で法人向け英語研修サービスを受講いただいた日本生命保険相互会社の百瀬様に、トライズでの受講について伺いました。

ほとんど英語を使ったことがない初級者からのスタート

英語が必要となったきっかけを教えていただけますか？

会社の語学研鑽付海外短期派遣プログラムのメンバーに任命されたことがきっかけです。

当社には海外拠点が幾つかあるのですが、「英語を話せる社員を現地に派遣してグローバルな仕事に従事させる」のではなく、「国内で業務経験を積んだ課長層に対して、語学研鑽と現地派遣の機会を提供し、グローバルな素養を築く」ことを目的に、本プログラムはキックオフいたしました。私を含む課長7人がメンバーに選ばれたのですが、共通しているのは「海外で働いたことがないものの、当社で相応の業務経験を積んだ課長である」ということでした。

トライズ受講前に抱えていた、英語の課題はございますか？

大学を卒業してから20年ほど経ちますが、仕事で英語を使う場面がほとんどなくて、悩むことすらなかったんですよね。支障があるといえば、たまに海外旅行に行った際に「もう少し英語を話せたらな」というぐらいのものでした。このように、「スタートにすら立っていなかった」というのが実感です。

それでは、社会人になってからチャレンジされた英語学習はございますか？

ほとんどないですね。TOEICを受けたこともなかったですし、たまに英語が話せたらいいなと思うものの、それで終わりという状況でした。

半年でTOEIC800点、VERSANT45点の目標設定

英語学習スタート時の目標を教えてください。

「半年でTOEIC800点、VERSANT45点」と目標を設定しておりましたが、正直に言うと、はじめは無理ではないかなと思っていました。 TOEIC800点と言われると、私にとっては雲の上というか、英語がペラペラでネイティブに近いような人だという前提があったので、「それは無理じゃないですか？」と上司に伝えたぐらいでした。

まず選ばれた7人同士でテストの点数から学習にあたっての困りごとなど、全てを互いに公表して、学習に役立つアプリなども情報共有していました。それがなかったら難しかったなという意味では、一緒に頑張ったメンバーに感謝しています。

私のトライズ受講前の点数はVERSANT26点で、7人の中で断トツで低かったんです。担当コンサルタントの方とお話ししたときも、「普通は半年では難しいので、何とか40点を超えるようにしたい」と力強く言われたという、そんなところから始まりました。

1日3時間の学習時間の確保のために、どのように工夫なさいましたか？

選ばれた7人は英語の素養という観点で二つのグループに分かれていました。一方は最初にTOEICを受けた時点で700点を超えるような素養のある方が3人、もう一方の4人は私も含めてTOEIC500点台からのスタートです。英語力の高い方でも1日3時間の勉強をしていたので、私が目標達成するにはそれ以上の時間が必要だと思い、1日5時間勉強しようと決めました。

私は朝早く起きるのが苦手なので早朝の時間ではなく、45分の通勤時間を活用し勉強しました。電車の中では音を聞きながら、歩いているときには恥ずかしくない程度にシャドーイングをしました。会社のお昼には誰かと食べに行くことが多かったのですが、フラッといなくなって食堂に寄って30分ぐらい勉強時間を確保しました。そうすると隙間時間で、1日2時間くらいは最低確保できます。それに加えて、レッスンがあれば予習で1時間ぐらいにはなるかと思うのですが、レッスンがないときも家に帰ってから勉強して5時間終わるまで寝ませんでした。

仕事も忙しい部署だったので、帰りが遅くなった日は23時から3時間勉強すると2時に終わりますよね。それから寝るという日々を繰り返していました。土日も好きなゴルフに行かない日には、家で勉強するという感じです。

7名で励まし合い、モチベーションを維持

3時間確保するのも大変な方が多い中で、5時間というのは素晴らしいですね。日によってはやりたくないなという日もあったかと思います。それでも続けられたモチベーションは何だったのでしょうか？

会社のプログラムだったというのもあるのですが、1人では嫌だなと投げ出してしまうこともあったかもしれません。選ばれた7人皆で励まし合えたことは大きかったです。仲間がTOEIC800点を突破したと聞くと、自分も頑張らなければという思いを強めることができました。

TOEICにせよVERSANTにせよ、やればやるだけ伸びていったので楽しく続けられました。最後には目標スコアもクリアでき、頑張れば結果は付いてくるんだなと思いました。くじけるよりは、前に前にという思いが大きかったです。

あとはコロナ禍で誘惑が少なく、勉強に集中できる環境があったのも良かったですね。

トライズのコンサルタントだから、学習が続けられた

担当コンサルタントのサポートで良かったポイントを教えていただけますか？

一番良かったのは、「こういうところが良かったですよ」「今日は前回に比べてこういうことができていましたね」と、とにかく否定しないで褒めてくれたところです。大人になると褒められることは減りますが、とにかく励ましてくれました。本当にすてきな方で、このコンサルタントの方だったから続いたなと思います。

2週間に1度のプログレスチェックで振り返りをするのですが、課題の範囲の設定も頑張ればできる精いっぱいのところを突いてきてくれて的確でした。そのとおりに勉強すれば結果が出ると思い頑張っていました。

コンサルタントご自身がTOEIC900点以上で、ご自身の経験も踏まえてテストに対する具体的なアドバイスもしてくれました。「時間が足りず最後まで解き終わらない」という相談をした時は、目の前で効果的な解き方を実際に見せてくれました。なるほど、そういう感じでTOEICは解き進めないといけないんだなと身に染みて分かりました。

スピーキングとリスニングの具体的な勉強方法をご紹介いただけますか？

スピーキングとリスニングの課題教材が何冊かあったので、基本は学習範囲を全てスマホに取り込んで音声を聞きながら、それに合わせてシャドーイングや口頭で英作文をするということを繰り返していました。

リスニングは隙間時間を活用し、課題に取り組んでいました。また勧めていただいたTOEICの学習に役立つアプリも活用して、ひたすら問題を解いていました。

振り返ってみて、効果を実感した学習はございましたか？

最初に実施した、中学英語を振り返る基礎的な教材での学習ですね。その1冊で文法をおさらいして、学生時代にやった受験英語を復習することができました。それから、何よりシャドーイングもリスニングも日々、地道にやることが大切だと感じました。

英語を話すことに抵抗がなくなった

ネイティブコーチとのレッスン内容もご紹介いただけますか？

週３回のレッスンは、２人のネイティブコーチに担当していただきました。1人は今も週2でレッスンをしているイギリス人の方で、ビジネス英語を学べる教材を使って指定範囲を勉強していくという形です。もう1人の方には、空港の税関や買い物をしている時などの設定でロールプレイングをしていただいています。

ネイティブコーチの方と英語で話すことに対する抵抗はございましたか？

やっぱり最初は、抵抗がありましたね。何を話していいか分からなかったです。受講開始前のコンサルティングの時間にレベルチェックをしたのですが、そのときは本当に何にも英語を話せませんでした。ネイティブの質問に対して単語で返事をするぐらいだったので、恥ずかしさがありました。最初の何回かのレッスンでは緊張して、ちょっと気が重いなと感じていました。

今はいかがですか？

今は全くそういう気持ちはありません。それだけでも進歩したなと思います。実際に対面で会ったことはないですが、コーチは皆さん気さくですし、週2回半年続けていると友達以上にお会いして、お互いのことも話すので仲良くなりました。

専属のネイティブコーチとレッスンできるというトライズの特徴が、うまくハマったのでしょうか。

そうですね。他の英会話スクールだと毎回予約を取って違う先生が出てくるというところもあるのですが、私にとっては毎回同じコーチとやりとりをすることが大きかったかなと思います。

レッスンの中で英語力が向上したという実感はございますか？

大体は週末の出来事を聞かれるので、最初はある程度は準備しておかないと話が続かなかったんです。でも今では、それほど準備しなくても話が続けられるようになりました。それでも、まだ言葉が出てこないことはあるのですが、パッと簡単な言葉で説明することができるようになったと思います。

トライズを始めなかったら、一生英語を勉強しなかった

トライズのサービス全体を通して満足いただいておりますでしょうか？

サービスレベルが高く非常に満足しています。

最後にトライズの受講をご検討中の方に一言お願いいたします。

本当はあと10年早くやりたかったです。早くやればやるほど可能性は広がるだろうなと思います。とはいえ、この年で始めて遅かったかというと、ここでしなければ一生英語を勉強せずに終わったのかなと思うので、率直にやって良かったなと感じています。迷うのであればやってみればいいと思いますし、トライズでスタートすることをお勧めします。

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