だから英語コーチング「TORAIZ」では、一人ひとりの英語力やゴールに合わせて、学習プログラムをカスタマイズします。だからこそ、たった1年間で本当にゴールを達成することができるようになります。 今回は、「同僚の外国人と英語でコミュニケーションが取れるようになりたい」という英語初心者の方を想定して、実際に英語コーチング「TORAIZ」でどのようなカスタマイズを行い、ゴールを達成するのかご紹介したいと思います。
トライズでは受講生一人ひとりに専属コンサルタントが付きます。 ご入会後まず真っ先に取りかかることは、専属コンサルタントによるコンサルティングです。コンサルティングで行うことは4つ。
このコンサルティングで組み立てた学習計画に沿って、1年間の英語学習をスタートさせます。
英語初心者といっても、大きく2つのパターンがあります。
このどちらかによって、大きく学習方針が異なってきます。
実はネイティブの会話もほとんどが中学校レベルの文法で成り立っています。そのため、ビジネスで英語を話したいという目的であれば、中学校レベルの文法以上の高度な文法を学習する必要はありません。日本人は受験英語に慣れているために、つい高度な知識を学ぶことに意識が行ってしまいがちですが、他に学ぶべきことがたくさんありますので、通訳などを目指すのではない限りやめましょう。 ただし、中学校レベルの文法を理解していないと、相手の話していることの理解や、自分で話す時の文章の構築に大きな支障があります。どれだけ学習を進めてもなかなか英語力は伸びませんので、M・Tさんにとっては中学校レベルの文法が何よりも優先される学習課題となります。 M・Tさんの場合は基礎知識の不足が確認できたので、まずは基礎力を固める学習を中心に組み立てていきます。
英語コーチング「TORAIZ」では、週3回のレッスンを行います。レッスンの組み合わせはいずれかのパターンから選ぶことができます。
M・Tさんは学校でしか英語を勉強された経験がなく、コンサルティングでのレベルチェックでは、ネイティブを前にすると挨拶以外会話ができない状態です。このままグループレッスンに入ると、周囲に圧されてうまく話せない可能性が高いので、プライベートレッスン週3回でスタートすることにしました。
最初の3ヶ月は中学校レベルの英文法を完璧にすることを1つの主眼におきます。 そのためM・Tさんのレッスンは専属の日本人コーチが担当し、英文法の指導を行います。 なぜネイティブコーチではなく、日本人コーチなのでしょうか。ネイティブから英文法を教わるべきではない理由が2つあります。
ネイティブは英文法を感覚で覚えています。だから、「こういう時はこうやって言う決まりだから」程度の説明しかできません。日本人が日本語の文法をしっかり説明するのが難しいのと同じですね。 そのため、しっかり勉強して身につけた日本人コーチの方が、英文法を教えることにかけてははるかに向いています。
英文法を日本語で教わるのも大変なのに、ネイティブから英語で教えられてすんなり理解できるでしょうか。英語を理解して、それから英文法を覚える必要があるため、上級者であっても非常に困難です。 ましてやM・Tさんのような英語初心者の方にはタブーといえます。
英語初心者のM・Tさんにはまだ効率的なスピーキング学習は難しいと判断し、最初の3ヶ月は英文法とリスニングを優先。スピーキングは基礎力が固まってから実施する方針としました。 ここで学習する英文法も、中学校レベルの簡単なものに限定します。 高校レベル以上の英文法は、ネイティブとの英会話でも使用することはほとんどありません。最初の3ヶ月以内であっても、中学校レベルの英文法が理解できたらすぐにスピーキングへ移行。学習時間を無駄にはしません。
リスニングができない理由は、実は2パターンあります。
例えば、Localはネイティブが発話すると「ロコ」のような音になりますが、日本人がLocal=ローカルと覚えていると、「ロコ」と言われてもそれがLocalだと認識できません。 逆に言えば、Local=ロコなんだということを学習で体に覚えさせることができれば、リスニングもできるようになります。
このような音と意味の紐づけにはシャドーイングが効果的なのですが、シャドーイングはある程度のリスニング力がないとついていくことが難しい学習法です。英語初心者のM・Tさんには、まずは音読に挑戦していただくことにしました。 音読であれば、文字を読みながら流れる音声を真似して発話することができますので、英語初心者にもついていけますし、シャドーイングを効果的に行うためのリスニングの基礎力を身につけることが可能です。
英語コーチング「TORAIZ」では、毎月VERSANTという英会話試験を受けていきます。これによって効果測定を行いながら、学習を進めることが可能になります。 最初の3ヶ月は特に英語初心者の方はVERSANTスコアも大きくアップします。どんどん英語が聞こえるようになってきて、成長を実感されることでしょう。
ただし最初の3ヶ月は成長の期間ですが、4~6ヶ月目は伸び悩みの期間です。 始めはとにかくがむしゃらに英語を話しますが、リスニング力が上がってくると、相手の言っていることが分かる、こういう風に言いたい、という意識が強くなり、それが足かせとなって言葉が出てこなくなりことがあるからです。 英語力が上がったからこその伸び悩みですね。多くの方がこれを経験されます。
大切なのは伸び悩んでいるからといって、成果が出ないんだと勘違いしてこれまでの学習を諦めたりしないこと。学習しても成長を実感できない時期はつらいものですが、それを支えるために専属コンサルタントがいます。 M・Tさんにも伸び悩みの期間があるかもしれないことは、事前にお伝えして覚悟を持っておいてもらいます。これによって実際にその状況に陥った時も、パニックになることを防ぐことができます。
M・Tさんは中学校レベルの英文法はしっかりと理解をされましたので、文法のレッスンは終了させます。英語を話すことに対するトレーニングのため、これからは専属ネイティブコーチとのプライベートレッスンを週3回行います。
英語を話せるようになるためには、インプットした内容をアウトプットしていくことで、身につけた知識を本当に実戦で使える力へ昇華する必要があります。 特にM・Tさんはネイティブとの会話の経験も乏しいため、できるだけ多く実地訓練も積む必要があります。最初は大変かもしれませんが、専属ネイティブコーチとのレッスンは外すことはできません。ただし専属ネイティブコーチには、英語初心者に向いた分かりやすい英語を話してくれる者を選定します。
M・Tさんのゴールは、「同僚の外国人と、英語で業務上の意見交換を10往復すること」。M・TさんはIT企業で商品の企画開発に携わっていましたので、新商品のニュースなどを中心にレッスンのトピックとしました。テーマは事前に共有をされますので、予習をした上でレッスンに臨んでいただきます。英語初心者のM・Tさんの場合は、質問する内容も共有しておき、どう答えるかご自身で考えてきてもらいます。 そうすることで、レッスンでは英語を話すことに集中することができます。
英文法の学習の終了に伴い、いよいよスピーキング学習も開始します。 ここで教材として使用するのは、「瞬間英作文」としました。これで、素早く英文を作っていくトレーニングを積んでいきます。英文はごく簡単なもので良いので、英作文を瞬間的に作ることに慣れるのが目的です。 瞬間英作文をこなせるようになることで、スピーキング学習の本命「フレーズ自動化」に進むことができます。
音読でリスニングの基礎はできあがってきましたので、M・Tさんには次に「初級プロソディシャドーイング」に挑んでいただきます。いくつかあるシャドーイングの種類の中の1つで、英語初心者向けの簡単なシャドーイング手法になります。 初級プロソディシャドーイングでは、音と意味の紐づけまではできません。しかしこれをこなすことで、より高度なシャドーイングに進むことができるようになります。今はそのための学習期間です。
伸び悩みの期間を終えた後、目覚ましい成長を見せます。これまで挨拶しかできなかったM・Tさんも、シンプルながら文章の形でビジネスのトピックについて話ができるようになります。 多くの場合、まずはリスニングから伸びていきます。7~9ヶ月目には、ネイティブの英語がかなり聞き取れるようになっているはずです。ただしスピーキングについては、まだ思う存分話すことは難しく、そのギャップでややもどかしさを感じる方もいるかもしれません。
レッスンのトピックもより難易度の高いものを選択します。質問も事前に共有せず、M・Tさんにご自身に相手からの質問内容を想定し、それに対する回答を事前に考えてきてもらいました。レッスンではこれまでよりも瞬発的な力が試されることになります。
瞬間英作文にも慣れてきたところで、フレーズの自動化に移行します。 スピーキングについては、ゴール達成に必要な英語フレーズをすべて自動化することが大切です。 実はネイティブの会話のほとんどは中学校レベルの単語で構成されています。第2回のバイデン大統領の演説では、固有名詞を除くとその割合は94.6%。簡単な単語ばかりでネイティブは話せるのに、日本人がそれをできないのはなぜでしょうか。
ネイティブが英語を話す時、あるいは日本人が日本語を話す時、脳は以下のことを処理します。
話す内容が決まれば、言葉は自然に出てきますね。 では英語が自動化されていない日本人が話す時はどうなるかというと、
このように2段階目の思考が走ります。話す内容を決めた後に、今度はそれを英語で言うとどうなるかを考えなければならないので、これでは脳の処理が追いつかずにパンクしてしまいます。 これが英語を話せない大きな原因です。
多くの人が挨拶で「Hello」と言うことはできると思います。こんにちは=Helloということが完全に頭に刷り込まれており、考える必要がなく話せるからです。 つまり自分が必要な英語フレーズをHelloレベルまで自動化することができれば、しっかりと英語を話すことができるようになります。
7~9ヶ月目には、英語初心者はまず王道的なフレーズを徹底的に自動化していきます。 すでに瞬間英作文で英文を作ることには慣れていますので、フレーズを自動化していくことで、スムーズに英語を話すことができるようになっていきます。
プロソディシャドーイングによりM・Tさんはリスニングの力もついてきましたので、より高度なコンテンツシャドーイングを開始します。 プロソディシャドーイングは音だけに集中して行いますが、コンテンツシャドーイングでは意味も意識する必要があります。これによって音と意味を紐づけることができるようになり、リスニングの力は飛躍的に向上します。
いよいよ最後の3ヶ月です。まだビジネスで英語を使えるレベルにはまだ到達していませんが、レッスンなどではネイティブとの会話を楽しめるまで力がついています。 リスニング力は十分ついていますので、スピーキング及びコミュニケーションスキルの上達が最優先。ここからは、より実戦的な学習を行い、M・Tさんのゴール達成を目指します。
実戦で通用する力を身につけるため、ネイティブコーチとのプライベートレッスンでは、ゴールに即したロールプレイを中心に行います。 M・Tさんのゴールは、「同僚の外国人と、英語で業務上の意見交換を10往復すること」。これを達成するために、IT業界の様々なニュースをトピックに、英語でのディスカッションを行うことにしました。事前に共有されたトピックについて、自分の意見はもちろん、相手がどう反論してくるか、それにどう返答するか、まで用意してもらいます。
王道フレーズの自動化は完了しましたので、今度はディスカッションで主に使うフレーズを徹底的に自動化していきます。ディスカッションなど決まったシチュエーションで使われるフレーズは、実は想像するほど多くはありません。必要なフレーズを完璧にすることで、実際のディスカッションの場で、意識を「何を話すか」ということだけに集中させることができるようになります。 またここで自動化したフレーズはレッスンのディスカッションですぐに活用します。これによって実用的な英語力に昇華することが可能です。
コンテンツシャドーイングにより、リスニングの力はかなり高まっています。最後はスピーチシャドーイングに挑戦します。 これはリアルなスピーチ音声を題材に行うシャドーイングになります。リアルなネイティブの音声を使いますので、本当のネイティブとの会話でも通用するリスニング力が身につきます。 スピーチは視聴者に伝えることを意識して行いますので、リアルな音声の中でも比較的聞き取りやすく、まだ上級者のレベルには達していないM・Tさんには、ちょうどいい題材となります。
1年間の学習を終えて、M・Tさんの英語力は大きく向上します。 まだ学習の余地はたくさんありますが、「同僚の外国人と、英語で業務上の意見交換を10往復する」というM・Tさんのゴールは達成することができます。 このように一人ひとりのレベル・ゴールに合わせた学習を適切に行うことで、英語初心者であってもたった1年間で英語を話す力を身につけることが可能です。
あなたに必要な英語学習は、他の誰かとは必ず違います。 しかし多くの英会話スクールでは、ざっくりとレベル分けをするぐらいで、学習内容を受講生に合わせて大きく変えることはありません。 英語コーチング「TORAIZ」では、受講生一人ひとりを専門家がコンサルティングし、英語力や目標などに合わせて、学習プログラムをすべてカスタマイズします。だから、短期間で成果を出すことが可能になります。
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