「場所」は英語でPlace?Location?ネイティブが頷くナチュラルな使い方を例文付きで紹介
「場所」を英語に翻訳すると、真っ先に「Place」がヒットします。
確かにPlaceは広く「場所」を表現できる優れた英単語です。
ただしPlace以外にも、Location(ロケーション)など「場所」を表す英語表現はいくつかあり、それぞれの表現に少しニュアンスの違いがあります。
しかし、ご安心ください。
それらの表現を丸暗記しなくても、それぞれの表現の「イメージ」を掴むことができれば適切に使い分けられるようになります。
この記事では、「場所」を表す英語表現を例文付きで紹介していきます。
「場所」を表す英語表現まとめ
「場所」を表す英語表現には、主に以下の表現が使えます。
Place
「場所」をそのまま英語にしようとすると真っ先に出てくるのが「Place」ですね。
Placeはとても広い意味で「場所」を表すことができ、単に「場所」を表したいときや、特定のイベントが予定されている場所(開催地)、よりふわっとしたニュアンスの「空間」を表すときにも使える便利な英単語です。
例文↓
- Please put it back in its place.
もとの場所に戻して下さい。 - I still believe the Internet is not a place for children.
私は今でもインターネットが子供のいるべき場所じゃないと思っている。 - You need a place where you can relax.
君にはくつろげる場所が必要です。
Location
Location(ロケーション)も「場所」を意味する英単語ですが、Placeと比べて少し限定的な使われ方になり、施設や建物などの場所として使われることが多いです。
Locationはもともと「Locate」という動詞が名詞の形になったもので、Locateは特定の目的を持ったもの(会社や施設など)を「設置する」というニュアンスで使われます。
もともとの形である「Locate」をイメージできれば、Locationが含むニュアンスも感覚的に掴むことができますよ。
例文↓
- The hill is a good location for the new church.
その丘は新しい教会を建てるのに適した場所だ。 - There was a controversy about the location of the new school.
新しい学校の建設場所については論争があった。 - She asked about the location of the house.
彼女はその家のある場所を尋ねた。
Position
Positionも「場所」を表しますが、特に「他の人など、比較対象がある上での場所」のニュアンスを含んでいます。
例えば、スポーツでの「ポジション」がイメージしやすいですね。
「シュートが上手い人はこのポジション。君はこのポジションで守りを固めてて。」といったように、選手同士が移動しながらも、付かず離れずで同じ陣形になる「位置関係」を維持していますよね。
他の何かとの「位置関係」が「Position」の持つ「場所」という意味の中心にあるイメージだというわけですね。
例文↓
- From my position, I cannot see the tower.
私の位置からは塔は見えません。 - The soldiers retreated from their positions.
兵士たちは自分たちの陣地から退いた。 - What position do you hold?
君の守備範囲はどこですか。
Spot
Spotも「場所」を表せる英語表現です。
「場所」を表す英語表現の中でも、Spotは「点」のニュアンスが強い表現です。
例えば、カタカナ英語でも「観光スポット」と言いますよね。
「観光スポット」と言われると、京都や奈良などの観光に適した土地の中でも、さらに観光に適したポイントをイメージできますよね。
英語のSpotもそれと同じように、「場所」という翻訳になりながらも、「点」のニュアンスを持った表現なのです。
例文↓
- I know a nice spot for a picnic this weekend.
私は今週末のピクニックに良い場所を知っている。 - We met at the designated spot.
私たちは所定の場所で会った。 - The lake is deepest at this spot.
その湖はこの地点(場所)が一番深い。
Room
少し意外かもしれませんが、「Room」も「場所」という意味で使われる場合もあります。
Roomにはご存知のとおり「お部屋」の意味が一般的ですが、「空間、スペース、空いた場所」の意味でも使われます。
例文↓
- They kindly made room for me to sit down.
彼らは親切にも場所を詰めて座らせてくれた。 - Make room for the baggage.
荷物を置く場所を空けてくれないか。 - There was no room for us to sleep.
私たちが寝る場所もなかった。
Space
SpaceもRoomと同じように「空間、スペース、空いた場所」の意味から、転じて「場所」という使われ方もされる表現です。
例文↓
- This table takes up too much space.
このテーブルは、場所を取りすぎる。 - I found a parking space near the station.
駅の近くに駐車する場所を見つけた。 - How about we play baseball in the open space?
開けた場所で野球をするのはどうでしょうか。
Venue
最後に、少し聞き慣れない単語ですが「Venue(ヴェニュー)」という単語も「場所」を表せる英単語です。
Venueには特に「イベントをする場所」というニュアンスがあり、Locationのように用途が決まっている場面で使われますね。
例文↓
- Writers at this venue focus on their creative tasks in quiet surroundings.
この場所の作家たちは、静かな環境で創造的な仕事に専念している。 - We reserved a wonderful venue for our class reunion.
同窓会のために、素晴らしい開催地(場所)を予約した。
関連記事:「景色」は英語で何と言う?それぞれの表現をニュアンス別に例文付きで紹介!
まとめ
この記事では、「Place」に代表される「場所」を表す色んな英語表現を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、単語のイメージと実際に使われるときの例文を確認したことで、「場所」を英語で表すときに「Place」以外にも、ネイティブスピーカーも頷くような自然な使い方をできるようになっているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
また、英語学習方法にお悩みの方や英会話スクールで英語力が思っていたより伸びなかったという人におすすめなのが、英語コーチングです。
英語コーチングのTORAIZでは、あらゆる英語学習の中から、あなたにとってベストな英語学習をカスタムして、飛躍的な英語力の向上を図ることが出来ます。
英語コーチングとは、ただ英語を教えるだけでなく科学的根拠に基づいて効果的な勉強法を無理なく継続させる事に注力した英会話サービスです。
TORAIZは、そんなコーチング英会話の中でも継続率が91%以上!
英語力だけでなくコーチングの技術も洗練されたコンサルタントが、あなただけのために作られたスケジュールを管理しながら、無理なく挫折しない方法であなたをサポートします。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。