TOEIC単語には金のフレーズがおすすめ!使い方や注意点を解説
金のフレーズは、数あるTOEIC単語帳の中で、最も知名度が高くて人気のある単語帳の一つです。
金のフレーズでは、TOEICを効率的に攻略するための数々の工夫が施されています。しかしそれをうまく活用できるかどうかは、学習者次第です。
そこで本記事では、以下の内容について解説します。
- 金のフレーズがTOEICに効果的な3つの理由
- 金のフレーズの使い方
- 金のフレーズを使って勉強するときの注意点
金のフレーズの正しい使い方を知って、TOEIC単語の攻略を目指しましょう。
目次
金のフレーズがTOEICに効果的な3つの理由
金のフレーズがTOEICに効果的な理由は3つあります。
TOEICに出題された単語のみが収録されている
金のフレーズには、実際にTOEICに出題された単語しか収録されていません。またその中でも、頻出単語ばかりを集めて収録しています。
金のフレーズの著者であるTEX加藤氏は、これまでに80回以上TOEICを受験しています。TOEIC受験が終わるたびに近所のカフェに直行し、出た問題や単語をメモに書き残していたそうです。
その時に集めた単語のデータをまとめた「TEXファイル」を元に、金のフレーズは作られています。TOEICは問題用紙の持ち出しが許可されていないので、TOEIC80回以上のデータが詰まったTEXファイルは貴重です。
いくら単語を勉強して英語力を高めても、それがTOEICに出題されなければ意味がありません。金のフレーズでは本当に頻出の単語ばかりが収録されており、効率的です。
TOEIC初心者から上級者まで使える
金のフレーズには、TOEIC600〜990点レベルまでの単語が合計1000単語収録されています。単語は以下のようにレベル分けされて収録されています。
- 600点レベル 助走の400語
- 730点レベル 加速の300語
- 860点レベル 飛躍の200語
- 990点レベル 頂点の100語
TOEICを初めて受験する方がまず目指すスコアが600点です。600点はTOEICのほぼ平均に位置するスコアです。金のフレーズを1冊持っておけば、TOEIC初心者から上級者の範囲まで単語をカバーできるので、スコアが伸びるたびに参考書を買い直す必要もありません。
英語にブランクがある方でも安心
金のフレーズは英語学習にブランクがある方にも安心です。特に社会人の方の中には「学生以来一度も英語学習をしていない」という方も多いのではないでしょうか。
金のフレーズは、TOEIC600点レベルからの単語が収録されています。しかしTOEIC600点レベルでも、実際に学習してみると難しく、英語学習のブランクがある方にとっては、ほとんど分からない可能性もあります。
しかし金のフレーズでは、そんな方のために、TOEIC600点未満の基礎的な単語を200個集めたファイルを無料でダウンロードできます。
金のフレーズを購入していなくても、上記リンクから閲覧できるので、まずは基礎単語200Wordsを試してみて、ある程度わかるようであれば金のフレーズを購入してみましょう。
金のフレーズの使い方
金のフレーズはTOEIC単語帳の中でも非常にシンプルです。単語と訳、例文とTipsが簡潔にまとめられています。そんな金のフレーズの効率的な使い方についてまとめました。
覚えている単語と覚えていない単語に仕分けする
金のフレーズには全部で1000単語収録されています。しかし1000単語全てを1から学習する必要はありません。覚えている単語まで学習してしまうのは、時間の無駄です。「せっかく単語帳を購入したのだから、全部解かないともったいな」という考えは間違いです。
まずは覚えている単語と覚えていない単語に分けて、覚えていない単語には、チェック欄に印をつけておきましょう。そうすることで、自分が本当に学ぶべき単語だけを効率的に学習できます。
覚えていない単語は注釈や例文を見ながら学習する
覚えいている単語と覚えていない単語への仕分けが完了したら、覚えていない単語のみを学習していきます。
そうすることで、覚えている単語を学習することによる、無駄な時間を避けることができます。そしてその時間を、覚えていない単語を覚える時間に費やすことができます。
単語を覚える際は、金のフレーズの注釈や例文をみながら学習しましょう。特に注釈には、TOEICで使えるテクニックやどのパートで出題されやすいかなどが記載されています。よりTOEICに特化した単語学習が可能です。
金のフレーズを使って勉強するときの注意点
金のフレーズを使って学習するときの注意点を3つまとめました。これら3つの注意点を意識しないと、学習効率は一気に落ちてしまいます。
まずは和訳から学習する
金のフレーズを使って学習するときは、まずは和訳から学習しましょう。なぜならTOEICで求められるのは、英訳力ではなく、和訳力だからです。英検や他の試験のように、英作文をするような問題は、TOEICでは一切出題されません。
英語を習得するには、和訳と英訳両方を覚えなければなりません。しかし効率的にTOEICのスコアを上げることだけを考えれば、和訳に絞った学習がベストです。
金のフレーズでは以下画像のように、英語部分のみ赤シートで隠せるようになっています。しかし英語部分ではなく日本語部分を紙切れなどで隠して、日本語訳が出てくるように学習するのがおすすめです。
綴りの練習は不要です。TOEICはマークシート式の試験なので、綴りが書けるかどうかの能力は一切問われませんよね。
一度に多くの単語に目を通す
金のフレーズを使って英単語を学習するときは、一度に多くの単語に目を通すようにしましょう。英単語学習をする際に「1日10単語ずつ覚えよう。そうすれば1ヶ月後には300単語覚えられているはずだ」と考える方がいます。
しかし1日10単語ずつ覚える学習方法は、おすすめできません。なぜならその日は単語を覚えられても、数日後には忘れてしまうからです。1ヶ月後には、最初の1〜2週間で学んだ単語はほとんど忘れてしまっているはずです。
1日で単語を覚える必要はないので、1日でできるだけ多くの単語に触れることを心がけましょう。おすすめは1日50単語もしくは100単語です。例えば1週間毎日単語1〜100に目を通すなどして、少しずつミルフィーユのように知識の層を積み重ねていくことが大切です。1日で覚えようとする必要はありません。
復習を欠かさない
金のフレーズで単語を学んだ後は、復習を欠かしてはいけません。一つ前の項目で50単語や100単語まとめて目を通す学習方法をおすすめしました。
例えば単語301〜400に到達した時にも、数週間に1回は1〜300の単語を復習する時間を設けましょう。そうすることで、忘れかけていたところを再び記憶に留めることができます。
まとめ
金のフレーズの使い方や使用時の注意点について解説しました。金のフレーズはTOEIC初心者から上級者まで使えるおすすめのTOEIC単語帳です。
金のフレーズがあれば、TOEIC単語帳を何冊も書い直す必要はありません。また頻出単語から順に掲載されているので、効率的に学習ができます。
うまく使いこなして、TOEIC単語を攻略しましょう。まずは無料で閲覧できる基礎単語200Wordsにて、自分の英単語力を確認してみてください。
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トライズでの1年は、
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プロキャディ杉澤伸章さん
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Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。