【初心者から上級者まで】ディクテーションおすすめアプリ3選
英語のリスニングを上達させるのに最適な勉強方法が、ディクテーションです。そしてディクテーションは、参考書よりもアプリを使った方が、効率的に学習できます。
今回はディクテーションにおすすめのアプリ3選と、アプリでディクテーションを行う前にやるべきこと、アプリの選び方について解説します。
英語学習にディクテーションを取り入れようと考えている方は必見です。
目次
アプリでディクテーションをする前にやるべきこと
アプリでディクテーション学習を始める前に、以下2つのことができているかを確認しましょう。
- 最低限の単語・文法知識を身につける
- ディクテーションの正しい方法を学ぶ
これら2つができているのとできていないのとでは、アプリを使ってディクテーションを行う際に得られる効果が大きく異なります。
最低限の単語・文法知識を身につける
アプリを使ってディクテーション学習を行う前に、最低限の単語・文法知識を身につけるべきです。
ここでいう最低限の単語・文法知識とは、中学高校レベルの英単語・英文法知識です。
なぜなら最低限の単語・文法知識がなければ、1つの英文の中に聞き取れなかったり理解できなかったりする表現がいくつも出てくるからです。
そうなってしまうと、1問1問に時間がかかってしまい、問題量をこなすことができません。
もちろん1問1問に時間をかけてもいいのですが、まずは基礎学習を行い、中学高校レベルの単語・文法知識が身についてからディクテーションを行った方が、効率的です。
ディクテーションは効率的な勉強方法ですが、「英語学習者であれば誰もがディクテーションを実践すべき」というわけではありません。
まずは中学高校レベルの英単語・英文法知識が身についているかどうかを確認しましょう。
基礎文法を勉強したい方におすすめの参考書は以下の記事で紹介しています、ぜひ合わせてご覧ください。
ディクテーションの正しい方法を学ぶ
ディクテーションについて何となくしか知らない状態でアプリを使って学習を始めるのはおすすめできません。
アプリでの学習を始める前に、ディクテーションの正しい学習方法について学ぶべきです。なぜなら正しい学習方法を知っているのと、知らないのとでは、同じ時間の学習でも得られる効果が全く異なるからです。
野球の素振りでも、正しいフォームで素振りをするのと、我流で素振りをするのとでは、正しいフォームでの素振りの方が効果が得られるはずです。それと同じです。
ディクテーションのアプリには、ディクテーションができる問題がたくさん収録されています。しかし、ディクテーションのやり方について解説されているわけではありません。
ディクテーションがどういった勉強方法なのか、どんな順番で学習するのが正しいのか、分からない方は、勉強を始める前にディクテーションの正しい方法について学ぶべきです。
ディクテーションの正しい勉強方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
「ディクテーションとは」のリンク設置
ディクテーションアプリの選び方
ディクテーションのアプリを選ぶ際は、以下の2点に気をつけましょう。
- 便利な機能がついているアプリを選ぶ
- 自分の目的や目標に合ったアプリを選ぶ
便利な機能がついているアプリを選ぶ
アプリには、参考書にはない、便利な機能が備わっていることが多いです。せっかく参考書ではなくアプリを使ってディクテーションを行うのなら、便利な機能がついているアプリを選びましょう。
例えば、音声の速度を調整できたり間違えた単語のリストを自動で作成してくれる機能が搭載されたアプリがあります。
こういった機能をうまく使いこなせば、より効率的に英語学習ができるようになります。
自分の目的や目標に合ったアプリを選ぶ
「英語学習」と一言で言っても、その目的や目標は人によって様々です。
ビジネス英語を習得するために英語を学んでいる方もいれば、TOEICで高得点を取得するために英語を学んでいる方もいます。
適当にアプリを選ぶのではなく、自分の目的や目標に合ったディクテーションアプリを選びましょう。
例えばTOEICで高得点を取りたい方がディクテーションアプリを探しているのなら、TOEIC頻出単語が多く出題されるアプリを探すべきです。
一方でビジネス英語を習得するためにディクテーション アプリを使うのであれば、政治や経済に関する内容な、丁寧な言い回しが含まれるアプリを使用すべきです。
TOEICで高得点を取得したいのに、ビジネス英語を習得したい方に向けられたアプリを使っても、あまり意味がありません。
ディクテーションアプリを選ぶときは、自分の目的や目標に合ったアプリを選びましょう。
ディクテーションにおすすめのアプリ3選
ディクテーションにおすすめのアプリ3選を紹介します。一般的には、単語学習やリスニング用のアプリを使ってディクテーションを行うことが多いです。
しかし今回は、ディクテーション用に作られたアプリをできるだけ紹介しています。
ディクトレ
ディクトレは、ディクテーションのために作られた無料アプリです。無料ですが600問のディクテーション問題を解くことができます。
問題のジャンルは様々で、TOEICに関する問題や日常英会話に関する問題などが収録されています。英語を学ぶ目的や目標に合わせて、解く問題を選ぶのがおすすめです。
難易度も初心者向けのものから上級者向けのものまで用意されています。
音声を繰り返し何度も再生できるループ機能がついているので便利です。
TEDICT
TEDICTは、TEDに投稿された動画を使ってディクテーションができるアプリです。
英語学習者であれば「TED」について知っている方も多いのではないででしょうか。TEDは世界的な著名人や学者などが英語でプレゼンを行う番組です。
TEDは無料で視聴でき、字幕もついています。よってTED自体も英語学習教材として人気を集めています。
TEDについては以下の記事でおすすめを紹介していますのでご覧ください。
TEDICTはそんなTEDのコンテンツの中でもディクテーションに焦点を絞って開発されたアプリです。学問的な話やテクノロジー的なは話、自己啓発的な話など、様々なテーマがあるので、自分で気になるテーマを選んでディクテーションをしてみましょう。
内容はかなり専門的なので、英語初心者の方にはおすすめできません。英語中級者から上級者向けです。
TEDは無料ですが、TEDICTは370円なので注意が必要です。
究極の英語ディクテーション
ディクテーションアプリ「究極の英語ディクテーション」は、アルクが出版する書籍「究極の英語ディクテーション 」のアプリ版です。
価格は610円です。内容はDAY1〜30まで別れており、ちょうど1ヶ月間で、アプリを一通り学習できるようになっています。
本記事で紹介した「ディクトレ」や「TEDICT」と比べると、比較的簡単な内容が収録されています。よって英語初心者向けの教材であると言えます。
書籍版の「究極の英語ディクテーション」は、Vol.2まで出版されており、価格は1冊2,090円です。アプリの方が場所を問わずに学習できますし、値段も安いです。よって書籍版よりもアプリ版を購入すべきです。
まとめ
ディクテーションにおすすめのアプリを3つ紹介しました。ディクテーションは参考書よりもアプリを使って学習した方が効率的です。
今回は3つのアプリを紹介しましたが、早速気になるアプリがあれば使ってみてください。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。