DEC 28 2020 Tweet Share TOEIC(R) TOEIC対策にディクテーションは効果あり?やり方や注意点を解説! 「TOEICスコアが伸び悩んでいる」「どうやってTOEIC対策をすれば良いのか分からない」そんな方におすすめのTOEIC勉強方法がディクテーションです。ディクテーションをTOEIC対策に取り入れれば、特にTOEICリスニングでのスコアアップが期待できます。 本記事では以下の内容について解説します。 ディクテーションとは? ディクテーションがTOEICに役立つって本当? TOEIC対策にディクテーションを取り入れる際の注意点 正しいディクテーションの方法を知って、TOEICスコアアップを目指しましょう。 目次1 ディクテーションとは?1.1 ディクテーションの正しいやり方2 ディクテーションがTOEICに役立つって本当?2.1 ディクテーションはTOEIC中級者以上にはおすすめの勉強法2.2 特にリスニングのパート3・4対策に最適2.3 TOEICのみならず英会話も身につく3 TOEIC対策にディクテーションを取り入れる際の注意点3.1 TOEIC初心者にはおすすめしない3.2 綴りは後回し3.3 一度に多くの問題を解かない4 TOEICスコアアップならコーチング英会話トライズ ディクテーションとは? ディクテーションは、英語の音声を聞いて、それを文字に書き起こす勉強方法です。文字に書き起こすことで、単純にリスニング力が鍛えられるだけでなく、どの単語が聞き取れてどの単語が聞き取れなかったのかが明確に分かります。また正しい綴りを覚えている単語とそうでない単語も分かります。 TOEICスコアがうまく伸びない方の多くは、どこが聞き取れなかったのかを特定しないまま、なんとなく問題をこなしています。しかしディクテーションによって、自分が聞き取れない箇所を聞き取れない箇所が分かれば、その単語を重点的に学習できます。ディクテーションは、自分の苦手を見つけることに適した勉強方法です。 ディクテーションの正しいやり方 ディクテーションに必要なのは、英語の音源と筆記用具、そして紙です。音声を流して、聞き取った音声を紙に記入します。ディクテーション機能がついているアプリの場合は、紙を用意せずとも、アプリ内に直接文字を入力してディクテーション ができます。その場合は筆記用具も不要で、キーボードやスマホを使った文字の入力が可能です。 ダウンロードした音声やアプリに収録されている音声は、速度を調節できる場合がほとんどです。自由に速度を調整しながらディクテーションを行いましょう。ただし全く聞き取れない速度でディクテーションを行っても意味がありません。なぜなら「音は聞き取れるけど何と言っているか分からない単語」があなたが覚えていない単語だからです。英語初心者にもかかわらず速度を1.5倍や2倍にしてしまうと、本来聞き取れる単語も聞き取れません。 自分が聞き取りやすい速度でディクテーションを行いましょう。 ディクテーションがTOEICに役立つって本当? ディクテーションはTOEIC対策にも役立ちます。なぜならTOEICでは、一つの単語を聞き取れるかどうかで正解不正解が分かれるからです。聞き取れない単語を探し出すのに、ディクテーションは最適な学習方法です。 ディクテーションはTOEIC中級者以上にはおすすめの勉強法 ディクテーションは、TOEIC中級者以上におすすめの勉強方法です。なぜならTOEIC600〜800点レベルの中級者は、基本的なTOEIC対策は一通り終えているからです。単語や文法、パート対策を一通り終えたTOEIC学習者が次にやるべきことは、自分が解けないところを探して復習することです。 特にリスニングのパート3・4対策に最適 ディクテーションは、特にTOEICパート3・4対策に最適です。TOEICパート3・4では、1度に3問の問題が出題されます。英文を全て正確に聞き取れなければ、TOEICパート3・4で全問正解することはできません。 ディクテーションによって、単語一つ一つを正確に聞き取る力が身につきます。 TOEICのみならず英会話も身につく ディクテーションは、TOEIC対策のみならず英会話習得にも役立ちます。なぜなら、英語を話すには、その単語を聞き取れる必要があるからです。一方で聞き取れない単語は話すことができません。 TOEICで高得点を取るためだけにTOEIC学習をしている方はほとんどいないはずです。TOEICで高得点をとって、そのスコアを就職や進学などに活かしたいという方がほとんどではないでしょうか。TOEIC高得点を取得して、それを足がかりに何かを成し遂げ、最終的には英語が話せるようになりたい方が多いはずです。 TOEICは試験なので、TOEICならではの傾向やTOEICで効率的に高得点を取るためのテクニックがたくさん存在します。中にはTOEICには役立つが実際の英会話には一切役立たないようなテクニックも存在します。TOEICで高得点を取ることに加えて、少しでも英会話習得に近づくためにも、ディクテーションはおすすめの勉強方法です。 TOEICテクニック13選!知るだけで点数UP!【パート別】 TOEIC対策にディクテーションを取り入れる際の注意点 TOEIC対策にディクテーションを取り入れる際の注意点を3つまとめました。 TOEIC初心者にはおすすめしない ディクテーションはTOEIC初心者の方にはおすすめしません。具体的にはTOEIC600点未満の方は、ディクテーションはおすすめしません。600点を基準とする理由は、TOEICの平均点が毎回600点前後だからです。 TOEIC平均点まとめ!学生・社会人それぞれ解説 せっかくディクテーションをしても、聞き取れない単語が多すぎると、ディクテーションが成り立たちません。TOEICスコアが平均以下の場合、それだけ知らない単語も多いということです。ほとんどの単語を聞き取れなければ、聞き取れなかった単語を復習するのに膨大な時間がかかってしまい、ディクテーションどころではありません。 TOEIC600点未満の方は、まずは語彙力を高めるところからはじめましょう。 TOEIC単語帳おすすめ5選!レベル別&勉強法も解説 綴りは後回し TOEICで最短でスコアアップを目指すのであれば、単語の綴りは気にする必要はありません。本来ディクテーションは、単語の綴りが分かるかどうかも確認できる勉強方法です。 しかしTOEICはマークシート式の試験なので、綴りは関係ありません。確かに将来的には英単語の綴りまで覚える必要があります。しかしTOEICスコアをあげることを最優先に考えるのであれば、綴りを覚える必要はありません。その時間を他のTOEIC対策に費やすべきです。 英語が聞き取れるようになれば、なんとなくの綴りは予想できるようになります。後は”L”が一つなのか二つなのか、”R”なのか”L”なのかなど、細かいところを覚えるだけです。まずは綴り以外の部分を徹底的に学習しましょう。 一度に多くの問題を解かない ディクテーションでは、一度にたくさんの問題を解きすぎてはいけません。数問ごとに復習をするべきです。なぜなら分からなかった問題をしばらく放置してしまうと、どこをどう間違えたのかが分からなくなってしまうからです。記憶が新しいうちに復習すべきです。そうすることで、次同じ問題が出たときにも解けるようになります。 またその場で一度覚えるだけでなく、1ヶ月で3回は復習をしてください。なぜなら1ヶ月間のうちに3回復習をすれば、その記憶は忘れにくくなると言われているからです。一方、一度覚えたことも1ヶ月間全く復習をしなければ、1ヶ月後には8割忘れてしまします。 どんどん問題を解きたい気持ちは分かりますが、立ち止まって復習をしましょう。 TOEICスコアアップならコーチング英会話トライズ TOEIC中級者以上の方がスコアアップを目指すには、ディクテーションはおすすめの勉強方法です。正しい方法でディクテーションを行い、効率的にスコアアップを目指しましょう。 正しくディクテーションをするコツは以下の3つです。 最低限の語彙力を身につけてから 綴りは後回し 一度に多くの問題を解かない 以上3つに気をつけながらディクテーションを行いましょう。 TOEICスコアを上げて就職や転職にいかしたい、社内基準をクリアしてキャリアアップしたいという方は、コーチング英会話トライズのTOEIC対策プログラムがおすすめです。気になられた方は、ぜひ一度無料カウンセリングをご予約ください。 TOEICの次は英語を話せるようになりたい方におすすめのスクールは「トライズ」 TOEICで満足のいくスコアが出せた後、次はやはり英語が話せるようになりたい、という方が多くなっています。 そんな方におすすめなのがトライズ。 トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。 「短期間で英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。 受講生のインタビューもご紹介します。 トライズでの1年は、 一生につながる1年だったと思います。 プロキャディ杉澤伸章さん インタビュー Versant 29 → 40 目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成 英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。 それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。 > 詳しくみる 投稿者: TORAIZTOEIC(R)TOEIC, TOEIC対策, ディクテーション, リスニング TOEICのメリット・デメリットと... TOEICスコアで就活無双!必要点...