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TOEICのメリット・デメリットとは?メリット・デメリット4つずつまとめ

TOEICのメリット・デメリットとは?メリット・デメリット4つずつまとめ

TOEICは主にビジネス英語力を測るための試験です。年間で約240万人の方がTOEICを受験しています。
TOEICの受験を検討している方に向けて、TOEIC受験のメリット・デメリットをそれぞれ4つずつまとめました。

TOEICにはメリットだけでなくデメリットもあります。TOEICのメリット・デメリットを把握して、自分がTOEICを受験すべきかどうかの参考にしてください。

※TOEICにはL&RテストとS&Rテストがあります。L&Rテストはリスニングとリーディング、S&Wテストはスピーキングとライティング力を測る試験です。TOEICの受験者の大半はL&Rテストを受験するので、今回はTOEIC L&Rテストのメリット・デメリットをまとめています。

TOEICのメリットは以下の4つです。

  • 自分の英語力を把握できる
  • 英語学習のモチベーションになる
  • 就職や転職で有利になる
  • 合否がない

自分の英語力を把握できる

TOEICを受験すれば自分の英語力を把握できます。英語学習者にとって「自分の英語力がどのくらいなのか」は気になりますよね。自分の英語力を客観的に把握するためには、合否やスコアが出る試験で測るのが最適でしょう。そして日本で最も受験者が多い英語試験・資格はTOEICと英検です。

英検は中学生や高校生も多く受験しているのに対し、TOEICはほとんどの受験者が大学生以上です。自分の英語力がどのくらいなのか気になる方はTOEICを受験してみましょう。

英語学習のモチベーションになる

TOEICの受験は英語学習のモチベーションになります。何かを学習する際には、モチベーションを高く保つことが何よりも大切です。モチベーションを高く保ち続けることができれば、三日坊主にならず、継続的に学習ができます。
TOEICでは毎回結果がスコアとして表れます。「次は◯点を取ろう」「半年後には目標スコア〇〇点を達成しよう」のようにスコアを目標・モチベーションとして英語学習を頑張れます。
目標がない、ゴールが見えない状態で走り続けるのは大変です。TOEICスコアを目標・ゴールとして定めることで、英語学習を継続できます。

就職や転職で有利になる

TOEICでハイスコアを取得すれば就職や転職で有利になります。英語を使う職種・企業はもちろんのこと、ほとんどの企業では就活や転職の際にTOEICスコアがあると有利になります。
なぜならTOEICはビジネス英語力を測る試験として日本で最も有名な試験だからです。企業によってはTOEICで指定されたスコアを持っていなければ応募すらできないこともあります。
自分の選択肢を広げるためにも、そして有利になるためにもTOEICを受験しておきましょう。
最低でもTOEIC600点、できれば700点以上は取得しておきたいところです。

関連記事:【大学生向け】TOEIC3つの勉強法と目指すべきスコアを解説 

合否がない

TOEICは他の資格試験と異なり、合否がありません。例えば英検の場合は「英検2級に合格/不合格」のように合否があります。
TOEICは990点満点の試験で、合否がない代わりにスコアを取得できます(例:TOEIC440点/780点など)。
合否がある試験の場合、不合格になってしまうと、自分には何も残りません。再受験して再び合格を目指す必要があります。

しかしTOEICの場合は800点を目標に受験をして、700点しか取れなかったとしても「TOEIC700点」というスコアは取得できます。確実にTOEICスコアを取得できることに加えて、合格不合格という2パターンではなく、990点のうち自分はどのレベルにいるのか、細かく把握できます。

TOEICのデメリット

TOEICのデメリットは以下の4つです。

  • 英会話ができるようになるとは限らない
  • 日常英会話力を上げるのには向いていない
  • スコアアップにはテクニックや傾向の把握が必要
  • 海外ではTOEICスコアが重視されることは少ない

英会話ができるようになるとは限らない

TOEICを受験したからといって、英会話ができるようになるとは限りません。なぜならTOEIC L&Rテストはリスニングとリーディングの試験で、スピーキングの試験ではないからです。

一般的にTOEIC700点以上を取得すると日常英会話ができるレベルだと言われています。しかし仮にTOEIC800点を取得しても、必ずしも英会話ができるとは言えません。中にはTOEICで800点を取得しているのに英会話が一切できない方もいます。

一方でTOEIC600点にも関わらず、英会話は得意な方もいます。
つまり「TOEICスコア=英会話力」ではありません。英会話ができるようになるためには、TOEICの学習をしつつ、定期的に実践英会話でアウトプットをしなければなりません。

日常英会話力を上げるのには向いていない

TOEICは、日常英会話力を上げるのには向いていません。日常英会話はアウトプット(=実践経験を積む)の機会を増やすことで上達します。
しかしTOEIC対策はインプットがメインです。単語を覚えたり、頻出パターンを覚えたり、とにかくインプットをすることがTOEICスコアアップにつながります。

しかし英会話を習得するには、インプットも必要です。知らない単語は使えませんよね。つまり最終目標が英会話の習得でも、インプットが不十分だと感じる場合は、TOEICを受験することで十分なインプットを行ってから、実践英会話の機会を増やすべきです。

TOEICを英検に換算すると?どちらを受けるべき?違いを解説

スコアアップにはテクニックや傾向の把握が必要

TOEICはビジネス英語中心の試験です。しかしただ単純にビジネス英語力があればハイスコアを取れるわけではありません。ビジネス英語力ももちろん大切ですが、それ以上にテクニックを駆使したり、傾向を把握することが大切です。
TOEICは全部で7つのパートに分かれています。パート1〜4がリスニング、パート5〜7がリーディングパートです。各パートに「この単語が出たら正答になりやすい」「この表現は頻出」のようなテクニックや傾向があります。

これらのテクニックや傾向を知っているかどうかでスコアに大きな差が出るので、完全に英語力だけで差がつく試験と言い切ることはできません。

海外ではTOEICスコアが重視されることは少ない

TOEICスコアを取得していれば、国内の就活や転職はかなり有利に進めることができます。しかし海外に留学や就職をする際は、TOEICスコアが重視される場面は少ないです。

TOEICは世界中で実施されている試験です。アジアでは、英語学習者なら知らない人はいないほど知名度も高いです。しかし海外ではTOEICよりもTOEFLやIELTSの方が重視されるので、TOEICスコアを活かせる機会は多くはありません。

まとめ

TOEICのメリット・デメリットを各4つずつまとめました。TOEICにはデメリットもありますが、受けて損はない試験だと思います。日本では英検と並んで最も信用されている英語試験というのもTOEICを受験すべき大きな理由です。
TOEICは年に何回も開催されているので、次の開催日を確認してぜひ受験してみてください。

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トライズでの1年は、
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インタビュー

Versant 29 → 40

目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成

英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。

それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。

 

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