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TOEICの時間配分全パートまとめ!当日の流れや時間内に解ききる方法についても解説

TOEICの時間配分全パートまとめ!当日の流れや時間内に解ききる方法についても解説

TOEIC対策で最重要といっても過言ではないのが時間配分です。しかしTOEIC受験者のほとんどは、時間配分よりも問題演習や単語・文法学習など、より具体的な勉強を優先してしまいます。

本記事では、

  • パート別TOEIC時間配分
  • TOEICを決められた時間配分で解けない時にやるべきこと

について、英語講師歴6年の経験に基づいて解説します。

「TOEICがいつも最後まで解き終わらない」「正しい時間配分を知りたい」という方必見です!

TOEICのテスト時間は?

TOEICのテスト時間は?

TOEIC L&Rはリスニングとリーディングの2つで構成されています。

  • リスニング:45分間(100問)
  • リーディング:75分間(100問)

合計約2時間でリスニングとリーディングの200問をマークシート式で解いていきます。

TOEICは全部で7つのパートで構成されており、パート1〜4がリスニング、パート5〜7がリーディングです。

TOEIC試験当日の流れ

TOEICを受験する際は、午前の部と午後の部から受験時間帯を選択できます。

午前の部でのTOEIC試験当日の流れは以下の通りです。

  • 受付:9時25分〜9時55分
  • 試験の説明・音声テスト:9時55分〜10時20分
  • 試験開始〜試験終了:10時20分〜12時20分
  • 問題用紙・解答用紙の回収:12時20分〜12時35分
  • 解散:12時35分

午後の部でのTOEIC試験当日の流れは以下の通りです。

  • 受付:14時5分〜14時35分
  • 試験の説明・音声テスト:14時35分〜15時
  • 試験開始〜試験終了:15時〜17時
  • 問題用紙・解答用紙の回収:17時〜17時15分
  • 解散:17時15分

TOEICスコアは時間配分で決まる?

TOEICスコアは時間配分で決まる?

TOEICスコアは時間配分で決まります。もちろん単語力・文法力・リスニング力も大切です。しかしまず抑えるべきは時間配分です。

なぜならTOEICは問題数に対して解答時間が極端に短いからです。TOEICはリスニング・リーディング合わせて全200問。それに対して解答時間は、リスニング45分・リーディング75分の全120分です。

よっぽど英語が得意なTOEIC受験者は、時間配分を意識せずとも全問を時間内に解き終えることができるでしょう。しかしほとんどの受験者(TOEIC初心者から上級者まで)は、時間配分を意識しなければ全問を試験時間内に解き終えることができません。

実際に私もTOEIC870点を獲得した時、全問解き終えたのは制限時間ギリギリでした。本記事で紹介している時間配分通りに問題を解いていなければ間に合っていなかったはずです。

私が約10年前に初めてTOEICを受験したときのスコアは440点ですが、その時はTOEICパート7は時間が不足してほとんど手付かずだったのを覚えています。

TOEICはマーク式の試験です。そしてほぼ全ての問題が4択問題です。

時間配分を意識してTOEICを解くと「もっと時間を使えば解けそうだけど、時間配分のことを考えてとりあえずAを選ぶか」といった形で、全問納得いくまで考えることはできません。しかし確実に全問解き終えることができます。一方時間配分を考えずに問題を解くと、1問1問じっくり考えることができますが、時間内に全問解き終えることは難しいでしょう。

そして「納得いかないままマークした解答」も正解する可能性は高いです。なぜならTOEICは、ほとんどの問題が4択のマーク式問題だからです。

一方いくら確実に正解できても時間内に解き終わらなければ、時間配分を意識して全問解き終えた場合と比べて点数取得の効率は悪くなります。

TOEICで大切なのは、時間配分を意識してなんとしてでも時間内に全問解き終えることです。

TOEICリーディングパートの時間配分まとめ

TOEICリーディングパートの時間配分まとめ

TOEICリーディングパートの時間配分を秒単位で紹介します。

  問題数 時間配分 1問あたりの解答時間
パート5 30問 10分 20秒
パート6 16問 8分 30秒
パート7 54問 54分 1分
合計 100問 72分(3分余り)  

上記の時間配分通りに問題を解けば、3分の時間があまります。この3分間は時間がなく適当にマークした問題を再考する時間に使いましょう。

また、ここで紹介する時間配分をTOEIC本番でいきなり実践するのは難しいです。まずは日々の問題演習の中に取り入れてみましょう。

パート5

TOEICパート5は全30問の短文穴埋め問題です。制限時間は10分、1問20秒で解きましょう。

1問20秒といっても、問題によって解答時間には差があります。全文を読む必要がない文法問題は、速ければ5秒程度で解けるでしょう。一方語彙問題や空欄が文末付近にある問題は20秒以上かかることもあります。

1問平均20秒で、とにかく10分以内には絶対に解き終える気持ちで解いてください。

TOEICパート5の解き方については以下の記事で解説しています。

関連記事:TOEIC Part5の解き方とコツ!3つの出題パターンと解く時のポイント 

パート6

TOEICパート6は全16問の長文穴埋め問題です。制限時間は8分、1問30秒で解きましょう。

解き方はパート5と全く同じですが、長文ということを考えてパート5よりも10秒長い1問30秒に設定しています。

TOEICパート6の解き方については以下の記事で解説しています。

TOEIC Part6にはコツがある?Part6の最適な解き方でスコアアップを実現!

パート7

TOEICパート7は全54問の長文問題です。制限時間は54分、1問1分で解きましょう。

TOEICパート7はTOEIC全パートの中で最も難しいパートです。またTOEIC試験中、最も疲労が蓄積している一番最後に解くことになります。

長文問題でついつい長考してしまいがちですが、確実に時間配分を守って、最後まで解き終えることを徹底してください。

TOEICパート7の解き方については以下の記事で解説しています。

TOEIC Part7の対策と参考書を3つずつ紹介【初心者もOK】

TOEICリスニングパートの時間配分まとめ

TOEICリスニングパートの時間配分まとめ

TOEICリスニングでは、音声に沿って問題を解き進めます。よってリーディングパートのように「1問何秒で解く」といった時間配分は不要ですし、時計と睨めっこする必要もありません。

TOEICリスニングパートでは「ディレクションが放送されている時間や問題が放送されている時間に何をして過ごすか」「どうやって問題の先読みをするか」といった時間配分が求められます。

パート1

TOEICパート1では、ディレクションが放送されている時間や問題と問題の間の時間を使って、写真の内容をイメージしましょう。例えば以下のような形です。

  • 女性が歩道を歩いているな
  • 二人の男性がパソコンを見ながら会話をしているな
  • 段ボールが棚に積まれているな

上記のように写真の状況をイメージしておくことで、スムーズに正解を見つけられるようになります。

TOEICパート1の解き方については以下の記事で解説しています。

TOEIC Part1・2の対策とおすすめ参考書を紹介【初心者もOK】

パート2

TOEICパート2には、先読みできる文章が一つもありません。よってディレクションや問題と問題の間の時間にやるべきことは特にありません。

パート2では質問文の疑問詞を聞き取ることが重要です。疑問詞は文頭に来るので、音声の最初は特に集中して聞き取るようにしましょう。

TOEICパート2の解き方については以下の記事で解説しています。

関連記事:TOEIC Part1・2の対策とおすすめ参考書を紹介【初心者もOK】

パート3

TOEICパート3では、ディレクションが放送されている間に、1問目の質問とその選択肢を全て先読みします。先読みをして「男性と女性が会話をしている状況だな」「何かで男性が困っていそうだな」とこれから放送される問題文の内容をできるところまで予測します。

そして問題文の放送中に3問全て解ききり、質問と選択肢が放送されている間に2問目の先読みを行います。

ディレクションは約30秒、質問と選択肢は約40秒放送されるので、その間に先読みを済ませる練習が必要です。

TOEICパート3の解き方については以下の記事で解説しています。

関連記事:TOEICパート3・4に必要な対策とおすすめ参考書3選

パート4

TOEICパート4の先読み方法は、TOEICパート3と全く同じです。図表問題の場合は、図表にも必ず目を通すようにしましょう。

先読み時間は1問目が約30秒で2問目以降が約40秒ですが、慣れてくれば25秒もあれば先読みが終わるようになります。

TOEICパート4の解き方については以下の記事で解説しています。

TOEICパート3・4に必要な対策とおすすめ参考書3選

決められた時間配分にTOEICの問題を解けない時にやるべきこと

決められた時間配分にTOEICの問題を解けない時にやるべきこと

TOEICの時間配分を知っているからといって、確実に時間内にTOEICを解き終えることができるとは限りません。

頭では分かっていても、ついつい時間をオーバーしてしまったり、時間配分を守ろうとするとほとんどの問題で納得のいく答えが出せないことも…

決められた時間配分でTOEICを解けない時にやるべきことは以下の3つです。

  • 諦める選択肢を持つ
  • 優先順位は「時間内に解き切る>正答する」
  • 時短できる問題はとことん時短する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

諦める選択肢を持つ

TOEICは全200問、990点満点の試験です。99%の受験者にとって、TOEICで全問正解することは不可能です。「この問題は難しそう」「時間がかかりそう」と思ったら、諦めて最も正しいと思われる選択肢にマークをして、次の問題に進みましょう。

おそらくあなたが諦めた問題は他の受験者にとっても難しい問題です。誰も解けない問題に時間を費やすよりも、解ける問題を確実に解きましょう。

諦めるのが早ければ早いほど、他の問題に費やせる時間が増えます。TOEICで満点を取るためには1問でも問題を諦めることはできません。しかし満点を目指していないのであれば、諦めることも立派な戦略です。

全問解き終えた後に時間が余っていれば、その時間を、飛ばした問題を考える時間に使うことができます。

優先順位は「時間内に解き切る>正答する」

TOEICでは時間内に解き切ることを最優先に考えましょう。マークしていない問題が1問でもあってはいけません。どうしても間に合わない時には、残りの問題全てを適当にマークをしましょう。

マークしていなければ確実に不正解ですが、マークさえすれば4分の1の確率で正解できます。つまりTOEICは全問適当にマークしても250点近くは取れてしまう試験なのです。

ずる賢いと感じるかもしれませんが、これも立派なテクニックです。

時短できる問題はとことん時短する

TOEICは時間配分通りに解くことが大切です。しかし問題を考える時間も欲しいですよね。考える時間を確保しつつ時間配分を守るためには、時短できる問題はとことん時短しましょう。

例えば選択肢を4つ順番に読む際、1つ目の選択肢が正解だと確信できればその他3つの選択肢は読む必要がありません。この場合選択肢を3つ読む時間を時短できます。

また全文読まずとも解答できる場合は、わざわざ全文読む必要はありません。パート5の文法問題やパート7には全文読まずとも解ける問題がたくさんあります。

まとめ

時間配分はTOEICで高得点を取るためには絶対に必要です。まずは時計やタイマーを使って、時間配分を意識しながら問題演習を解いてみましょう。

練習のうちから時間配分を意識することで、TOEIC本番でも無理なく時間内に全問解き終えることができるようになります。

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一生につながる1年だったと思います。

プロキャディ杉澤伸章さん

インタビュー

Versant 29 → 40

目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成

英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。

それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。

 

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