TOEIC550点の英語レベルはどれくらい？TOEIC550点を超えるための絶対に押さえたい勉強方法もご紹介！

「ようやくTOEICスコアが550に届いた！でもTOEIC550点ってどんなレベルなの？」

「まずはTOEIC550点レベルを目指したい!でも、どんな勉強をすれば良いの？」

そんな疑問をお持ちではないでしょうか?

自分の持っているTOEICのスコアがどんなレベルなのかは気になるところですよね。

そこでこの記事では、そんなTOEIC550点の英語レベルや社会的な評価、そしてTOEIC550点に至るための勉強法をお伝えしていきます。

この記事を読み終わる頃には、TOEIC550点についてしっかりと理解し、そこに至るために今から何に手を付ければ良いか具体的な方法まで理解しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

TOEIC550点の英語レベルとは？

TOEIC550点の英語レベルについて以下の事が言えます。

1. 平均点よりも高いスコア
2. 英検2級程度の実力
3. 600点に向けて着実に実力をつけている

平均点よりも高いスコア

TOEIC550点はTOEIC受験者の平均点よりも高いスコアだと言えます。

TOEICの運営機関であるETSは、2017年度から2019年度までの3年間の平均スコアを公表しています。(TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2020 P5~P6)

このデータによると、公開試験の平均スコアは588、IPテスト（団体受験）の平均スコアは470です。

公開試験とIPテストで100点以上の差がありますが、両者は形式、難易度ともに同じ試験です。

公開試験はIPテストに比べて英語学習に意欲的な人だけが受験する傾向にあるので、よりリアルな数字を出すために両者の平均を出してみると……

(588＋470)÷2＝529

となります。

TOEIC550点はこの公開試験とIPテスト平均スコア529よりも20以上高い数値なので、自信を持って平均点よりも高いスコアだと言うことが出来ます。

英検2級程度の実力

TOEIC550点を取得できる実力であれば、英検2級を比較的楽に取得できる実力を備えていると言えます。

参考としてヨーロッパの共通基準CEFRを見てみましょう。

TOEICの公式ページを見てみると、TOEICで言う550点(厳密に言えばリスニングとリーディングでそれぞれ275点)以上からをCEFRでのB1レベルとして区別しています。

対して英検の公式ページを見てみると、英検2級の合格ラインを同じくCEFRでのB1レベルとして区別していることがわかります。

以上のことから、TOEIC550点は英検で言うと2級レベルに相当すると言うことが出来ます。

※もちろんTOEICと英検は試験内容が異なる試験なので単純比較は出来ません。あくまで一般的な換算としてお受け取りください。

TOEIC600点に向けて着実に実力を付けている

TOEIC550点はTOEIC600点取得に向けて着実に実力をつけてきているスコアだと言えます。

↓TOEICの公式サイトが公開している「英語活用実態調査2019」というデータによると、企業が各部門の社員・職員に期待するTOEICの平均スコアは以下の通りです。

出典:英語活用実態調査2019

海外部門が700点近いスコアを要求されているのを除けば、どの部門も500点台後半の数字を示していることがわかりますよね。

一般的に就職活動や転職活動において、TOEICのスコアを強みに出来る基準を600点と置いているのはこの結果からも推測が出来ます。

TOEIC550点は、その基準となる600点取得に向けて着実に実力を付けてきているスコアだと言うことが出来ます。

TOEIC550点を目指す人のおすすめ勉強法とは？

それでは具体的にTOEIC550点を目指すために、具体的にどのような勉強を行えば良いのでしょうか?

ここではTOEIC550点取得のためにおすすめの勉強方法をお伝えしていきます。

リスニング対策

TOEIC550点を取得するためのリスニング対策として、以下の勉強方法がおすすめ出来ます。

• Part1.2のシャドーイング
• Part3.4の問題文・選択肢先読み

Part1.Part2のシャドーイング

シャドーイングとは、英語の音声を流して、聞こえたものをそのまま後を追うように発音していく勉強法です。

文字でお伝えすると難しく聞こえるかもしれませんので、わかりやすく解説した動画があるのでそちらを参考にしてみてください↓

このシャドーイングを、TOEIC公式問題集、もしくはTOEIC本番の試験に限りなく近い模試のリスニング音声で行ってみてください。

TOEICのリスニングの中でも短い文章を扱うPart1、Part2で行うのがおすすめです。

最初は難しく感じるかもしれませんが、短い文章なので短時間で何回も繰り返し練習することが出来るので、何度も練習しているうちに上手く出来るようになりますよ。

Part3.Part4先読みの練習

TOEICのリスニングセクションは、Part1とPart2は問題文や選択肢が問題用紙に書いていないのに対し、Part3とPart4は問題文と選択肢が問題用紙書いてあります。

つまり、Part3とPart4はあらかじめ問題文と選択肢を先読みしておくことである程度どんなリスニング音声が読まれるのかを推測しておくことが出来るわけですね。

この先読みを、各パートのイントロダクション(解き方についての英語での説明)をしている間にスムーズに出来るようになりましょう。

Part3とPart4はリスニングセクションの中でも長文が扱われて、「初中級者にはお手上げ～!」となりがちですが、この先読みを身に着けていくことでなんとか太刀打ち出来るようになります。

ポイントは、音声が始まったらピタッと問題文や選択肢から意識を外して音声に集中すること!

これが出来るようになればTOEIC550点を取得する上でとても強い武器になりますよ!

TOEICリスニングPart3とPart4で有効な「先読み」については、以下の記事でも詳しく紹介しています。

TOEICリスニングpart3、part4は「先読み」が鍵！コツと攻略法を解説

リーディング対策

TOEIC550点を取得するためのリーディング対策として、以下の勉強方法がおすすめ出来ます。

• TOEIC頻出の単語を覚える
• 中学英文法を総ざらいする
• 解ける問題を把握する

TOEIC頻出の単語を覚える

TOEICにはTOEICの頻出英単語があります。

比較してみるとよくわかりますが、大学受験の入試英語や英検の上位級に出てくる英単語と、TOEICで頻出の英単語はそれぞれ異なります。

それゆえか、英語がとても難しい最難関大学に合格した大学生でさえ、いきなりTOEICに挑むとハイスコアの取得は難しいです。

なので、TOEICにはTOEICの単語帳を使って頻出の単語を覚えましょう。

550点レベルを目指すのであれば、TOEIC特急シリーズの「銀のフレーズ」がおすすめです。

単語帳に取り組むときは複数の単語帳に浮気せずに反復して取り組むと効果的です。

最低3周するのを目安に取り組んでみてください。

TOEIC頻出単語をどのくらい覚えているかチェックしたい方は、以下の記事で確認いただけます。

TOEIC頻出単語のチェックリスト！覚えている単語を確認してみよう

中学英文法を総ざらいする

単語と同じくらい大切なのが英文法です。

TOEICでは難関大学の入試英語のような難しい英文法はさほど頻繁には問われません。

TOEIC600点までは中学英文法だけでも無理なく取れるので、まずは中学英文法を総ざらいしましょう。

「英文法のトリセツ」や「Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル」などで、時間をかけすぎずに英単語と同様反復することをおすすめします。

解ける問題を把握する

ここからが本番です。

TOEICに挑めるだけの単語力と英文法力を身に着けたら、それをTOEIC本番で活かせるようにしましょう。

TOEICの問題は一見すると難しく見える問題が多く、面食らってしまって「解ける問題も解けなかった」ということがよくあります。

しかし「文末にYesterdayがあったから過去形を選べば良いだけだった」とか「完了形だったからSinceを選べば良いだけだった」など、よく見てみたらサービス問題なことも多々あります。

こうした「一見難しそう」に騙されずに取れる問題をしっかりと取るためにも、TOEICの過去問や本番そっくりに作られた模試を演習して、身に着けた英語力をTOEIC本番で活かせるようにしましょう。

ここまでのことが出来ていれば、TOEIC550点はもちろんTOEIC600点も狙える実力がついているはずですよ!

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受講生のインタビューもご紹介します。

           

トライズでの１年は、
一生につながる１年だったと思います。

プロキャディ杉澤伸章さん

インタビュー

Versant 29 → 40

目標：海外選手に英語でインタビューする。達 成

英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。

それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。

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