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TOEIC SWの勉強方法4つのやり方を解説【初心者向け】

TOEIC SWは、スピーキングとライティングの能力を測る試験です。リスニングとリーディングの能力を測るTOEIC LRと比べると受験者数が少なく、勉強方法に関する情報も、あまり出回っていません。

「TOEIC SWってどうやって対策するのが正解なの?」と悩んでいる方も多いはずです。

そこで本記事では、TOEIC SWの勉強方法についてまとめています。記事を最後までチェックすれば、TOEIC SW対策で何をやれば良いのかが明確になりますよ。

TOEIC SWとは?

TOEIC SWの勉強方法4つのやり方を解説【初心者向け】

日本国内において一般的にTOEICと言われると、TOEIC Listening & Readingの事を指します。リスニング495点、リーディング495点、合計で990点で採点される有名な試験ですね。

対して、TOEIC Speaking & Writingは、そのTOEICと同じIIBC,ETSが運営、監修する試験です。その名前の通り「話す」「書く」英語力を問われる試験です。

TOEIC Speaking & Writing、略してTOEIC SWは、スピーキング200点、ライティング200点の合計400点満点の試験です。

何かデータがあるわけではありませんが、TOEIC SWの受験者の多くはTOEIC LRで高得点を取得している印象です。中にはTOEIC LRで990点満点、TOEIC SWで400点満点の合計1390点満点を目指している方もいます。

TOEIC SWの試験概要について詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。

TOEIC S&Wテストとは?概要や勉強方法を解説

TOEIC SWは何点を目指すべき?スコア目安やTOEICとの比較もご紹介!

TOEIC SWの問題形式

TOEIC SWの勉強方法4つのやり方を解説【初心者向け】

TOEIC SWの試験時間は、スピーキングが約20分、ライティングが約60分で合計約80分間の試験です。スピーキングは合計11問、ライティングは合計8問で、問題数は合わせて19問です。

スピーキングテストは、以下5つで構成されています。

  • 音読問題
  • 写真描写問題
  • 応答問題
  • 提示された情報に基づく応答問題
  • 意見を述べる問題

試験の詳細については、以下の通りです。

内容 問題数 概要
音読問題 2 アナウンスや広告などの内容の、短い英文を音読する
写真描写問題 2 写真を見て内容を説明する
応答問題 3 身近な問題についてのインタビューに答えるなどの設定で、設問に答える

または、

電話での会話で、設問に答える

提示された情報に基づく応答問題 3 提示された資料や文書(スケジュール等)に基づいて、設問に答える
意見を述べる問題 1 あるテーマについて、自分の意見とその理由を述べる

ライティングテストは、以下3つで構成されています。

  • 写真描写問題
  • Eメール作成問題
  • 意見を記述する問題
内容 問題数 概要
写真描写問題 5 与えられた2つの語(句)を使い、写真の内容に合う一文を作成する
Eメール作成問題 2 25~50語程度のEメールを読み、返信のメールを作成する
意見を記述する問題 1 提示されたテーマについて、自分の意見を理由あるいは例とともに記述する

TOEIC SWの勉強方法

TOEIC SWの勉強方法4つのやり方を解説【初心者向け】

TOEIC SWの勉強方法を4つ解説します。

  • 単語学習
  • 参考書を使った学習
  • 発音の学習
  • 瞬間英作文

どれもTOEIC SWで高得点を取るためには欠かせない勉強方法なので、しっかり確認してください。

単語学習

まずTOEIC SWに必要な勉強方法は、単語学習です。語彙力がなければスピーキングもライティングもできません。スピーキングやライティングは、知っている単語を使って行うものなので、そもそも単語を知らなければ何もできませんよね。

TOEIC SWでは、TOEIC LRと同じような、ビジネスに関する単語を学習する必要があります。TOEIC SWに関する単語帳が出版されているわけではないので、TOEIC LRで使用する単語帳を購入しましょう。

TOEIC LRを受験したことがある方で、すでに単語帳を持っているのであれば、同じものを使って構いません。TOEIC単語帳の選び方やおすすめ単語帳については、以下の記事で詳しく解説しています。

【超人気】TOEIC単語帳レベル別おすすめ10選!勉強法も解説

TOEIC SWとTOEIC LRの単語学習の方法は異なるので、注意が必要です。TOEIC LRはリスニングとリーディングの試験です。よって単語を聞いたり見たりして、それを和訳する能力だけが求められていました。

しかしTOEIC SWはスピーキングとライティングのテストです。よって、単語を聞いたり見たりして、それを和訳する能力ではなく、単語を英訳して話したり書いたりする能力が求められます。つまり同じ単語学習でも、求められるのは全く逆のスキルです。

TOEIC LRの対策をするのであれば、英訳は行わずに和訳の勉強だけをしても問題ありません。しかしTOEIC SWの対策をするのであれば、英訳を重点的に学習しましょう。

参考書を使った学習

TOEIC SWでは、参考書を使った対策がメインになります。TOEIC LRと比べると参考書のレパートリーは少ないですが、受験者の英語レベル別にTOEIC SWの参考書が出版されています。

TOEIC SWの参考書を持っていない方は、1冊購入しておきましょう。ただしTOEIC SWは、TOEIC LRのように、参考書を使って問題を解いて簡単に採点できるものではありません。

よって、スピーキングの音声を録音して自分で添削して見たり、英文が正しいかどうかを自力で調べたりする必要があります。TOEIC SWで参考書を解く際は、TOEIC LR以上に解いた後の復習が重要視されます。

TOEIC SW対策におすすめの参考書に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。

TOEIC SW初心者におすすめの参考書5選【中級者上級者向けも紹介】

発音の学習

TOEIC SWのスピーキングテストでは、発音も大切です。発音は日本人が特に苦手とする分野ですが、時間をかけて対策しておきましょう。

実際に自分が話す英語を録音して確認してみると、自分の発音のどこを改善すればいいかが分かりますよ。

瞬間英作文

TOEIC SWの特にスピーキングでは、瞬間的に英文を作り、それを発話する能力が求められます。スピーキングでは、リーディング問題のようにゆっくりと答えを考えている時間はありません。

そこでおすすめなのが瞬間英作文です。瞬間英作文とは、日本語の文章を見て、それを瞬時に英訳し発音する勉強方法です。TOEIC SWのスピーキングに必要な瞬発力を鍛えることができます。

瞬間英作文は、すでに知っている単語や文法を使って英作文を行う勉強方法です。よって瞬間英作文を行えば、簡単な単語や文法をうまく使いこなす能力が身につきます。

「中学高校の英単語と文法知識さえあれば簡単な英会話はできる」と言われることもありますが、実際に英会話ができるかどうかは、それらの単語や文法を使いこなせるかどうかで決まります。

TOEIC SWでできるだけ高いスコアを取得するためには、あえて難しい単語や文法を使おうとするのではなく、簡単な単語や文法をうまく使いこなすことが大切です。よって瞬間英作文が役に立つはずです。

まとめ

TOEIC SWの勉強方法4つのやり方を解説【初心者向け】

TOEIC SWの勉強方法について解説しました。TOEIC SWの勉強方法は大きく4つです。TOEIC SWとTOEIC LRとでは、対策が大きく異なるので注意が必要です。

TOEIC SWで必要な勉強方法について分かったら、早速その勉強方法を実践して見ましょう。できれば早速今日から、TOEIC SW対策を始めて見てください。

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