1. HOME
  2. ブログ
  3. TOEIC(R)
  4. TOEICパート5頻出の前置詞・接続詞一覧と問題の解き方まとめ
TOEICパート5頻出の前置詞・接続詞一覧と問題の解き方まとめ

TOEICパート5頻出の前置詞・接続詞一覧と問題の解き方まとめ

TOEICパート5の短文穴埋め問題には、文法問題や語彙問題など、いくつかの問題パターンがあります。本記事では、その中でも前置詞・接続詞問題の解き方について解説します。

TOEICパート5は全部で30問あります。そのうち数問は、前置詞・接続詞問題です。しかし前置詞・接続詞問題を「感覚で何となく解いている」という方も多いのではないでしょうか?

本記事で紹介しているTOEIC頻出の前置詞と接続詞の一覧を暗記して、正しい解き方を身につければ、パート5における前置詞・接続詞問題の正答率は大きく上がりますよ。

興味がある方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。

TOEIC頻出の前置詞・接続詞一覧

TOEIC頻出の前置詞・接続詞一覧

どの単語が前置詞でどの単語が接続詞なのかを暗記しなければ、解き方が分かっても正解には結びつきません。

TOEIC頻出の前置詞・接続詞を一覧にまとめました。

TOEIC頻出の前置詞一覧

TOEIC頻出の前置詞一覧は次のとおりです。

  • despite:〜にもかかわらず
  • given:〜を考慮に入れると
  • during:〜の間
  • due to:〜が原因で
  • owing to:〜が理由で
  • because of:〜が原因で
  • instead of:〜の代わりに
  • in spite of:〜にもかかわらず
  • prior to:〜より前に
  • thanks to:〜のおかげで
  • in the event of:〜の場合
  • in addition to:〜に加えて
  • except for:〜を除いて
  • regardless of:〜とは無関係に

TOEIC頻出の接続詞一覧

TOEIC頻出の接続詞一覧は次のとおりです。

  • when:〜するとき
  • while:〜する間に、〜する一方で
  • as soon as:〜するとすぐに
  • once:いったん〜したら
  • if:もし〜するなら
  • unless:〜しない限り
  • because:〜なので
  • now that:今はもう〜なので
  • so that:〜するように
  • though/although:〜にもかかわらず
  • even though:〜にもかかわらず
  • whenever:〜するときはいつでも
  • even if:例え〜しても
  • provided that:〜という条件で

TOEICパート5頻出の前置詞と接続詞両方の用法を持つ単語一覧

ここまで前置詞と接続詞を一覧で紹介しました。しかし英単語の中には、前置詞と接続詞の用法を持つ単語が存在します。今回はその中でも、TOEICパート5に頻出の単語を4つ紹介します。

  • before:前置詞「〜の前に」接続詞「SがVする前に」
  • after:前置詞「〜の後に」接続詞「SがVした後に」
  • until:前置詞「〜まで」接続詞「SがVするまで」
  • since:前置詞「〜以来」接続詞「SがVするので」「SがVして以来」

TOEICパート5では、前置詞で紹介した「because of:〜が原因で」と接続詞で紹介した「because:〜なので」が同じ設問で選択肢に登場したりします。この場合意味はどちらも同じなので、空欄に前置詞が入るのか接続詞が入るのか、そしてどちらが前置詞でどちらが接続詞なのかを考えて解かなけばなりません。

今回一覧で紹介したもの以外にも前置詞・接続詞はあります。TOEIC対策でその都度覚えていきましょう。

TOEICパート5の前置詞・接続詞問題の解き方

TOEICパート5の前置詞・接続詞問題の解き方

TOEICパート5の前置詞・接続詞問題は、以下の2ステップで解くことができます。

  • 空欄に入るのが前置詞か接続詞かを特定する
  • 選択肢の中で意味が適切なものを選ぶ

それぞれ詳しく見てみましょう。

空欄に入るのが前置詞か接続詞かを特定する

TOEICパート5を解く際、選択肢に前置詞と接続詞と思われる単語が並んでいたら「これは前置詞・接続詞問題だな」と推測できます。

前置詞・接続詞問題であることが分かったら、空欄に入るのが前置詞なのか接続詞なのかを特定しましょう。前置詞が入るのか接続詞が入るのかは、以下のルールを使って見分けられます。

  • 前置詞:直後に名詞がくる
  • 接続詞:直後にSVがくる

1つ例題を見てみましょう。

(          )a recent survey, the top characteristics of effective managers include adaptability and sensitivity.

  • A:According to
  • B:When
  • C:In case
  • D:Since

上記の問題では、まず選択肢を見て「これは前置詞・接続詞問題だな」と気づきます。そして空欄に入るのが前置詞なのか接続詞なのかを特定するために、空欄の後ろを確認します。

空欄の後ろを確認すると、a recent surveyと名詞が来ていることが分かります。名詞の前に来るのは接続詞ではなく前置詞なので、空欄に入るのは前置詞だと判断できます。

上記の選択肢の中で前置詞は「A:According to」だけです。「D:Since」は前置詞としても接続詞としても使える表現ですが、前置詞の場合”since yesterday”のように過去の起点を伴います。よって「A:According to」が正解だと導けます。

「A:According to」は記事前半の一覧表では紹介していない前置詞です。しかし空欄に入るのが前置詞でB〜Dの選択肢が接続詞であることが分かれば、消去法でもAが正解だと導き出すことができます。

消去法で正解した場合は、知らなかった表現を放置せずに覚えるようにしましょう。そうすることでTOEICパート5の正答率と解くスピードが上がっていきます。

選択肢の中で意味が適切なものを選ぶ

TOEICパート5の選択肢は4つです。選択肢4つが全て別の品詞であれば、空欄に入る品詞が確定すると同時に正解を導き出せます。しかしTOEICでは、選択肢4つのうち前置詞が2つ接続詞が2つのように、同じ品詞が複数あるケースもあります。

同じ品詞が選択肢の中に複数ある場合は、意味から正解を導かなければなりません。

例題を1つ見てみましょう。

All city bus passengers should exit through the rear door,(          )passengers with small children and strollers.

  • A:even though
  • B:furthermore
  • C:in spite of
  • D:except

上記の問題では、空欄の後が”passengers”と名詞になっているため、空欄には前置詞が入ることが分かります。上記の選択肢の中で前置詞はCとDの2択です。

「C:in spite of」は〜にもかかわらず、「D:except」は〜を除いてという意味です。英文を読んで、意味的にしっくり来る「D:except」が正解となります。

まとめ

TOEICパート5頻出の前置詞・接続詞一覧と問題の解き方まとめ

TOEICパート5の前置詞・接続詞問題について解説しました。

まずは前置詞と接続詞をできる限り暗記しましょう。そして解説した解き方に沿って問題を解けば、確実に正答率は上がります。

TOEICパート5には、前置詞・接続詞問題以外の問題パターンもあります。TOEICパート5全体の解き方については、以下の記事で詳しく解説しているので興味がある方はチェックしてみてください。

関連記事:TOEIC Part5の解き方とコツ!3つの出題パターンと解く時のポイント

TOEICの次は英語を話せるようになりたい方におすすめのスクールは「トライズ」

TOEICで満足のいくスコアが出せた後、次はやはり英語が話せるようになりたい、という方が多くなっています。

そんな方におすすめなのがトライズ

トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。

「短期間で英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。

受講生のインタビューもご紹介します。

           トライズ修了生杉沢伸章さんの画像

トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。

プロキャディ杉澤伸章さん

インタビュー

Versant 29 → 40

目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成

英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。

それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。

 

関連記事

TOEIC対策スクールのトライズ