APR 19 2021 Tweet Share TOEIC(R) 【TOEIC Part5対策】解き方とコツ!3つの出題パターンと解く時のポイント TOEICのPart5は、高いスコアを取るためには落とせないパートです。見たところシンプルな穴埋めで簡単に点数が取れそうですが、これが意外と時間をさいてしまったり、ミスをしやすい場所だったりします。 こちらでは、そんなパート5では、どのような問題が出題されるのかを紹介し、それから対策法をご紹介していきたいと思います。しっかり対策をして、いっしょに高得点を目指していきましょう。 本記事でわかること TOEIC Part5で出される問題 それぞれの問題における解き方とコツ 目次1 TOEIC Part5とは2 パート5で出題される問題2.1 ①文法問題2.2 ②品詞問題2.3 ③語彙問題3 Part5の解き方とコツ3.1 文法問題の解き方とコツ3.2 品詞問題の解き方とコツ3.3 語彙問題の解き方とコツ4 まとめ5 TOEIC短期スコアアップなら英語コーチング「トライズ」 TOEIC Part5とは TOEIC Part5は、TOEIC公開テストのリーディングにあたるパートです。TOEICリーディングには、短文穴埋め問題、長文穴埋め問題、長文読解問題の3つがありますが、はじめの短文穴埋め問題が、このパート5にあたります。 パート5の問題数は全部で30問あり、空欄に入る最も適切なものを(A)(B)(C)(D)の選択肢から選んで解答します。以下は、パート5の例です。 Those who plan on registering for the summer session are required to do so ___. (A)nearly (B)immediately (C)preciously (D)significantly パート5で出題される問題 パート5では、さまざまなジャンルの文章が問題として出題されます。学術的なものもあれば、ビジネスに関するもの、健康に関するものやスポートに関するものなどさまざまです。そして、それらにかかわる専門的な単語も、文章の中にたくさんあります。 また、パート5の問題は、大きく分けて、①文法、②品詞、③語彙、の3つの出題パターンに分類することができます。こちらに関しては、説明するよりは実際の選択問題を見てもらったほうがわかりやすいと思いますので、こちらを見てみて下さい。 ①文法 (A)is finished (B)has finished (C)will have finished (D)finished ②品詞 (A)regard (B)regards (C)regarded (D)regarding ③語彙 (A)account (B)state (C)adapt (D)explain 選択問題を見ると、似たような単語が並んでいるのもあれば、おなじ単語の前後が変わっているものあるなど、違いがありますよね。パート5では、これらの3つが、基本的な出題パターンとなります。そこで、ここからはこれらの3つの出題パターンの特徴と、それぞれどのような問題が出されるのかを紹介していきたいと思います。 ①文法問題 1つ目は、文法問題です。時制や比較、接続詞、代名詞といった、文法に関係する問題がこちらで出題されます。問題の例文を見てみましょう。 Applicants must indicate what level of computer skill they _____. (A)had possessed (B)will possess (C)possessing (D)possess ____ of the players in the baseball team used to be a basketball player. (A)Some (B)One (C)The one (D)As one とこのように、同じもしくは類似する意味を持つ単語の中から、文章の流れとして最もふさわしいものを選択するという問題となります。文法をしっかり勉強しておかないと解けない問題が多くなります。 ②品詞問題 2つ目は、品詞問題です。選択肢の中から正しい品詞を選択するという問題になります。たとえば以下のような問題が出題されます。 The free-smoke policy will come into effect with the full _____ of the board members. (A)approve (B)approval (C)approved (D)approves Economic rebirth was once considered ____, but now we see the sign of rapid recovery. (A)impossible (B)impossibility (C)impossibly (D)impossibleness このように、同じ単語の異なる品詞から適当なものを選択するのが品詞問題です。たとえば前置詞ofの前には名詞しか置けないといった、それぞれの品詞の使い方やルールを知っていないと解けない問題となります。 ③語彙問題 3つ目の出題パターンは、語彙問題です。選択肢の中から正しい単語を選ぶという問題となります。名詞、動詞、副詞、形容詞、前置詞、熟語など、さまざまな語彙がこちらで出題されます。では問題の例を見てみましょう。 In an office environment, a small _____ of appreciation can boost employee morale. (A)number (B)chance (C)act (D)progress Due to recent economic recession, some assembly lines have remained ____ for months. (A)idle (B)spare (C)void (D)null 語彙問題ではこのように、似たような意味を持つ単語の中から最も適切なものを選ぶ必要があります。単語それぞれの意味を知っておく必要があり、いかに単語を勉強しているかがとても大切になってくる問題となります。 TOEIC頻出単語のチェックリスト!覚えている単語を確認してみよう Part5の解き方とコツ それでは、ここからはTOEICパート5の解き方と解くとコツをご紹介したいと思います。さきほど問題を3つのパターンに分類しましたが、その分類にあわせた解き方とコツを紹介していきます。 文法問題の解き方とコツ 文法問題では、時制や比較、接続詞、代名詞などさまざまな問題が出題されます。基本的な文法力というのが大切なのは間違いありませんが、解き方としては、文章からヒントとなる言葉を見つけることが重要になります。 時制に関する問題を例にすると、問題を解くときは、まず文章のどこかにある時制を表すワードを探します。たとえば、at the timeは「当時」という意味をもつ言葉ですが、当時とは過去をふり返った時間を表すので、at the timeのある文章の時制は、過去となります。 ほかにも、the + ( ) + 名詞を見かけたら最上級、not onlyを見かけたらbut alsoというように、文法問題には必ず答えを導き出せるヒントが隠されています。つまり、いかにそのヒントとなるワードを見つけられるかが、文法問題を解く上でカギとなるということです。 文章のなかにヒントとなる言葉を見つけること 空欄の前後というより、文章全体を把握すること 品詞問題の解き方とコツ 解答の中に、同じような単語が4つ並んでいるのを見たら、それは品詞に関する問題です。品詞問題には、名詞、副詞、前置詞などさまざまな問題がありますが、解くときのコツとしては、答えを入れる空欄の前後を見るということがあげられます。その理由は、品詞に関する問題では答えとなるヒントが前後にあることが多いからです。 たとえば、a ____ fromという問題があれば、空欄の前に冠詞のaがあって、その後に名詞ではない前置詞のfromが続いているので、答えは名詞とわかります。 ほかにも、形容詞の後ろに(空欄)、もしくは動詞のまえに(空欄)があれば名詞、名詞の前に(空欄)があれば形容詞、というように品詞のならびには決まりごとがあります。 このように、おなじような言葉が4つ並んだ答えをみたときは、空欄の前後をみるようにしましょう。品詞問題は、パート5の問題のなかでもすべての文章を読まなくてもいい、つまり時間のかからない問題となります。 品詞の問題では、空欄の前後を見ること 時間セーブのために、すべての文章を読まずさっと解答をすること 関連記事:TOEIC文法対策で初心者でもスコアを劇的に上げられる3ステップとは? 語彙問題の解き方とコツ 語彙問題は、単語をいかに知っているかが問われます。語彙問題の選択肢の中には似たような単語が並べられているので、迷うこともあれば、ひとつでも知らない単語があるとそれが正解なのではないかと思ってしまい、時間を取られることもあります。 そのため、ほかの問題と比べるとやや時間のかかる問題ではあります。しかし、知っている単語が多ければサクッと答えることができるので、語彙問題に関しては、単語を覚えることが一番の対策といえます。 ただひとつだけ、英語の単語にはそれを見ただけである程度の意味がわかるという「接頭語」というものがあり、それを知っておくとパート5で役に立つことがあります。 たとえば、previous(前の)やprecede(先行する)といった、preが頭につく言葉は、「前の」という意味をもつ言葉が多く、disagree(反対する)disease(病気)といったdisがつく言葉には、否定的なものを表すことが多いなど、意味がわからなくてもある程度の予想ができる単語があります。 パート5の語彙問題をやっていて知らない単語ができたときには、この言葉のつくりを見るというのもちょっとしたコツといえるかもしれません。 語彙問題に関しては、ボキャブラリーをしっかり増やすこと 接頭語も知っておくと、わからないときに役立つこともある 単語や熟語などTOEICに必要な語彙力を伸ばしたいという方は、以下の記事でおすすめの単語帳をご覧ください。 関連記事:【超人気】TOEIC単語帳レベル別おすすめ10選!勉強法も解説 関連記事:TOEICの熟語はどうやって勉強したら良い?厳選おすすめ参考書もご紹介! まとめ こちらでは、TOEICパート5で出題される問題のパターンと、それぞれを解くときのコツをご紹介しました。TOEICで高いスコアを取るためには、なんとしても落とせないパートです。Part5で手こずることがある方は、ぜひこちらで紹介した解き方を参考にしてみて下さい。 TOEIC短期スコアアップなら英語コーチング「トライズ」 社会人の方で仕事が忙しく、自宅で学習時間を確保できる自信がない方は、英語コーチングスクールがおすすめです。英語コーチングスクールでは、コーチが自宅学習の管理や学習カリキュラムの作成をしてくれるので、忙しい方や限られた時間しかない方でも、TOEICの短期スコアアップができます。 TOEIC対策スクールの「トライズ」では2ヶ月間のTOEIC専門コーチングカリキュラムが用意されています。短期間でTOEICスコアを上げて、キャリアアップや就職に役立てたいという方は、トライズをおすすめします。 無料カウンセリングも行っています。以下より詳細をご確認ください。 無料カウンセリングの予約はコチラから ▼TOEIC短期集中コースの体験談はこちら TOEICの次は英語を話せるようになりたい方におすすめのスクールは「トライズ」 TOEICで満足のいくスコアが出せた後、次はやはり英語が話せるようになりたい、という方が多くなっています。 そんな方におすすめなのがトライズ。 トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。 「短期間で英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。 受講生のインタビューもご紹介します。 トライズでの1年は、 一生につながる1年だったと思います。 プロキャディ杉澤伸章さん インタビュー Versant 29 → 40 目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成 英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。 それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。 > 詳しくみる 投稿者: TORAIZTOEIC(R)part5, TOEIC, TOEICテスト, TOEIC対策, スコアアップ, リーディング, 英文法 TOEICパート7の概要・勉強方法... TOEIC860点ってどんなレベル...