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TOEIC文法対策で初心者でもスコアを劇的に上げられる3ステップとは?

TOEIC文法対策で初心者でもスコアを劇的に上げられる3ステップとは?

「TOEICでスコアを伸ばしたい!」

「文法問題を素早く正確に解けるようになりたい!」

そんな思いを持った方が、この記事にたどり着く方には多いのではないでしょうか?

TOEICでは文法対策をすることでスコアを劇的に伸ばすことが出来ます。

この記事では、そんなTOEICの文法対策について「具体的に何を行えば良いか」をお伝えしていきます。

読み終わる頃には、TOEICのスコアを劇的に向上させる具体的な3ステップについて十分に理解しているのでぜひ最後まで読んでみてください。

TOEICでは特に文法が大事な理由とは?

TOEIC文法対策で初心者でもスコアを劇的に上げられる3ステップとは?

TOEICでスコアを上げるために、文法対策を行うことは非常に有効な手段だと言えます。

その根拠として、以下の事が挙げられます。

  • 少しの努力で大きな成果が期待出来る
  • 長文・リスニングにも役に立つ

少しの努力で大きな成果が期待できる

TOEICは全パートの中でも特にPart5が伸ばしやすいです。

なぜなら、難しい知識があまり問われないからです。

TOEICのPart5は、リーディングパートの中でもシンプルな文法知識を問う問題が多いです。

だからこそTOEIC初心者でも対策がしやすく、かつ勉強した成果がダイレクトにスコアに反映されやすいんですね。

長文・リスニングにも役に立つ

英文法を勉強することで得られる効果は、Part5の正答率が上がるだけではありません。

長文問題やリスニングにも非常に役に立ちます。

長文

まず長文問題ですが、単純に英文法知識を養うとPart5とPart6をよりスピーディに解くことが出来るようになります。

そうすることで、長文問題のPart7に時間を残しておくことが出来るようになるというわけですね。

TOEICのリーディングパートはスコア800を超えてくるまでは時間いっぱい使っても全部解ききれない人がほとんどなので、長文問題に時間をストックしておけるのはスコアアップに直結する要素だと言うことが出来ます。

さらに、英文法知識を用いて読むことによってより素早く、かつスピーディに読むことが出来るようになります。

具体的には、英文の構造を理解していることで、読みながら英文の内容を予測することが出来るようになるわけです。

そうすることで、長文問題をスピーディかつ正確に読むことが出来るようになることで、長文問題の正答率に直結すると言うことが出来ます。

リスニングにも

文法知識をつけることは、リスニングパートでもスコアアップに役立ちます。

まず、リスニングパートではイントロダクションの時間を使って問題文や選択肢の先読みをするのがとても重要になります。

TOEICのリスニング対策で初心者が失敗しないためのコツとは

「英文を素早く正確に読むために、英文法知識がとても役に立つ」事は上述しましたね。

リスニングパートの問題文の先読みで、これが顕著に現れます。

リスニングパートの問題文はシンプルな英文が多く、それらを素早く正確に読む力が肝になるからです。

加えて、リスニングパートでも直接的に文法知識を問う問題があります。

顕著なものを挙げると、リスニングパートのPart1では「現在進行形の受動態と現在完了形の受動態の違い」について直接的に問う問題がありますね。

例えば、テーブルの上にノートやペンなどの筆記用具が置かれている写真があったとします。

その状態を最も正しく描写した英文を選ぶ問題で

①「Stationery is being put on the table.」

②「Some items have been placed on the table.」

という英文が読まれたとしたら、あなたはどちらを選ぶでしょうか?

①の英文と②の英文を見比べると、①が現在進行形の受動態、②が現在完了形の受動態になっていることがわかります。

これを日本語訳すると

①「文房具が(今まさに)テーブルに置かれているところだ。」

②「いくつかの用具が(既に)テーブルに置かれている。」

となります。

つまり、写真に「今まさにテーブルに文房具を置く人」が写っていれば①、「テーブルに置かれた文房具」だけが写っていれば②が正解という事になるわけです。

このように、リスニングパートでも文法知識が備わっていることでスコアに大きな影響を与えると言えますね。

TOEICスコアを初心者でも劇的に上げられる文法対策3ステップとは?

TOEIC文法対策で初心者でもスコアを劇的に上げられる3ステップとは?

さて、ここまで英文法対策の有用性についてお伝えしてきましたが

「じゃあ、具体的に何をすれば良いのか教えて欲しい!」

と思う方がいらっしゃるかと思います。

そこでここからは、「TOEICの英文法対策で効果的な3ステップ」についてお伝えしていきます。

具体的なプロセスの見通しが立てば、自然とモチベーションが上がってスコアアップに繋がるのでぜひ参考にしてください。

ステップ0.中学英文法を押さえる

この過程は必ずしも全員がやらなくても良い過程です。

なぜなら、高校英文法は新しい知識を学ぶというよりは、中学英文法をより深掘するものなので0から学んでもOKだからです。

そうした点から、このステップは「ステップ0」としました。

具体的には「受動態・不定詞・動名詞・分詞・完了形」と聞いてピンと来ればステップ1から初めてもOK。

ピンと来なかった方は、「中学英語をひとつひとつわかりやすく」や「英文法のトリセツ」シリーズなどで復習しておくと、ステップ1からの学習がより効率的になるでしょう。

ステップ1.究極のゼミPart5&6

TOEICの文法対策をする上で、まず始めに取り掛かるべきなのがアルク社の「TOEIC L&Rテスト 究極のゼミ Part5&6」です。

その理由は、TOEICPart5とPart6で頻出の文法事項を、受験者目線で丁寧にわかりやすく解説しているからです。

例えば「TOEICのPart5は難しい文法事項をあまり出題しない」と上述しましたが、TOEICの難しそうな文面に面喰ってしまって必要な文法事項を知っていたのに誤答してしまうケースがよくあります。

その点、究極のゼミPart5&Part6では「この問題ではこの部分を見ればOK。」という感じで問題をシンプルに見るためのテクニックも含めて解説しているため、最初の1冊に持って来いなんです。

また、この参考書の中で取り上げられている問題はTOEIC本試験にかなり近い難易度と構成なので、本番を意識して取り組むことが出来ます。(TOEICの参考書の中には、かなり練習問題が簡略化されていて本番で通用しないものも多いんですよね…汗)

この1冊で必要な文法力とTOEIC力を同時に鍛えることが出来る、初めての方から中上級者レベルまで幅広く使える参考書です。

ステップ2.文法特急シリーズ

究極のゼミで「思考回路」を身に付けたら、次は「問題慣れ」をするのが効果的です。

1駅1題 新TOEIC TEST 文法特急」を使って、Step1で培った力を実際の問題で発揮する練習をすると良いでしょう。

こちらも解説が丁寧な参考書タイプですが、上述の究極のゼミに比べてより実践的な内容を学べるという印象ですね。

「1駅1題」というタイトルの通り、非常にコンパクトで持ち運びもしやすいので手軽に始められる1冊です。

価格も税込みで1000円を割るお手ごろさですが、TOEICの文法力を養う上でかなりのクオリティを持つ一冊です。

ぜひ周回して「TOEIC Part5なら任せろ!」という自信と試験問題慣れを身に着けてください。

TOEIC Part5・6の対策と参考書を紹介【3パターンを覚えるだけ】

ステップ3.模試演習

TOEICの文法事項に慣れたら、TOEICの試験全体の模試で演習をこなしていきましょう。

時間を意識しながら本試験と同じ条件で解いていくのは、問題集とは違った感覚があります。

問題集が完璧でも、過去問演習なしでは本番の試験で思ったように力が発揮できません。

より本番に近い条件で十分に力を発揮するためにも、過去問や模試を使っての演習は必須と言って良いです。

おすすめなのは「TOEIC L&R テスト 至高の模試600問」や「TOEIC L&R テスト 究極の模試600問+」です。

実際の試験に限りなく近い作りで、かつ収録された問題数が多いのが魅力ですね。

さらに、解答解説が非常に丁寧なので初心者から上級者まで幅広く使うことが可能です。

TOEICを運営しているETSが監修した公式問題集もおすすめ出来るのですが、上述した模試に比べて収録問題数が試験1回分少ないのと、上述の模試ほど解説が親切ではありません。なので上級者向けと言えます。

理想を言えば試験1回分を通しで演習するのが良いのですが、TOEICが長時間の試験なので演習するハードルを下げる意味でリスニングとリーディングを分けて演習しても良いですね。

時計を用意して、時間を計りながら本番の条件で演習を進めましょう。

ここまでやれば、確実にあなたのスコアは劇的に伸びていること間違いなしですよ!

まとめ

この記事では、TOEICの文法対策で初心者からでも劇的にスコアを伸ばす方法を以下の点からお伝えしてきました。

  • 文法対策をすることで、伸ばしやすいPart5を効果的に伸ばすことが出来る。
  • Part5の正答率だけではなく、英文を読むスピードが上がることで長文やリスニングにも役立つ
  • 究極のゼミシリーズや文法特急で思考回路と問題慣れをして、過去問や模試の演習で本番慣れをすれば完璧

TOEICの対策だけではなく文法知識は英語を学ぶ上で必ず役に立つものです。

ぜひここでお伝えした事を実践して、ご自身のTOEICスコアを劇的に上げてくださいね!

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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成

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