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TOEICのリスニング対策で初心者が失敗しないためのコツとは

「初めてTOEICを受けるけど、リスニング対策はどうやったら良いんだろう…?」

「ネットやSNSで対策法を調べたけど、たくさんありすぎて何から手を付けたらいいの!?」

そんな疑問や悩みをお持ちではないでしょうか?

確かにTOEICは今や日本で最も有効な英語資格のひとつですから、たくさんの有益な情報が溢れています。しかしこれからTOEICを勉強される方にとっては、情報量の多さがかえって負担になりがちです。

この記事では、これからTOEICのスコアをしっかりと上げていきたいという方に向けて、リスニング対策をまず何から始めれば良いのかをお伝えしてきます。
この記事を読み終わる頃には、既に何から始めるかが頭の中にあり、取り組むべき対策をすぐにでも取れるのでぜひ最後まで読んでみてください。

TOEIC初心者のリスニング対策とは?

TOEIC初心者がこれからリスニングの対策をする時、大切なことが2つあります。

  1. 伸ばしやすいパートに焦点を当てること
  2. TOEICのリスニング「歩き方」を覚える

この2つの事を意識することで、以下のようなメリットがあります。

  • やるべき勉強がシンプルになり、勉強するハードルが下がる
  • 成果が目に見える数字に現れやすくなり、モチベーション維持につながる

順をおってお伝えしていきますね。

TOEIC初心者のリスニング対策①:伸ばしやすいパートに焦点を当てること

TOEICは7つのパートに分かれています。そしてリスニングパートはそのうちの4つです。
そしてTOEICはパートごとにスコアを伸ばしやすいパートと伸ばすのに時間がかかるパートとでハッキリと分かれています。
また伸ばしやすいパートは、同時に勉強・対策がしやすいパートでもある(単純に英文が短い)ので、まずはここに焦点を当てて対策していくのが非常に有効。
最初から全てのパートに「あれこもこれも…」と手を出してしまうよりも、シンプルで対策のしやすいパートに集中した方が、クリアな思考で勉強に臨めます。勉強に臨む時の意識がクリアだと、勉強に向かう時のハードルがグッと下がり継続率がグンと上がります。
継続率が上がれば、英語学習が習慣化してさらに挫折のリスクを最小にしてくれるので、まずは感覚を掴みたい初心者の人にうってつけの方法です。

TOEIC初心者のリスニング対策②:リスニングの「歩き方」を覚える

「TOEICのリスニング対策をこれからしていく!」という方は、まずは「TOEICリスニングの歩き方を覚える」ことをおすすめします。

1.各パートの性質を知る

まずはTOEICリスニングの各パートで「どんな問題にどんな風に答えるのか」を知っておくと、スムーズに問題に取り組める上に流れる英文に集中して取り組むことが出来ます。
TOEICリスニングでは、各パートの最初に「このパートでは、こんな問題が出るのでこう答えてください。」というイントロダクションが流れます。

しかしそのイントロダクションは全て英語で流れるので、これを聞いて解き方を理解しようとすると集中力を削られてしまいます。
そして何より、TOEICリスニングでスコアを上げるためには、この「イントロダクションの時間を有効活用する」ことが非常に重要になるんです。(具体的な方法は後述します。)

以上のことから、あらかじめTOEICリスニングの各パートで「どんな問題にどんな風に答えるのか」を把握しておくことを強くおすすめします。
TOEICの公式サイトで実際の試験と同じ形式のサンプル問題を受けることが出来るので、そこで問題形式の予習をしておきましょう。

2.対策をするパートの優先順位をつける

前項「伸ばしやすいパートに焦点を当てる」でお伝えした通り、TOEICリスニングは伸ばしやすいパートとそうでないパートとの差が顕著です。
そこで、具体的に注力するリスニングパートを決めてしまいましょう。

取り組むべきはPart1とPart2です。Part3と4が長い会話やアナウンスの聞き取り問題なのに対して、Part1とPart2は短文なので初心者でも簡単に対策をしてスコアを劇的に上げることが出来ます。Part3やPart4を本格的に対策するのは、Part1とPart2を安定して7割以上得点出来るようになってからでも遅くないくらいです。

【必見】TOEICリスニング対策のおすすめ勉強法とスコアアップ法まとめ!

 

3.各パートの動きを知る

TOEIC初心者のリスニングで失敗しないコツ

そしてここが最も重要なポイントです。TOEICリスニング各パートの特性を理解したら、各パートでの「動きを最適化」しましょう。
TOEICリスニングでは、そのパートごとに「最適な動き」というものがあります。
動きの最適化は英語力の向上よりも即効性があり、それでいてスコアも大きく向上させる事が可能です。

イントロダクションで先読み

TOEICリスニングでは、各パートの始めに音声で解き方の説明(イントロダクション)が入ります。
しかし前項でお伝えした通り、各パートの解き方は予習しておいた方がより効果的です。なのでこのイントロダクションの時間を使って、Part3とPart4の設問を先読みしておきましょう。
長文で難しい印象のあるPart3とPart4ですが、設問を先読みしておくことで何が問われるか予測を立てることができ正答率に大きく貢献するからです。

Part1、Part2のイントロダクション

Part1とPart2は設問が音声で読み上げられるため問題の先読みは出来ません。
なのでイントロダクションが始まったら即座にPart3とPart4のページまで飛んで設問の先読みに移りましょう。

先読みに夢中になって問題に入るのを見逃すと大変なので、「Now Part〇 will begin」の文言だけは聞き逃さないようにしながら、時間を効果的に使いましょう。

Part3、Part4で先読みを活かす

Part3とPart4では1回の音声で3つの設問に解答する必要があります。
イントロダクションで問題を先読みしておいた分、意識を音声に集中して解答していきましょう。これだけでリスニングパートのスコアは劇的に伸ばせます。
ぜひ演習をしながら、自然にこの最適化された動きが出来るようになりましょう。

TOEICリスニングpart3、part4は「先読み」が鍵!コツと攻略法を解説

TOEICリスニング初心者におすすめの勉強法

前項「TOEIC初心者のリスニング対策|欲張ってはいけない?」で、伸ばしやすいパートに注力することをおすすめしました。
そこでここでは、「伸ばしやすいパート(Part1とPart2)」を効果的に伸ばすための勉強法をお伝えしていきます。これを集中して行えば、実力もスコアも中級者レベルに足を踏み入れること間違いなしですよ。

イメージング

まずはPart1に有効な勉強法。Part1の音声を聞いて、音声から「文章ではなく情景を浮かべる」ということを意識してみてください。
Part1は音声と写真を照合して解答する問題なので、英文を聞いて即座にイメージする力が備わると正確かつ確実な正答につながります。

リピーティング

リピーティングとは、問題文の音声を聞いてそれを真似するように自分の口で繰り返し発音する勉強法。
英文を文頭から訳して、英語を英語のまま理解する力を養えます。
Part2はシンプルで短い疑問文で問われるので、即座に「なにを聞かれているのか」を判断出来るようになることを意識してリピーティングをするとより効果的ですよ。

まとめ

この記事では、「これからTOEICリスニングの対策をしていく」という方に向けて以下の事をお伝えしてきました。

  • 伸ばしやすいパートに焦点を絞る
  • 短文を問われるPart1とPart2は対策しやすく、挫折しにくい
  • イントロダクションの時間を最大限活かす
  • 問題の先読みで難しいPart3・Part4の正答率を上げる

TOEICを始めたタイミングでは改善するべきポイントが多すぎて、対策のために目が回るような思いをしていたかもしれません。しかし、実はより勉強をシンプルにすることが、効果的にスコアを伸ばす秘訣だったわけです。
ぜひTOEIC初心者脱却にこの記事をお役立てください。

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           トライズ修了生杉沢伸章さんの画像

トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。

プロキャディ杉澤伸章さん

インタビュー

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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成

英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。

それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。

 

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