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TOEICの塗り絵とは?戦術としてうまく使うコツや塗り絵せず最後まで解き切る方法

TOEICの塗り絵とは?戦術としてうまく使うコツや塗り絵せず最後まで解き切る方法

TOEICでは、適当にマークすることを「塗り絵」と言います。

分からない問題が多くて塗り絵をしてしまったり、時間が足りずに塗り絵をしてしまったりした経験がある方も多いのではないでしょうか。

実は塗り絵は、TOEICで高得点を取得するための立派な戦術です。本記事では、TOEICの塗り絵について詳しく解説します。

「10問/15問/20問と塗り絵してしまってどうしよう」と悩んでいる方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。

TOEICの塗り絵とは?

TOEICの塗り絵とは?

TOEIC界隈(特に初心者)では試験終了後、「今回も塗り絵したわ」「最後の方塗り絵しちゃった〜」といった声を耳にします。

ここでいう「塗り絵」とは問題文を読んでいなかったり、正しい答えが導き出せていない状態で、当てずっぽうにマークシートの選択肢を塗りつぶすことを意味します。

当てずっぽうなので当然不正解になる可能性の方が高いですが、わずかな確率で正解になることもあります(選択肢が4つなら正解できる確率は4分の1)。

塗り絵は決して珍しいことではなく、TOEICを受けたことがある方なら大半の方が経験しているはずです。

TOEICでは塗り絵も戦術の1つ

TOEICでは塗り絵も戦術の1つ

TOEICでは塗り絵をしないに越したことはありません。しかし毎回800点や900点を取れるようなTOEIC上級者以外の方に取っては、塗り絵は立派な戦術の1つです。

理由は次の3つです。

  • 解けない問題はいくら考えても解けないから
  • 時間配分を崩さずに済むから
  • 塗り絵をすれば正解の確率がゼロではなくなるから

それぞれ詳しく見てみましょう。

解けない問題はいくら考えても解けないから

TOEICでは、英語初心者から上級者まで、全員が同じ問題を解きます。よって試験問題の中には、初心者でも解ける簡単な問題から、上級者でなければ解けない難しい問題まで含まれています。

上級者向けの難しい問題は、いくら初心者が時間をかけたところで解けません。よってこういった問題は、気付き次第見切りをつけて、塗り絵をして次の問題に進むのがベストです。

「TOEICを受験する前に英検を受験したことがある」という方は多いです。英検はレベルごとに級分けされている点が、TOEICとは異なります。

英検では自分のレベルにあった問題しか出題されないため「塗り絵せずに全問解かなきゃ」といった心理が働きます。しかしTOEICは問題のレベルが英検とは異なるため、英検の後にTOEICを受ける方は、気持ちの切り替えが必要です。

時間配分を崩さずに済むから

TOEICは120分の制限時間の中で200問の問題を解く試験です。他の英語資格試験と比べても、試験時間内に聞いたり読んだりしなければならない英語の量が多い試験として知られています。

限られた時間の中で200問の問題を最後まで解き切るためには、時間配分が大切です。

考えてもなかなか答えが出ない問題をいつまでも考えていると、時間配分を崩してしまい、最後まで問題を解き切ることができなくなってしまいます。

一方でそういった問題は諦めて塗り絵をすれば、時間配分を崩さずに問題を解き進められます。

試験時間内に200問目の問題まで到達しなければ、本来解けるはずの問題を手放してしまうことになります。

塗り絵をすれば正解の確率がゼロではなくなるから

TOEICはマークシート式の試験です。TOEICでは記述式の問題は一切出題されません。よってマークシートを埋めてさえいれば、正解できる確率がゼロではなくなります。

一方で記述式の問題だと、いくら頑張って解答用紙を埋めたところで、正解できる可能性は、限りなくゼロに近いでしょう(答えの見当がある程度ついている場合は別ですが)。

学生時代に「分からなくてもとにかく解答欄は埋めろ」と言われた経験がある方も多いのではないでしょうか。実はTOEICでも同じことが言えます。分からなくてもとりあえず塗り絵しておくことで、正解の可能性はゼロではなくなります。

TOEICでは、選択肢の中から正しいと思えるものを選びます。選択肢は3つか4つなので、完全にランダムで選択肢を選んだとしても、3分の1もしくは4分の1の確率で正答できる計算になります。消去法で、確実に正解ではない選択肢をいくつか消しておくことができれば、正答率はさらに上がります。

もちろん塗り絵はせず、全問しっかり根拠を持った状態で正解できるに越したことはありません。しかし例えTOEIC満点取得者であっても、塗り絵をすることはあります。塗り絵は、少しでも高いTOEICスコアを取るための戦術の1つです。

TOEICで塗り絵をせずに最後まで問題を解き切るためのコツ

TOEICで塗り絵をせずに最後まで問題を解き切るためのコツ

塗り絵は立派な戦術ですが、塗り絵をせずに最後まで問題を解き切るに越したことはありません。

塗り絵をせずに最後まで問題を解き切るためのコツは以下の2つです。

  • 時間配分を守る
  • 語彙力を強化する

それぞれ詳しく見てみましょう。

時間配分を守る

TOEICで塗り絵をせずに最後まで問題を解き切るためには、時間配分を守りましょう。塗り絵には、考えても分からずに塗り絵をする場合と、時間がなくて塗り絵をする場合があります。

時間配分を守ってTOEICを解けば、少なくとも時間がなくて塗り絵をすることはなくなります。

リスニングは音声が自動で流れるので、時間配分をコントロールすることはできません。ただし次の問題の放送が始まる前に必ずマークを終えるなど、意識できることはあります。

リーディングは以下の時間配分で解くのがおすすめです。

  • パート5:1問20秒
  • パート6:1問30秒
  • パート7:1問60秒

ぶっつけ本番で上記の時間配分通りに問題を解くことは難しいので、練習のうちから時間配分を意識するようにしましょう。

TOEICの時間配分については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:TOEICの時間配分全パートまとめ!当日の流れや時間内に解ききる方法についても解説

語彙力を強化する

時間配分を守ってTOEICの問題を解く際にぶつかる壁が「時間配分通りに解きたいけれど文章を読む速度が遅すぎて時間内に問題を解けない」です。

英文を読むスピードが遅いのに無理に時間配分を守ろうとすると、ほとんどの問題で時間が足りずに塗り絵をすることになり、本末転倒です。

そういった方に必要なのが速読力です。速読力が身につけば、英文を短時間で読むことができ、その分問題についてじっくり考える時間が増えます。

そして速読力を向上させるには、語彙力の強化が欠かせません。単語の意味が分からなければ、そもそも英文は読めません。単語の意味が分かっても、意味が頭に浮かぶまでの時間が長ければ、時間配分を守ることはできません。

英文を読む速度が遅いと感じる方は、語彙力の強化から始めてみましょう。語彙力を強化する際は、自分のレベルにあった単語帳を使うことが大切です。

TOEIC対策におすすめの単語帳については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:【超人気】TOEIC単語帳レベル別おすすめ10選!勉強法も解説

まとめ

TOEICの塗り絵とは?戦術としてうまく使うコツや塗り絵せず最後まで解き切る方法

TOEICの塗り絵について解説しました。

塗り絵はしないんい越したことはありませんが、どうしても塗り絵をしてしまう場合は、塗り絵をうまくスコアアップにつなげましょう。

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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成

英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。

それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。

 

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