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TOEIC SWはどれだけのスコアを目指せばいいの?気になる目安やTOEICとの比較もご紹介します!

TOEIC SWは何点を目指すべき?スコア目安やTOEICとの比較もご紹介!

「TOEIC Speaking & Writingってどんな試験なの?」
「いつも受けてるTOEICと違って、どれだけのスコアを取れば良いのかわからない!」

そんな疑問をお持ちではないでしょうか?

確かに、日本においてTOEICと言えば、リスニングとリーディングを問われる「TOEIC Listening & Reading」が一般的ですし、Speaking & Writingはまだ馴染みがない人が大多数だと言えます。

しかし、転職市場で最も認知されているTOEICの試験で、英会話力と英作文力もしっかりとアピール出来るようになることは、他の英語学習者との大きな差別化を図ってキャリアアップの心強い味方となるでしょう。

そこでこの記事では、TOEIC SWという試験についてと、そのスコアの目安についてお伝えしていきます。

TOEIC SW(Speaking & Writing)とは?

TOEIC SW(Speaking & Writing)とは?

日本国内において一般的にTOEICと言われると、TOEIC Listening & Readingの事を指します。

リスニング495点、リーディング495点、合計で990点で採点される有名な試験ですね。

対して、TOEIC Speaking & Writingは、そのTOEICと同じIIBC,ETSが運営、監修する試験です。

その名前の通り「話す」「書く」英語力を問われる試験です。

TOEIC S&Wは国際的な職場環境において、効果的に英語でコミュニケーションをするために必要な、話す、書く能力を測定するテストです。

https://www.iibc-global.org/toeic/test/sw/about/format.html

Speaking200点、Writing200点、合計400点満点で評価されます。

試験時間はスピーキングテスト約20分で問題数が合計11問、ライティングテストが約60分で合計8問と、TOEIC L & Rと比較すると短めの試験だと言うことが出来ますね。

TOEIC SWテストの概要については以下の記事でまとめております。

TOEIC S&Wテストとは?概要や勉強方法を解説

TOEIC SW 気になるスコアの目安は?

「リスニングとリーディングのTOEICはよく受験するor話題に挙がるからスコアのイメージが付くけど……SWのスコアはわからない!」

そうお思いになる方も多いでしょう。

そこで、TOEIC SWの気になるスコア目安についてお伝えしていきます。

TOEIC SWの平均スコア

TOEICを運営・監修しているIIBC・ETSは、公式サイトにて平均スコアとスコア分布を公開しています。

2021年5月現在で公開されている最新の平均スコア・スコア分布は以下の通りです。

TOEIC Speaking TOEIC Writing
平均スコア 125.5 143.8

ライティングが高めなのに対して、スピーキングが低めだということがわかりますね。

満点の200点に対して、スピーキングのスコアは6割程度、ライティングのスコアは7割程度です。

これは日本人英語学習者の、筆記試験を得意としている特徴が表れているのではないでしょうか?

日本の英語教育において、これまではスピーキング試験を課される大学や学部、学科はレアです。

それに対して、学校の授業や主に国公立の大学入試では英作文を求められる学部学科は珍しくありませんからね。

TOEIC SW LRとのスコア比較

TOEIC SW LRとのスコア比較

「平均スコアを見ても、いまいちピンと来ない!」
そんな方もいらっしゃるかと思います。

そこで、英語の試験としてなじみが深いTOEIC L & Rのスコアと比較してみましょう。

TOEIC S&WとL & Rのスコア比較

※画像はTOEIC公式サイトより

↑のようにグラフにしてくれていると非常にわかりやすいですね。

例えば、前項で挙げたTOEIC SWの平均スコアを当てはめてみると、スピーキングが約125点なのでTOEIC LRに換算すると640~710の間、ライティングが約144点なので730~790の間…

平均して600後半から700点程度のスコアだと言えます。

このように、上の図を活用すれば簡単にTOEICのスコアで言い換えることが出来ますね。

TOEIC SW 受験者のデータ

「普段受験するTOEIC LRの平均スコアが約550点なのに対して、TOEIC SWの平均スコアってそんなに高いの?」

そうお思いになる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

これには、TOEIC SWを受験する受験者層に秘密があります。

↓の図をご覧ください。

※画像はTOEIC公式サイト リンク先の17ページより

この図はTOEIC SWの受験者のTOEIC LRでのスコアを表したものです。

図を見ると、TOEIC SWの受験者の実に半数以上(53.8%)がTOEIC LRで700点以上を取得しており、また、7割以上(72.6%)が平均点以上の600点よりも上のスコアを取得しています。

このように、TOEIC SWの受験者は、TOEIC LRで相応のスコアを取得してから受験しているという事がわかりますね。

※英検やTOEFLも検討の方は以下の記事を参考にされてください。

TOEICを英検に換算すると?どちらを受けるべき?違いを解説

TOEICとTOEFLの違いをわかりやすく解説!似ているようでまったく違う?

TOEIC SW 転職で有利になるスコアは?

それでは、TOEIC SWを用いて就職活動や転職活動を有利に進めるためには、どれくらいのスコアが必要なのでしょうか?

以下の2点から考えてみましょう。

  1. TOEIC LRとの換算点
  2. 企業が求めるTOEIC SWのスコア

履歴書に書いて有利になるライン

まず、一般的に就職活動でTOEIC(LR)のスコアがプラスポイントになってくるのは600点以上からだと言われています。

これは、TOEIC LRの平均点である550点を超えたスコアであることと、日常英会話を問題なくこなせるラインが600点だとされていることに起因しますね。

またTOEICの公式サイトによると、企業が期待するTOEIC SWのスコアは以下の通りだと記載されています。

SW3-1

TOEIC公式サイトより

スピーキング、ライティングともに120点以上……つまり、日常のコミュニケーションレベルを超えたスコアを提示していることがわかりますね。

スピーキングとライティングを両方120点取得した際の合計スコアは240点。
つまり240点が履歴書に書く上で最低限取得しておきたいラインと言って良いでしょう。

TOEICスコアで就活無双!必要点数やアピール方法まとめ【大学生必見】

「TOEICは意味ない」の真実は?就活・転職での必要性とメリットを解説

英語を使用する部署を希望するライン

英語を使った仕事を希望するのであれば、企業が海外とのやり取りに期待するスコアを取得しておきたいところです。

具体的には、企業が海外対応をする人材に期待するスコアである、TOEIC LRでの730点相当のスコアは取っておきたいところ。

その場合、スピーキング、リスニングともに140点を取得して、合計280点を取得したいところですね。

海外赴任ラインや大企業が一目置くライン

そして最終的な目標として、海外赴任を任され、大企業からも一目置かれるスコアであるTOEIC LR 800点に相当する、SW合計300点を取得すれば、もうTOEIC全体を卒業しても良いと言えるでしょう。

TOEIC SWのおすすめ参考書を知りたいという方は、以下の記事で初級者~上級者までのTOEIC SW参考書をご紹介しております。

TOEIC SW初心者におすすめの参考書5選【中級者上級者向けも紹介】

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受講生のインタビューもご紹介します。

           トライズ修了生杉沢伸章さんの画像

トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。

プロキャディ杉澤伸章さん

インタビュー

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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成

英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。

それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。

 

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