MAR 05 2021 Tweet Share TOEIC(R) 大学生はTOEIC何点を目標にすべき?独学での勉強法や平均点まとめ 大学生のうちにTOEICスコアを取得しておけば、就活や進学など、いくつものことが有利に働きます。 しかし、これから初めてTOEICを受験する方や、数回しかTOEICを受験したことがない方は、何点を目標にすればいいのかがはっきりと分かりませんよね。 そこで本記事では、大学生が目標とすべきTOEICスコアや、大学生のTOEIC平均点、大学生におすすめの勉強法について解説します。 大学生で今後TOEICを受験する予定がある方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。 目次1 TOEICとは?2 大学生のTOEIC平均点は何点?3 大学生はTOEIC何点を目指すべき?目標スコアを決める際に意識すべきこと3つ3.1 平均点である600点超えを目指す3.2 就職したい企業・業界が求めるTOEICスコアを目指す3.3 学校や大学院が求めるスコアを目指す4 大学生が独学で高得点を取得するために気をつけること3つ4.1 空きコマを活用する4.2 通学時間を活用する4.3 早めに対策を始める5 大学生におすすめのTOEIC勉強法5.1 単語は中高の復習+TOEIC頻出単語を覚える5.2 文法は問題演習で復習する5.3 パート別対策で各パートの特徴や解き方を知る6 大学生は英検よりもTOEICを受験すべき7 まとめ TOEICとは? TOEICは、ビジネス英語や日常英会話に関する試験です。特にビジネス英語力を測定できる試験ということで、就活や就職後の転職・昇進・昇給・海外赴任などに役立ちます。 パート1〜4がリスニング、パート5〜7がリーディングの全7パートで構成されています。問題数はリスニング100問、リーディング100問の合計200問です。 また試験時間は、リスニング45分、リーディング75分の合計120分です。 TOEICの試験概要について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。 関連記事:【新形式】TOEICとはどんな試験?問題形式をパート別に解説 | トライズ 大学生のTOEIC平均点は何点? TOEICはリスニング・リーディング各495点の、990点満点の試験です。 受験者全体での平均点は、実施回によってわずかな差はありますが、約600点です。 一方で、大学生の学年ごとの平均スコア(2021年)は以下の通りです。 公開テスト 平均スコア 受験者数 リスニング リーディング 合計 大学1年生 18,244 307 262 569 大学2年生 36,653 329 280 609 大学3年生 106,431 333 281 614 大学4年生 44,178 347 293 639 IPテスト 平均スコア 受験者数 リスニング リーディング 合計 大学1年生 201,124 270 218 487 大学2年生 96,251 279 216 496 大学3年生 66,457 298 232 530 大学4年生 20,428 319 251 570 (TOEIC® Program DATA&ANALYSIS 2021より筆者作成) 公開テストは就活等で使えるスコア認定証が発行される試験のことです。一方でIPテストは、受験料が安かったり大学で受験できたりする代わりに、スコア認定証が発行されない試験のことです。 試しにTOEICを受験したい方はIPテストを、就活などにTOEICを活用したい方は公開テストを受験しましょう。 公開テストとIPテストの詳しい違いについては以下の記事をご覧下さい。 関連記事:TOEIC IPテストとは?TOEIC公開テストとの3つの違いや難易度を解説 TOEIC公開テストでは、学年が上がるにつれて平均点が上昇しています。 大学生以外の平均点も以下の記事でまとめています。 関連記事:【2022年度版】TOEIC平均点は何点?大学生・社会人・役職別それぞれ平均スコアの目安まとめ 大学生はTOEIC何点を目指すべき?目標スコアを決める際に意識すべきこと3つ TOEICでは目標スコアによって取るべき対策が異なります。よって対策を始める前にまずは目標スコアを決めなければなりません。 大学生がTOEIC目標スコアを決める際に意識すべきことは以下の3つです。 平均点である600点超えを目指す 就職したい企業・業界が求めるTOEICスコアを目指す 学校や大学院が求めるスコアを目指す それぞれ詳しく見てみましょう。 平均点である600点超えを目指す 特に目標がない場合は、ひとまず平均点である600点超えを目指しましょう。 TOEIC600点は就活や転職時に履歴書にスコアを記載してプラスになる最低ラインです。それ以下の点数ですと、むしろマイナスになってしまうため、履歴書にTOEICスコアを記載しない方が良いでしょう。 関連記事:TOEICは何点から履歴書に書ける?就活を控えた大学生向けに解説 大学生の場合、短くて3ヶ月、長くても半年勉強すれば、TOEIC600点は取得可能です。 TOEIC600点を取るための勉強方法については、以下の記事で詳しく解説しています。 関連記事:TOEIC600点のレベル・難易度やおすすめ勉強方法まとめ 就職したい企業・業界が求めるTOEICスコアを目指す TOEICスコアは、就活にも役立ちます。なぜならTOEICはビジネス英語の能力を測る試験だからです。また大学生の多くが受験しているため、客観的に英語力を判断しやすいからです。 就活シーズン直前になってTOEIC対策を始める方がいますが、それでは手遅れです。なぜならTOEIC高得点は数ヶ月で取れるスコアではないからです。TOEIC対策を始めるのは、早ければ早いほど良いです。 TOEICスコアを就活で活かす方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。 関連記事:TOEICスコアで就活無双!必要点数やアピール方法まとめ【大学生必見】 学校や大学院が求めるスコアを目指す 大学にもよりますが、TOEICスコアを取得していれば、単位が取得できる場合があります。例えばTOEIC700点以上を取得していれば、英語の授業が免除になり、その分の単位が取得できるというものです。 もしTOEICスコアを使って単位を取得できれば、時間を大幅に節約できます。そしてその時間を使ってTOEIC対策を行えます。 大学にもよりますが、大学で行われる必修の英語の授業は、TOEICをある程度学習している方にとっては簡単すぎることが多いです。簡単すぎる講義に出て時間を無駄にするよりは、その時間を使ってより有意義な学習をするべきです。 またTOEICスコアが大学院の試験に役立つこともあります。 大学生が独学で高得点を取得するために気をつけること3つ 大学生の大半は、独学でTOEIC対策をします。学校やアルバイトとTOEIC対策を両立させるには、以下3つのことに気をつけてください。 空きコマを活用する 通学時間を活用する 早めに対策を始める それぞれ詳しく見てみましょう。 空きコマを活用する 大学では、高校と異なり自由に時間割を組めます。 例えば一限目と三限目に講義があり、二限目には講義が入っていない場合、二限目のことを「空きコマ」と呼びますよね。時間割を組む際は、この空きコマができないように時間割を組むのが基本です。なぜなら空きコマは何もすることがなく、ただただ時間を無駄にしてしまうからです。 しかし大学生がTOEICを独学で学ぶ際には、この空きコマが役に立ちます。なぜなら空きコマをTOEIC対策の時間に充てられるからです。 電車で読書が捗るのは、電車内で他にすることがないからです。それと同じように、何もすることがない空きコマは、TOEIC学習に最適です。空きコマに図書室に行き、TOEIC対策をするだけでも、90分の学習時間を確保できます。もちろん自宅で学習できるなら空きコマでの学習は不要ですが、自宅には様々な誘惑がありますよね。 もし既に空きコマがある方は、その時間を使ってTOEIC対策を行いましょう。これから時間割を組む方は、あえて友人とかぶらないような時間に空きコマを作るのもおすすめです。 全ての空きコマをTOEIC対策の時間に充てる必要はありません。もちろん友達と話をする時間があっても構いませんが、少しずつTOEIC対策に充てる時間を増やしてみてください。 通学時間を活用する 大学への通学時間を、TOEICの学習時間に充てましょう。多くの大学生がバスや電車で通学をしています。通学時間に車内で何をしているかを考えてみてください。 SNSをみている スマホでゲームをしている 寝ている 上記のいずれかに当てはまる方が大半ではないでしょうか。参考書やスマホアプリを使えば、車内でもTOEIC学習はできます。そして通学時間の車内は、自宅と比べて誘惑も少ないので、勉強に適しています。 1回の通学で勉強できる時間は30分程度かもしれません。しかし大学へは毎日通うはずです。毎日継続的に学習をすれば、数ヶ月後・数年後には、ものすごく長い時間英語を学習したことになります。 帰宅時は友人と一緒に帰宅する方も多いはずです。しかし通学時には、自分一人で通学する方が多いのではないでしょうか。通学時にいつでも英語を学べる体制を整えておきましょう。 早めに対策を始める 大学は4年間ありますが、できるだけ早いうちにTOEIC対策を始めておくべきです。なぜなら徐々に、高校で学んだ英語を忘れてしまうからです。 あなたは大学受験のために、英語を学習してきたはずです。もちろん人によって英語力に差はありますが、大学受験直後にTOEICを受験すれば、全くTOEIC対策をしていなくても400〜500点程度のスコアを獲得することも可能です。 一方大学に入って全く英語を勉強していなければ、高校で学んだ英語はどんどん忘れていってしまいます。大学4年生になってTOEIC300点レベルまで英語力が下がってからTOEIC対策を始めるよりは、大学1年生で、高校で学んだ内容がまだ頭に残っている状態からTOEIC対策を始めるべきです。 もしTOEICの独学を考えている大学生で、まだTOEIC対策を始めていないのであれば、早速今日からTOEIC学習をスタートしましょう。 大学生におすすめのTOEIC勉強法 大学生におすすめのTOEIC勉強法は以下の3つです。 単語は中高の復習+TOEIC頻出単語を覚える 文法は問題演習で復習する パート別対策で各パートの特徴や解き方を知る それぞれ詳しく見てみましょう。 単語は中高の復習+TOEIC頻出単語を覚える TOEICでは、中高で習う単語に加えてTOEIC頻出単語を覚える必要があります。中高で習った単語にはあまり時間を割きたくないので、忘れてしまう前に早く復習してしまいたいところです。 TOEIC頻出単語を学べる単語帳については、以下の記事で詳しく解説しています。 関連記事:【超人気】TOEIC単語帳レベル別おすすめ10選!勉強法も解説 文法は問題演習で復習する TOEICに必要な文法知識は、中学・高校レベルの文法知識だけです。問題演習時に文法が原因で解けない問題があったら、その文法単元に関する説明を読んだりして復習しましょう。 文法は単元に限りがあるので、一つずつ分からない単元をなくしていけば、確実にスコアアップにつながります。 TOEIC文法の対策におすすめの 参考書5選【初心者から上級者まで対応】 パート別対策で各パートの特徴や解き方を知る TOEICは7つのパートに分かれています。単語や文法といった基礎知識だけでTOEICに挑むのではなく、パート別の特徴や解き方を知って効率的に問題を解きましょう。 7パート満遍なく対策をするとどのパートも中途半端になってしまうので、パートをいくつかに絞って重点的に対策することをおすすめします。 大学生は英検よりもTOEICを受験すべき 英語の資格試験は、TOEICだけではありません。TOEFLやIELTSなどいくつもの資格試験があります。 その中でTOEICと同様に知名度が高いのが英検です。「中学や高校の時に英検を受験したことがある」という方も多いのではないでしょうか。 しかし大学生であれば、英検よりもTOEICを受験すべきです。なぜなら英検は学校の学習カリキュラムに沿って作られた試験であるのに対し、TOEICはビジネスの場で英語を活かせるように作られた試験だからです。 TOEICと英検の違いについては、以下の記事でも解説しています。 関連記事:TOEICを英検に換算すると?どちらを受けるべき?違いを解説 まとめ 大学生が目標とすべきTOEICスコアや大学生のTOEIC平均点、おすすめ勉強法について解説しました。 大学生は社会人と比べて、勉強時間を確保しやすいです。社会人になってからTOEICの勉強を本格的に始め、時間を確保できずに苦労する方はたくさんいます。できるだけ早くTOEICスコアを取得しておけば、単位や就活など、あらゆる場面で役に立ちますよ。 まずはTOEIC平均点より少し上の点数である、TOEIC600点を目指すところから初めてみてください。 TOEIC対策スクールの「トライズ」では2ヶ月間のTOEIC専門コーチングカリキュラムが用意されています。短期間でTOEICスコアを上げて、キャリアアップや就職に役立てたいという方は、トライズをおすすめします。 無料カウンセリングも行っています。以下より詳細をご確認ください。 無料カウンセリングの予約はコチラから TOEICの次は英語を話せるようになりたい方におすすめのスクールは「トライズ」 TOEICで満足のいくスコアが出せた後、次はやはり英語が話せるようになりたい、という方が多くなっています。 そんな方におすすめなのがトライズ。 トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。 「短期間で英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。 受講生のインタビューもご紹介します。 トライズでの1年は、 一生につながる1年だったと思います。 プロキャディ杉澤伸章さん インタビュー Versant 29 → 40 目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成 英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。 それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。 > 詳しくみる 投稿者: TORAIZTOEIC(R)TOEIC, TOEICスコア, TOEICテスト, TOEIC勉強法, TOEIC対策, 勉強法, 大学生, 独学 TOEICbridgeとは?TOE... TOEIC文法対策で初心者でもスコ...