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TOEICへのコロナの影響は?抽選方法についても解説

新型コロナウイルスはTOEICにも大きな影響を及ぼしています。2020年上半期はTOEICが中止されることもありました。下半期になって再開されたものの、これまでとは違う、抽選方式を採用しています。

本記事では、

  • 2020年のTOEIC公式テスト実施状況
  • TOEICをオンラインで受験する方法
  • TOEICの抽選について

以上3つのテーマについて解説します。

TOEICの受験方法や仕組みはかなりややこしくなっているので、きちんと理解してTOEICを受験しましょう。

まずは2020年のTOEIC公式テスト実施状況について2020年9月時点での情報をもとにまとめました。

2021年TOEICテストの日程まとめ!コロナの影響で受験できないって本当?

TOEICが実施された日程

2020年上半期に実施されたTOEICテストは1月と6月のわずか2回だけです。TOEIC Listening & Readingテストに関しては、1月の1回だけです。1月のTOEICテストは、まだ日本で新型コロナウイルスの感染が広まっていなかったので通常通り開催されました。

また6月のTOEICテストに関しては、 新型コロナウイルスの感染対策をとった上で開催されています。具体的には検温・換気・座席の距離を離す・アルコール消毒などの対策です。
また2020年下半期のTOEIC試験は今のところ予定通り、もしくは受験日が変更になるなどして開催されています。しかし受験者の数が制限されたり、受験するには抽選に当選しなければならないなど、本来のTOEICとは受験の仕組みが変更されています。

TOEICが中止された日程

2020年上半期は、緊急事態宣言が出されるなどの影響もあり、多くのTOEIC試験が中止に追い込まれました。具体的には4月5月のTOEICテスト全てと、6月のTOEIC L&Rテストが中止に追い込まれています。
一方2020年下半期のTOEICテストは概ね予定通りに開催されており、中止の予定はありません。

現在では、自宅に籠もって感染を極端に減らすというよりは、如何に新型コロナウイルスの感染拡大と日常生活を共存させるかが問われているので、今後もよっぽどのことがない限りはTOEICが再び中止になることはないでしょう。

TOEICが中止になった場合は料金が払い戻しされる

2020年上半期には、何度もTOEICテストが中止になっています。中には申し込みが済んでいたTOEICテストも中止になっています。そこで心配なのが受験料です。しかし安心してください。もしTOEICテストが中止になった場合は、すでに支払っている料金の払い戻しが行われます。

受験料は全額返金されます。実際に2020年上半期の4〜6月で中止されたTOEICテストに関しては、料金の返金が行われました。

TOEICの受験料の払い戻しに関しては「TOEIC 公式サイト」でも詳しく解説されています。TOEICの抽選の際は、予め全員が受験料を払わなければなりません。しかし抽選に落ちてしまった場合は、予め支払った受験料は返金されるので安心してください。

TOEICはオンラインでも受験可能

実はTOEICはオンラインでも受験可能です。TOEICには公開テストとIPテストの2種類があります。TOEIC公開テストは個人受付で行われる試験で、TOEIC IPテストは団体受付で行われる試験のことです。

TOEIC IPテストに関しては、オンラインでの受験が可能です。パソコンを使ってオンラインで受験することができます。24時間好きな時間に受験できる、試験時間は1時間、問題数が減っているなど、これまでのTOEIC IPテストと比べると変更点がいくつもあります。

しかしわざわざ試験会場に足を運ばずに自宅からでも試験を受けられるのは楽ですよね。TOEICを受けたことがない方、試しにTOEICを受けてみたい方にはおすすめです。
しかしTOEIC IPテストでは公式認定証が発行されません。公式認定証とは自分のスコアを証明するための書類です。公式認定証はTOEIC公開テストでのみもらうことができます。
就職や転職の際にはTOEIC公式認定証の提出を求められることが多いです。よってせっかくTOEIC IPテストのスコアを取得しても就活や転職では活用できない可能性もあります。

TOEICをオンラインで受験できるのは確かに便利ですが、TOEIC IPテストよりはTOEIC公開テストの受験をおすすめします。

TOEICの受験者が抽選で決まるように

現在TOEICは抽選にて受験者の人数を絞り込んでいます。TOEICテストが中止となり、再開されて1回目の試験時は、先着順での申し込みとなりましたが、申し込みが殺到して多くの方がTOEICを受験することができませんでした。
現在は抽選方式を採用していますが、抽選は先着順ではなく、期間内に申し込みをすれば平等に抽選を受けられるので安心してください。

抽選に関する詳細は「TOEIC公式サイト」でも詳しく解説されています。

抽選倍率は?

第254回TOEICの抽選倍率は約5倍です。

元々試験は9月から再開予定で、先月受付を開始したところ申し込みが殺到しサーバーダウン。10月分に関しても同じ事態になってしまって、アクセス集中を防ぎ公平性を期すため抽選に切り替えたということです。申し込み人数約10万人に対し、席数は2万2000人分、倍率としては5倍弱。

TBSラジオより引用)

5人に1人しか受験できないかなりの高倍率です。この状態は今後もしばらく続くことが予想されます。

TOEICが抽選を導入した理由

TOEICが抽選を導入したのには大きく2つの理由があります。

  • TOEIC試験再開後に受験希望者が殺到したから
  • 新型コロナウイルスへの感染リスクを減らすため

TOEIC試験再開後に受験希望者が殺到したから

TOEICは4〜6月のおよそ3ヶ月間にわたって中止されましたTOEIC試験再開後は、4〜6月に受験を希望していた方が一気に殺到したため、試験会場のキャパを超える人数が受験を希望しました。
全員がTOEICを受験することは不可能なので、抽選が導入されています。

新型コロナウイルスへの感染リスクを減らすため

新型コロナウイルスの感染リスクを減らすためには、3密を避けた行動が大切だと言われています。
TOEICの試験会場は密閉空間です。「窓を開けることもできるのでは?」と考えるかもしれませんが、リスニングがあるので窓を開けることは難しいでしょう。窓を開けてしまうとリスニング音声が聞こえずづらくなってしまいます。

また試験会場にはたくさんの受験生が密集しています。カンニングができないようにある程度の距離は保たれていますが、それでも十分な距離ではありません。
抽選にして受験者を減らすことで、受験生同士の間に十分な距離を確保することができます。

まとめ

TOEICの新型コロナウイルスによる影響について解説しました。今後も新型コロナウイルスによってTOEICの実施状況などが変更になる可能性があります。定期的に情報をチェックするようにしましょう。英語コーチングスクール「トライズ(TORAIZ)」では、専属コンサルタントに学習管理をしてもらいながら英語学習ができます。

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