AUG 24 2020 Tweet Share TOEIC(R) 【2022年度版】TOEIC平均点は何点?大学生・社会人・役職別それぞれ平均スコアの目安まとめ 「TOEICの平均点ってどのくらいなの?」「大学生・社会人など年代別のTOEIC平均点を知りたい」とお悩みですか? 英語試験を受けるときに平均点をリサーチすることは、学習計画を立てる上でも大切です。 本記事では、TOEIC公式が発表しているTOEIC平均点を学生・社会人ごとにわかりやすくまとめました。 あなたの年代の平均点を確認し、TOEICスコアの目標設定の参考にしてください。 目次1 TOEIC公開テストの平均点は約610点2 TOEIC平均点:学生2.1 各教育課程(小学生~大学院)の平均スコア2.2 大学生の各学年ごとの平均スコア3 TOEIC平均点:社会人3.1 TOEIC平均点:年次別社会人3.2 TOEIC平均点:役職別社会人4 TOEICスコアアップには目標スコア別の対策が必要4.1 TOEIC500点を目指す対策4.2 TOEIC600点を目指す対策4.3 TOEIC700点を目指す対策5 短期間でTOEICスコアを上げるにはトライズがおすすめ! TOEIC公開テストの平均点は約610点 TOEIC公開試験受験者の平均点は、約610点です。TOEICはこれまでに300回近く開催されています。平均点が600点の回もあれば615点の回もありますが、平均して610点前後です。 参考として2021年12月〜2022年4月に開催された全9回分のTOEIC平均点をまとめました。 リスニング平均点 リーディング平均点 合計平均点 第293回(2022年4月) 331.7 282.4 614.2 第292回(2022年4月) 333.1 281.6 614.7 第291回(2022年3月) 326.6 270.9 603.4 第290回(2022年3月) 331.1 278.6 609.8 第289回(2022年2月) 330.5 274.6 605.2 第288回(2022年2月) 334.7 282.6 617.3 第287回(2022年1月) 323.4 277.0 600.4 第286回(2022年1月) 334.8 281.4 616.2 第285回(2021年12月) 334.6 273.1 607.7 (TOEIC公開テスト 平均スコア・スコア分布一覧より筆者作成) リスニングもリーディングも445点満点なので、リーディングの方が平均点が低く、難しいことがわかります。 TOEIC平均点:学生 学生のTOEIC平均点は以下の通りです。 TOEIC公開テスト平均点 TOEIC IPテスト平均点 学生 607点 489点 (TOEIC® Program DATA&ANALYSIS 2021より筆者作成) 公開テストとは、受験者が自ら申し込んで受験するTOEIC試験のことです。IPテストとは、塾や大学、企業などの団体が一括で申し込みを行うTOEIC試験のことです。 IPテストには、受験の意思はないが無理矢理受験させられる受験生も含むので、平均点が低くなります。これからTOEICを自分の意思で受験する方は、TOEIC公開テストの平均点を参考にしましょう。 各教育課程(小学生~大学院)の平均スコア 「学生」とひと口に言っても、TOEICは小学生から大学院生まで幅広い年齢層が受験しています。 各学校ごとに、どれだけの数の受験者が、どんなスコアを取得しているのかを見てみましょう。 公開テスト平均スコア 受験者数 リスニング リーディング 合計スコア 小学生 106 377 262 639 中学生 453 364 267 631 高校 7,783 297 222 519 高専 9,129 282 203 485 短大 3,038 290 210 500 大学 210,882 333 283 616 大学院 22,328 341 300 641 語学学校 1,612 301 241 543 専門学校 6,212 307 218 525 IPテスト平均スコア 受験者数 リスニング リーディング 合計スコア 小学生 14 276 202 478 中学校 148 264 171 436 高校 17,656 254 179 433 高専 14,279 220 146 366 短大 5,726 262 176 437 大学 384,260 280 222 501 大学院 8,080 315 261 575 語学学校 179 289 195 483 専門学校 17,857 284 187 471 (TOEIC® Program DATA&ANALYSIS 2021より筆者作成) 公開テスト・IPテストともに、平均スコアと受験者数が、大学生になると同時にグッと跳ね上がっていることがわかります。 小学生と中学生の平均スコアも非常に高い水準にありますが、受験者数が非常に少なく、帰国子女や海外経験者などの優秀なごく少数が受験していることが伺(うかが)えます。 大学生になって受験者数と平均スコアがグッと伸びる背景には、日本企業の大部分が英語力の指標としてTOEICを用いていることが考えられるでしょう。 大学生側は就職活動を意識した時、有利になるTOEICのハイスコア取得を目指して受験することが考えられます。 それでは、学生の受験者層の大部分を占める大学生の、学年別受験者数と平均スコアを見てみましょう。 大学生の各学年ごとの平均スコア 大学生の各学年ごとの平均スコアは以下の表の通りです。 公開テスト 平均スコア 受験者数 リスニング リーディング 合計 大学1年生 18,244 307 262 569 大学2年生 36,653 329 280 609 大学3年生 106,431 333 281 614 大学4年生 44,178 347 293 639 IPテスト 平均スコア 受験者数 リスニング リーディング 合計 大学1年生 201,124 270 218 487 大学2年生 96,251 279 216 496 大学3年生 66,457 298 232 530 大学4年生 20,428 319 251 570 (TOEIC® Program DATA&ANALYSIS 2021より筆者作成) 大学生の学年別平均スコアは、公開テストIPテストともに大学4年生が最も高いことがわかりますね。 大学1年生からTOEICに触れ始め、学年を上げるごとに勉強を重ねて順当にスコアを伸ばす傾向があるのが伺(うかが)えます。 また、受験者数については公開テストとIPテストで全く違う特徴が伺(うかが)えますね 公開テストは大学3年生の受験者数が多いのに対して、IPテストは大学1年生の受験者数が圧倒的です。 公開テストに関しては、大学生が本格的に就職活動を意識する学年が3年生であり、それがTOEIC公開試験の受験者数に表れていると考えられます。 対してIPテストで大学1年生の受験者数が圧倒的なのは、大学側が学生の英語力を測るために、積極的に団体受験を受けさせていることが考えられます。 (筆者も大学の外国語学部出身ですが、大学1年生の時に全員参加でTOEIC団体受験をしたことを覚えています。)団体受験を提供する大学側にも、学生にTOEICを受験させる意図があることが伺(うかが)えますね。 TOEIC平均点:社会人 社会人のTOEIC平均点は、以下の通りです。 TOEIC公開テスト平均点 TOEIC IPテスト平均点 社会人 637点 489点 (TOEIC® Program DATA&ANALYSIS 2021より筆者作成) 学生のTOEIC平均点と社会人のTOEIC平均点を比べると、社会人のTOEIC平均点の方が約40点高いことがわかります。 社会人の中でも、年次別、役職別の平均点をまとめました。 TOEIC平均点:年次別社会人 年次別のTOEIC平均点 内定者 646点 新入社員 529点 入社2〜5年 541点 入社6〜10年 540点 入社11年以上 490点 (TOEIC® Program DATA&ANALYSIS 2021より筆者作成) 内定者のTOEIC平均点が最も高くなっています。これは、就活のためにTOEICを受験する学生が多いからだと考えられます。 一方入社後のTOEIC平均点は下がっていくばかりです。これは、入社後はごく一部の人材しか英語を使う業務を担当しないことが原因と考えられます。 TOEIC平均点:役職別社会人 役職別のTOEIC平均点 役員 574点 部長 556点 課長 528点 係長 508点 一般社員 523点 派遣社員 584点 (TOEIC® Program DATA&ANALYSIS 2021より筆者作成) 年次別平均点では、年次が上がるにつれてTOEIC平均点は下がっていました。しかし役職別平均点では、役職が上がるにつれて平均点も上がっています。 これは、多くの企業が昇進や昇給、海外駐在員になるために、TOEICスコアの取得を義務付けたり推奨しているからだと考えられます。 TOEICスコアアップには目標スコア別の対策が必要 TOEICスコアアップを目指すには、自分の実力を把握して目標を設定し、目標スコアごとに適切な対策を取る必要があります。 TOEIC500点を目指す対策 英語初心者・TOEIC初受験者は、まずはTOEIC500点を目指しましょう。TOEIC500点を達成するための対策は以下の4つです。 まずは中学・高校レベルの内容を復習 リスニングはパート1・2対策を中心に リーディングはパート5・6対策を中心に TOEIC本番を解き切る集中力を身に付ける 中学・高校の学習内容を忘れている方は、本格的なTOEIC対策を始める前に中学・高校の学習内容を復習しましょう。またTOEICには簡単なパートと難しいパートがあり、まずは簡単なパートに絞って対策すべきです。 詳しくは以下の記事で解説しています。 関連記事:TOEIC500点はどのくらいで取れる?おすすめ勉強法と参考書を紹介 TOEIC600点を目指す対策 TOEIC600点は、履歴書にかける最低ラインです。就活や転職での募集要項にTOEIC600点以上の記載がある企業もチラホラ。TOEIC600点を達成するための対策は以下の2つです。 頻出単語・表現を徹底的に覚える テクニックよりもいかに勉強時間を確保するかが大切 TOEICはビジネス英語に関する試験なので、ビジネス系の英語表現が頻出します。まずは頻出表現に絞って学習することで、効率的に学習できます。 詳しくは以下の記事で解説しています。 関連記事:TOEIC600点を取るための勉強法は?初心者がやるべきことを解説 TOEIC700点を目指す対策 TOEIC700点は、昇進や昇給、海外駐在員の条件としても要求されるスコアです。TOEIC700点を達成するための対策は以下の3つです。 問題演習→復習の繰り返し ディクテーション 長文対策に力をいれる TOEIC700点を目指す方の多くは、TOEICの基礎についてはすでに学習を終えているはずです。あとは、解けない問題を見つけて解けるようにする、問題演習→復習を繰り返しましょう。 また、ディクテーションやシャドーイングなどの英語学習方法も取り入れるべきです。 詳しくは以下の記事で解説しています。 関連記事:TOEIC700点のレベルは?勉強法や就職転職での使い道を解説 短期間でTOEICスコアを上げるにはトライズがおすすめ! TOEIC平均点について解説しました。平均スコアがわかったら次は、ハイスコアを狙って勉強していきたいですよね。 ただ毎日英語を勉強しなければならないと分かっていても、自分をコントロールして毎日の英語学習を継続するのは難しいです。そこでおすすめなのが英語コーチングです。 英語コーチングとは、コーチがあなたの学習カリキュラムやスケジュールの作成、モチベーションの維持、勉強法の指導などあらゆる面でサポートしてくれるサービスです。 コーチと二人三脚で目標に向かって突き進むので、一人で独学するよりも確実ですし心強いです。実はほとんどの英語コーチングスクールでは英会話に関するカリキュラムしか用意されていません。しかし「トライズ」では2ヶ月間のTOEIC専門コーチングカリキュラムが用意されています。 「英語コーチングTORAIZ」公式サイトから引用 無料カウンセリングも行っています。以下より詳細をご確認ください。 無料カウンセリングの予約はコチラから TOEICの次は英語を話せるようになりたい方におすすめのスクールは「トライズ」 TOEICで満足のいくスコアが出せた後、次はやはり英語が話せるようになりたい、という方が多くなっています。 そんな方におすすめなのがトライズ。 トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。 「短期間で英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。 受講生のインタビューもご紹介します。 トライズでの1年は、 一生につながる1年だったと思います。 プロキャディ杉澤伸章さん インタビュー Versant 29 → 40 目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成 英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。 それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。 > 詳しくみる 投稿者: WTTOEIC(R)TOEIC, TOEICスコア, TOEICテスト, TOEIC対策, レベル, 学生, 平均点, 目安, 社会人 TOEIC500点のレベル・難易度... 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