AUG 27 2020 Tweet Share TOEIC(R) TOEIC700点のレベルは?勉強方法やおすすめ参考書も紹介 「TOEIC700点を取れば就活や転職で有利になる」「TOEIC700点から英語上級者だ」こんな声をよく耳にします。 TOEIC700点に対する漠然としたイメージはあっても、 TOEIC700点を取れば何ができるのか TOEIC700点はどのくらい難しいのか を明確に把握している方は多くありません。 そこで本記事では、以下の内容について解説します。 TOEIC700点のレベル TOEIC700点を取るための勉強方法 TOEIC700点を目指す方が意識すべきこと TOEIC700点を目指す方におすすめの参考書 記事を最後までチェックすれば、TOEIC700点を目指すべきか迷っている方が、本当にTOEIC700点を目指すべきかどうか、目指すとすればどのように勉強をすればいいのかが分かりますよ。 5分程度で読めるので、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。 目次1 TOEIC700点のレベル1.1 TOEIC700点ってどのくらいすごいの?1.2 TOEIC700点を取得するにはどのくらいの正答率が必要?1.3 TOEIC700点の取得に必要な勉強時間は?1.4 TOEIC700点は大学生でも取得可能?1.5 TOEIC700点は英検に換算するとどのくらい?1.6 TOEIC700点は就活や転職で役立つ?2 TOEIC700点を取るための勉強方法2.1 問題演習→復習の繰り返し2.2 ディクテーション2.3 パート7対策3 TOEIC700点を目指す方が意識すべきこと3.1 TOEICパート1・2・5・6はほとんど落とさないつもりで挑む3.2 毎日学習時間を確保する4 TOEIC700点を目指す方におすすめの参考書4.1 TOEIC(R) TEST 速読速聴・英単語 STANDARD 1800 ver.24.2 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 85 短期間でTOEIC700点以上を目指すならトライズがおすすめ! TOEIC700点のレベル TOEIC700点のレベルについて、以下5つの観点から分析しました。 TOEICの平均点 正答率 勉強時間 英検だと何級レベルか 就活や転職活動で活用できるかどうか TOEICは990点満点の試験です。TOEIC700点のレベルを一言で表すと「中の上」といったところです。TOEIC受験者の大半は漠然と「700点から高得点」というイメージを持っていますよね。 TOEIC700点のレベルについて詳しくみていきましょう。 TOEIC700点ってどのくらいすごいの? TOEICでは、試験ごとに平均点やスコア分布などのデータが公開されています。例えば2020年1月に実施されたTOEIC L&R公開テストの平均点は581.2点です(引用:TOEIC公式平均スコア・スコア分布 詳細)。 実施回によって若干の違いはあるものの、TOEICの平均点は毎回600点前後です。TOEICの平均点については、以下の記事で詳しくまとめています。 【2022年度版】TOEIC平均点は何点?大学生・社会人・役職別それぞれ平均スコアの目安まとめ またTOEIC700点以上を取得すれば、TOEIC受験者の中で上位約27%に位置することになります。 日本人全体の上位27%ではなく、普段から英語を勉強しているTOEIC受験者の中で上位27%という点に着目したいですね。 TOEIC700点を取得するにはどのくらいの正答率が必要? TOEICの問題数は全200問です。990点満点のTOEICで700点を取得するには、単純計算で7割の問題に正答しなければなりません。 つまり200問中140問は正解しなければならないという計算になります ただしTOEICは「1問何点」と決まっているわけではないので、厳密にはTOEIC700点を取得するための正答率を導き出すことはできません。TOEICの配点の仕組みについては、以下の記事で詳しく解説しています。 TOEICは1問5点は間違い!配点の仕組みとスコア換算表まとめ TOEIC700点の取得に必要な勉強時間は? 当然ですが、TOEIC700点の取得に必要な勉強時間は、受験者の現在地によって異なります。例えばTOEIC400点の状態から700点を目指すのと、600点から700点を目指すのとでは、前者の方がより長い時間を必要とします。 TOEIC700点の取得に必要な勉強時間は、以下の表を参考にしてください。 (出典:A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening & Reading Test Preparing Your Students for Success) 上記の表によるとTOEIC650点の方が750点を取得するためには、225時間の勉強時間が必要だと分かります。つまりTOEIC600点の方が700点を取得するためにも、同様に225時間の勉強時間が必要だと考えて良いでしょう。 また上記の表を見れば、スコアを100点アップさせるために225時間の勉強時間が必要だと分かるので、TOEIC700点を取得するまでの勉強時間はおおよそ以下のようになります。 TOEIC400点から700点→675時間必要 TOEIC500点から700点→450時間必要 TOEIC600点から700点→225時間必要 TOEIC700点は大学生でも取得可能? TOEIC700点は、大学生でも十分目指せるスコアです。 TOEICの平均点は毎回600点程度だとお伝えしました。一方大学生のTOEIC平均点は、全体の平均点よりも少し下がって、毎回550点程度です。 大学によっては、学生のTOEIC平均点が700点や800点を超えているところもあります。 大学生がTOEICを受験する目的のうち最も多いのは「就活で有利になるため」です。就活でTOEICスコアを活用するには、できるだけ早くTOEIC対策を始めるに越したことはありません。 もしまだTOEIC対策を始めていないのなら、早速今日から始めましょう。大学生向けのTOEICの勉強方法については、以下の記事で詳しく解説しています。 【大学生向け】TOEIC3つの勉強法と目指すべきスコアを解説 TOEIC700点は英検に換算するとどのくらい? TOEIC700点は、英検に換算すると英検2級レベルです。TOEICと英検の換算表については、以下の記事に掲載しています。 TOEICを英検に換算すると?どちらを受けるべき?違いを解説 TOEIC700点は就活や転職で役立つ? 就活に役立つTOEICスコアの最低ラインは600点です。TOEIC700点を取得していれば、多くの企業で就活・転職活用時に有利になりますよ。 採用時にTOEIC700点以上あれば有利になる企業の一例は以下の通りです。 マツダ株式会社(SE) 三菱電機株式会社(営業) ファーストリテイリング日本フローサービス株式会社ジーシーアークレイ株式会社経営戦略(事業開発・経営管理) TOEIC学習者の中には将来海外で働きたい方も多いはずです。海外営業部への配属時にTOEIC700点以上が求められる企業の一例を掲載します。 スズキ株式会社(海外経理) 独立行政法人 国際協力機構(JICA) 青年海外協力隊事務局本田技研工業株式会社 これらはあくまで一例ですが、多くの企業が採用や転職、海外営業部への配属時にTOEIC700点以上のスコア取得を義務付ける、あるいは優遇しています。 就活におけるTOEICについては、以下の記事で詳しく解説しています。 TOEICスコアで就活無双!必要点数やアピール方法まとめ【大学生必見】 TOEIC700点を取るための勉強方法 TOEICで700点を取るために必要な勉強方法は以下の3つです。 問題演習→復習の繰り返し ディクテーション パート7対策 問題演習→復習の繰り返し TOEIC700点を取るためには、問題演習→復習を繰り返しましょう。すでに600点程度を取得し、700点を目指しているのであれば基礎的な単語や文法は身についているはずです。よって基礎学習から問題演習にシフトすべきです。 問題演習を解いただけで満足する人がいますが、それだけでは意味がありません。問題演習と復習はセットです。 問題演習を解くと、どの問題が解けてどの問題が解けないのかが明確にわかります。問題演習を解いて、解けない問題を復習して解けるようにする。これを繰り返して解けない問題を少しづつ減らしていくことが、スコアアップにつながります。 ディクテーション TOEIC700点を取るためには、ディクテーションという学習方法がおすすめです。ディクテーションとは、流れる音声を文字に書き起こす勉強方法です。リスニング力を底上げするのに最適です。 ディクテーションをすることで、どの単語が聞き取れてどの単語が聞き取れていないのかが明確にわかります。リスニング学習で、どこが聞き取れなかったか確認しないまま解説だけ読んで満足している方も多いのではないでしょうか? 実はそれではリスニング力はなかなか伸びません。どこが聞き取れないかピンポイントで特定して、該当単語を何度も繰り返し聞くことで、次回同じ単語が放送されても聞き取れるようになります。 ディクテーションは、流れる音声を文字に書き起こしますが、単語のスペルまで完璧に書き起こす必要はありません。なぜならTOEICはマーク式の試験であり、細かな綴りは覚えなくても良いからです。 日本人は英語学習の際、細かな綴りにこだわる傾向にありますが、TOEICや英会話において細かな綴りを覚える優先順位は低いです。 ディクテーションについては、以下の記事で詳しく解説しています。 TOEIC対策にディクテーションは効果あり?やり方や注意点を解説! パート7対策 TOEICパート7の長文読解は、TOEIC最難関パートです。TOEIC600点まではパート7の正答率が悪くても達成できますが、700点以上を取るためにはパート7は避けては通れません。 TOEICパート7を攻略する方法は、完璧な訳を求めず、大体の訳で良いのでとにかく素早く読むことです。1問1分で解きましょう。「もう少し時間をかければ解けるかも」と思うかもしれませんが、それが時間を圧迫して解けるはずの問題も解けなくなってしまいます。時間配分は絶対です。 関連記事:TOEIC高得点「秒単位の時間配分」を公開!リーディング各パートを攻略! TOEICパート7の長文を素早く読むのに大切なのが単語力です。パート7対策をしていて、どうしても長文を読むのに時間がかかる、1問1分で解けないという場合は単語力が足りていないかもしれません。その場合は一度単語力を底上げしてからパート7対策をしましょう。 【超人気】TOEIC単語帳レベル別おすすめ10選!勉強法も解説 TOEIC700点を目指す方が意識すべきこと TOEIC700点を目指す方が意識すべきことは以下の2つです。 TOEICパート1・2・5・6はほとんど落とさないつもりで挑む 毎日学習時間を確保する TOEICパート1・2・5・6はほとんど落とさないつもりで挑む TOEICには難しいパートと簡単なパートがあります。リスニングパートではパート1・2、リーディングパートではパート5・6が簡単です。 TOEIC700点以上を取るためには、パート1・2・5・6はほとんど間違えないつもりで挑みましょう。 パート3・4・7で高い正答率を取ることは、TOEIC高得点取得者でも難しいです。 TOEICは全120分と試験時間が長いので、試験中にもかかわらずついついボーッとしてしまいます。ボーッとしていて音声を数秒間聞き取れなかったり、先読みができなかったりします。 しかしパート1・2・5・6でこれをやってしまうと命取りです。解けるはずの問題を一問でも落としてしまうことは、大きな損失になるので、パート1・2・5・6を解く時も気を抜かず挑みましょう。 毎日学習時間を確保する どんなに忙しくても毎日少しでも良いので学習時間を確保しましょう。効率的にTOEIC学習をするには、毎日勉強時間を確保すべきです。 なぜなら毎日TOEIC対策をすることで、記憶が定着しやすいからです。気が向いた時に5時間も6時間もまとめて頑張るのではなく、毎日1〜2時間確実に学習時間を取るように心がけてください。 TOEIC700点を目指す方におすすめの参考書 TOEIC700点を目指す方におすすめの参考書を2冊紹介します。 TOEIC(R) TEST 速読速聴・英単語 STANDARD 1800 ver.2 価格:1,760円 TOEIC700点を取得するためには、パート7の攻略が不可欠です。そしてパート7を攻略するために必要なのが語彙力と速読力です。 この参考書では、TOEICパート7に必要な語彙力や速読力を同時に鍛えられます。 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8 価格:3,300円 TOEIC700点を取得するには、基礎学習のみならず問題演習と復習の繰り返しが必要です。TOEICの実践問題集はたくさん種類がありますが、最も本番に近い問題を解けるのは、やはり公式が出版する問題集です。 TOEICの公式問題集を使った勉強方法については、以下の記事で詳しく解説しています。 TOEIC公式問題集のおすすめはどれ?勉強法や効果的な使い方を解説 おすすめの参考書を更に詳しく知りたい方は、以下の記事でまとめております。 関連記事:TOEIC700点超えを目指すのにおすすめの参考書厳選5選【ジャンル別に紹介】 短期間でTOEIC700点以上を目指すならトライズがおすすめ! 毎日学習しなければならないと分かっていても、自分をコントロールして毎日学習を継続するのは難しいです。そこでおすすめなのが英語コーチングのトライズです。 TORAIZ(トライズ)のTOEIC対策コースとは?特徴や効果を解説 英語コーチングとは、コーチがあなたの学習カリキュラムやスケジュールの作成、モチベーションの維持、勉強法の指導などあらゆる面でサポートしてくれるサービスです。 ■【480点→745点】TOEICスコアが短期で200点以上アップしました!|トライズ コーチと二人三脚で目標に向かって突き進むので、一人で独学するよりも確実ですし心強いです。実はほとんどの英語コーチングスクールでは英会話に関するカリキュラムしか用意されていません。しかし「トライズ」では2ヶ月間のTOEIC専門コーチングカリキュラムが用意されています。 トライズでは無料カウンセリングも行っています。以下より詳細をご確認ください。どのぐらいTOEICスコアが伸びるかご相談してみてください。 無料カウンセリングの予約はコチラから TOEICの次は英語を話せるようになりたい方におすすめのスクールは「トライズ」 TOEICで満足のいくスコアが出せた後、次はやはり英語が話せるようになりたい、という方が多くなっています。 そんな方におすすめなのがトライズ。 トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。 「短期間で英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。 受講生のインタビューもご紹介します。 トライズでの1年は、 一生につながる1年だったと思います。 プロキャディ杉澤伸章さん インタビュー Versant 29 → 40 目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成 英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。 それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。 > 詳しくみる 投稿者: WTTOEIC(R)TOEIC, TOEIC600, TOEIC700, TOEIC800, TOEICテスト, TOEIC勉強法, TOEIC対策, 単語帳, 参考書 【2022年度版】TOEIC平均点... 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