APR 20 2021 Tweet Share TOEIC(R) TOEIC860点ってどんなレベル?その驚くべき実態と取得するための勉強法をご紹介! 「TOEIC860点って、よく英語力の指標として聞くけど、実際にはどんなレベルなの?」 「TOEIC800点とか900点とかはわかるけど、なんで860点がひとつの指標になっているの?」 そうお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか? 確かに、「5点~990点であれば、100点刻みの指標の方がわかりやすいのに!」と思いますよね。 しかしTOEICを監修しているIIBC・ETSがしっかりと定めている指標に、明確に「TOEIC 860点」という線引きがされています。 そこでこの記事では、 TOEIC860点のレベル TOEIC860点の人が持っている英語力の要素 TOEIC860点を取るために必要な勉強法 についてお伝えしていきます。 目次1 TOEIC860点のレベルは?1.1 TOEIC公式で最高のAクラスに位置1.2 TOEIC860点はTOEIC受験者の上位5%1.3 正答率は90%が目安2 TOEIC860点を取るために必要なこと2.1 TOEIC860点を取るために必要な要素2.2 素早く正確な英文の理解をするためには3 最後に TOEIC860点のレベルは? TOEIC860点のレベルは以下のように位置づけされていると言えます。 TOEIC公式で最高のAクラスに位置 TOEIC860点はTOEIC受験者の上位5%に位置 目安として約90%の正答率 TOEIC公式で最高のAクラスに位置 TOEIC試験を作成、運営しているIIBC・ETSのProficiency Scaleでは、TOEIC860点より上のスコアを、最高レベルのAクラスとして評価しています。 Aクラスの人が出来る事として、同指標は ”「Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。自己の経験の範囲内では、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現ができる。Native Speakerの域には一歩隔たりがあるとはいえ、語彙・文法・構文のいずれをも性格に把握し、流暢に駆使する力を持っている。」(出典:ETS Proficiency Scale)” としています。 TOEIC860点はTOEIC受験者の上位5% TOEIC試験を作成、運営しているIIBC・ETSの公開している最新のデータ(TOEIC公式ページの2019 Report on Test Takers Worldwide: TOEIC Listening and Reading Test)によると、TOEIC860点の保持者はTOEIC受験者の中で上位5%だと言うことが出来ます。 TOEIC公開テストのTotalスコア分布(2019 Report on Test Takers Worldwide: TOEIC Listening and Reading Test P.5より)を見てみると、845点~890点の割合が4.2%、895点~990点の人が3.6%を占めていることがわかります。 つまり、このデータによると845点以上の人が7.8%(4.2+3.6=7.8)だと言えますね。 さらに、団体受験のIPテストのデータ(2019 Report on Test Takers Worldwide: TOEIC Listening and Reading Test P.6より)に至っては、845点~890点の割合が1.4%、895点~990点の人が1.3%と、合計しても3%にも満たないことがわかります。 IPテストもテストの形式や難易度、採点基準に差はありませんから、TOEICテストの受験者全体の中でTOEIC860点を取得できる人は、上位5%だと言えますね。 【3分で分かる】TOEICスコア(点数)の目安をレベル別7段階で簡単解説 正答率は90%が目安 TOEIC860点を取得するには、おおよそ90%の正答率が必要になります。 TOEICの公式問題集に記載されているスコア換算表を参考にすると、TOEIC860点がおおよそ正答率90%程度を想定していることが伺えます。 Listening正答数 換算点 Reading正答数 換算点 96-100 475-495 96-100 460-495 91-95 435-495 91-95 425-490 86-90 405-475 86-90 395-465 81-85 370-450 81-85 370-440 76-80 345-420 76-80 335-415 (参考:TOEIC公式問題集スコア換算表) TOEICのスコアは絶対的な点数ではなく、偏差値のように受験者の平均点などに左右されるので、一概に200問のうちいくつ正答したからスコアがこれだけ…と言うことは出来ませんが、TOEIC860点に至るためには90%程度の正答率を目安にすることが出来ますね。 TOEIC860点を取るために必要なこと TOEIC860点を取るために、必要な要素と勉強法についてお伝えしていきます。 TOEIC860点を取るために必要な要素 TOEIC860点を取るために必要な要素として、以下の3つが挙げられます。 TOEICの試験全体を時間内に解くことが出来る 日常やビジネスで用いられる英語を正確に理解出来る 日常やビジネスで用いられる英語を素早く理解出来る 3つ挙げましたが、実際は「3つで1つ」をイメージするとわかりやすいです。 前項にてTOEIC860点を取るには90%程度の正答率が必要だとお伝えしました。 TOEICという試験は非常に時間がタイトな試験で、上級レベルと呼ばれる人達でも「時間内に解ききれなかった~」と言うことも珍しくはありません そんな中で、正答率90%を取るには、TOEICで問われる日常やビジネスで用いられる英語を素早く正確に理解する必要が出てきます。 以上のことから、TOEIC860点を取得するためには、日常やビジネスで用いられる英語について「素早く正確に」を同時に出来る必要があると言うことが出来ます。 TOEIC800点を目指す勉強法とレベル(すごさ)とできることまとめ TOEIC900点のレベル・勉強方法まとめ!就職や転職活動への影響についても解説 素早く正確な英文の理解をするためには TOEIC860点を取るために必要な要素である「素早く、正確な英文理解」をするために必要なことは以下の通りです。 英文解釈力を用いた精読 速読速解力を養うシャドーイング まず1つ、正確な英文理解をするために精読力を養う必要があります。 精読は速読と相反するイメージがありますが、以下の理屈で速読力アップ効果を期待出来ます 返り読みや読み直しを防ぐ→読解スピードが上がる TOEICに頻出の英文構造を知る→予測を立てながら読むことで読解スピードが上がる つまり、「返り読みをしないために、たくさん返り読みをしておく」という理屈で精読を行い、正確な英文理解力を養うということですね。 2つ目は、速読速解力を養うためにシャドーイングを行いましょう。 TOEIC860点を視野に入れているのであれば、シャドーイングは既に取り入れている人も多いかと思います。 その「慣れ」を利用して、ただ必死にリスニング音声を追うだけではなく、英語を英語のまま文頭から理解していくイメージで取り組んでみてください。 リスニング力を養うイメージが強いシャドーイングですが、この意識で取り組むことによって、「リスニング音声の読み上げスピードで英文を理解していく力」が養われて速読力も養われていきます。 ぜひこの2つを要に、反復して取り組んでみてください。必ず成果がともなってきますよ。 【710点→890点】TOEIC180点アップ!毎週進歩していることが実感できました。|トライズ 最後に 「決められた期間内にどうしてもTOEICでハイスコアを取得しないといけない!」 そんな方には「TOEIC短期集中プログラムのトライズ」がオススメです。 トライズでは、TOEICの専門家が作り出した2か月で最大200アップを目指せる短期集中プログラムです! 英語力だけでなくコーチングの技術も洗練されたコンサルタントが、あなただけのために作られたスケジュールを管理しながら、無理なく挫折しない方法であなたをサポートします。 オンラインでの無料カウンセリングも実施しているので、少しでも興味を持った方はぜひご連絡くださいね。 トライズ(TORAIZ)では「TOEIC(R) 対策プログラム 三大特典キャンペーン」を開催中です。 キャンペーン期間中に無料カウンセリングを予約の上、TOEIC(R) 対策プログラムに入会すると、「入会金5.5万円が無料」「受講料8.5万円割引」「TOEIC(R) L&R IPテスト(オンライン受験)1回分プレゼント」の3つの特典が受けられます。ぜひこのチャンスにご入会をご検討ください! 無料カウンセリングの予約はコチラから TOEICの次は英語を話せるようになりたい方におすすめのスクールは「トライズ」 TOEICで満足のいくスコアが出せた後、次はやはり英語が話せるようになりたい、という方が多くなっています。 そんな方におすすめなのがトライズ。 トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。 「短期間で英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。 受講生のインタビューもご紹介します。 トライズでの1年は、 一生につながる1年だったと思います。 プロキャディ杉澤伸章さん インタビュー Versant 29 → 40 目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成 英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。 それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。 > 詳しくみる 投稿者: TORAIZTOEIC(R)TOEIC, TOEIC800, TOEIC860, TOEIC900, TOEICスクール, TOEICスコア, TOEICテスト, TOEIC対策 【TOEIC Part5対策】解き... TOEICとTOEFLの違いをわか...