1. HOME
  2. ブログ
  3. TOEIC(R)
  4. TOEICに合格点はない?仕組みや目標の設定方法を解説
TOEICに合格点はない?

TOEICに合格点はない?仕組みや目標の設定方法を解説

試験には合格不合格があるのが一般的です。「TOEICで合格や不合格ってあまり聞かないけど、合格点ってあるの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事ではTOEICの合格点について解説します。記事をチェックすれば、TOEICに合格点はあるのかないのか、どこに目標を設定してTOEIC学習を頑張ればいいのかが分かります。

【結論】TOEICに合格点はない

通常、試験には合格不合格があるものです。これは資格試験でも学校などの受験でも変わりません。しかしTOEICには合格不合格がありません。つまり合格点もありません。

TOEICは英検のように級分けされていない

TOEICに合格点がないのは、TOEICが英検のように級分けされていないからです。TOEICは990点満点の試験です。英語初心者も英語上級者も同じ問題を解きます。TOEICを受験すれば、10〜990点のスコアを取得できます。つまり受験しさえすれば、必ずスコアを取得できるのです。

一方英検は、5級・3級のように級分けされています。自分に合った級を受けて、合否が出ます。合格であればその級を取得できますが、不合格であれば級は取得できません。

合格点は自分の目標や企業の基準で決まる

TOEICには合格点がありません。しかし、だからと言って何点を取得しても良いというわけではありません。

自分で「何点を取得したい」と決めたり、企業が採用基準として定めるスコアを目標にしたりしなければなりません。

例えば「英語上級者」と言われるレベルになりたいのであれば、TOEIC800点以上を目標に英語学習を頑張るべきです。また観光業界や航空業界に就職したい場合は、TOEIC700点以上を目指すべきです。

どのくらいのスコアを目指すべきかは、人によって異なります。本格的にTOEIC学習を始める前に、自分はどのくらいのスコアを目指すべきなのかを確認しましょう。

TOEICで自慢できる点数は何点から?

TOEICで自慢できる点数は何点から?

TOEICのスコアは10〜990点と幅広いです。「どのくらいのスコアからすごいの?」「どのくらいのスコアから自慢できるスコアなの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、タイプ別に、自慢できるTOEICスコアとその理由をまとめました。

大学生であれば600点

まず大学生であれば、TOEIC600点以上が、自慢できるスコアです。なぜなら大学生のTOEIC平均点が540点前後だからです。600点というスコアは、大学生の平均よりも少しだけ高いスコアになります。

中学高校でTOEICを受験する方はほとんどいません。皆さんどちらかと言えば英検を受験します。これは英検は日本で作成される試験であり、級が各学年の学習カリキュラムと一致しているからです。例えば英検5級の試験内容は、中学1年生で学ぶ内容と全く同じです。学校での英語の習熟度を確かめるために、多くの中高生が英検を受験しているのです。

一方TOEICはビジネス英語に関する試験です。就活ではビジネス英語力がある人材が有利になります。大学生は皆、就活を見据えて英検ではなくTOEICを受験するようになるのです。

TOEIC600点は、中学高校の英単語と文法に加えて、TOEIC頻出単語を学び、TOEICの問題パターンを覚えれば十分取得できます。中学高校の英単語と文法が一番頭の中に残っている、大学入学直後のTOEIC受験がおすすめです。

その後はどんどん中学高校で学んだ内容を忘れていくので、早めの受験を推奨します。TOEIC600点を取得するための勉強方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

TOEIC600点を取るための勉強法は?英語初心者がやるべきことを解説

社会人であれば700点

社会人であれば、TOEIC700点以上が、自慢できるスコアです。社会人のTOEIC平均点は、大学生の平均点よりも少しだけ高く、600点前後です。よって700点を取得すれば、平均点よりも100点程度高い英語力を有していることになります。

また700点ではなく、600〜990点を130点単位で区切った、730点を目標にするのもいいでしょう。

企業によっては、一定のTOEICスコアを獲得することで、昇進や昇給ができたり手当がもらえたりします。そしてその点数が700点に設定されていることは、よくあります。

TOEIC700点を取得する方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

TOEIC700点のレベルは?勉強法や就職転職での使い道を解説

英語上級者と呼ばれるには800点が必要

英語上級者と呼ばれるには、TOEIC800点もしくは600〜990点を130点ごとに区切った際の2番目のスコア、860点が必要です。

TOEIC800点以上を取得すれば、外資系企業などの採用条件もクリアできます。また海外駐在員として選ばれるための条件も、大半の場合で達成できます。

TOEIC800点以上を取得すれば、間違いなく英語上級者です。しかしそこからは、なかなかTOEICスコアが上がらなくなってきます。900点そして満点である990点を目指すためには、これまで以上の努力が必要になります。

TOEIC800点を取得するための勉強方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

TOEIC800点を目指すための勉強法!800点のレベルとできることもご紹介

TOEICに合格点はないが自分で合格点を決めることは大切

TOEICに合格点はないが自分で合格点を決めることは大切

TOEICに合格点はありません。しかしなんとなくでTOEICを受験するのはおすすめしません。合格点がなくても、自分で目標点を決めてから受験すべきです。

目標が行動の原動力になる

目標点数を設定すれば、それが行動の原動力になります。「〇〇点を取るために頑張ろう」のような形で、明確な目標があった方が頑張れますよね。

目標がない状態、つまりゴールが見えない道をひたすら走り続けるのは不安です。いつまで経ってもゴールが見えないので、途中で諦めてしまう方も多いはずです。しかしゴールがあらかじめ決まっていれば、諦めてしまう可能性も少なくなります。

またゴールから逆算して学習計画を立てられるので、無駄のない学習が可能になります。

目標が高すぎるのはNG

ただし高すぎる目標はNGです。なぜならゴールが遠すぎるのもモチベーションの低下につながってしまうからです。目標が遠すぎると、どれだけ頑張ってもゴールに近づいている気がしません。実際にはゴールに少しずつ近づいているのですが、なかなか体感としては分かりにくいです。

そこでおすすめなのが、小刻みに達成可能な目標を設定することです。最終ゴールに加えて、簡単に達成できる短期目標を設定することで、モチベーションを保ちながら学習を進められます。なぜなら目標の達成が成功体験となり、成功体験がモチベーションにつながるからです。

何かがうまくいったら「もっとやりたい!」と思いますよね。小刻みに達成可能な目標を設定することは、それと同じです。目標は「1週間でこのページからこのページまで暗記する」や「今日中に先週分の復習を終わらせる」などなんでも構いません。

まとめ

TOEICの合格点について解説しました。結論として、TOEICに合格点はありません。しかし自ら合格点を決めて、そこに向かって学習計画を立てて頑張ることが大切です。

まずは自分が何点を目指すべきなのかを考えて、目標点数を設定しましょう。それがあなたの合格点になります。そして目標点数を決めたらあとは学習あるのみです。早速本日から学習を始めてみてください。

TOEIC短期スコアアップなら英語コーチングのトライズ

トライズTOEIC対策スクール

社会人の方で仕事が忙しく、自宅で英語の学習時間を確保できる自信がない方は、英語コーチングスクールがおすすめです。英語コーチングスクールでは、コーチが自宅学習の管理や学習カリキュラムの作成をしてくれるので、忙しい方や限られた時間しかない方でも、TOEICの短期スコアアップができます。

TOEIC対策スクールの「トライズ」では2ヶ月間のTOEIC専門コーチングカリキュラムが用意されています。短期間でTOEICスコアを上げて、キャリアアップや就職に役立てたいという方は、トライズをおすすめします。
無料カウンセリングも行っています。以下より詳細をご確認ください。

TOEICの次は英語を話せるようになりたい方におすすめのスクールは「トライズ」

TOEICで満足のいくスコアが出せた後、次はやはり英語が話せるようになりたい、という方が多くなっています。

そんな方におすすめなのがトライズ

トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。

「短期間で英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。

受講生のインタビューもご紹介します。

           トライズ修了生杉沢伸章さんの画像

トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。

プロキャディ杉澤伸章さん

インタビュー

Versant 29 → 40

目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成

英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。

それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。

 

関連記事

TOEIC対策スクールのトライズ