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TOEICはオンラインで受験できる!特徴と仕組みをわかりやすく解説

TOEIC IPテストはオンラインで受験可能!個人で受けられるのかや受験のメリット・デメリットを解説!

TOEICと言えば、広い試験会場で皆で一緒に受験するもの、といったイメージを持つ方も多いのではないでしょうか

しかし2020年以降、TOEICはIPテストに限り、オンラインでも受けられるようになりました。

そこで今回はTOEIC IPテストオンライン方式の概要や、TOEICをオンラインで受験するメリット・デメリットについてまとめました。

「TOEICを受験したい。でもできれば会場に行かずオンラインで受験したい」と悩んでいる方はぜひ記事を最後までチェックしてみてください。

TOEIC IPテストはオンラインでも受けられる

TOEIC IPテストはオンラインでも受けられる

TOEICには、公開テストとIPテストの2種類があります。

公開テストは会場でしか受験できないのですが、IPテストは会場に加えてオンラインでも受験可能です。自宅や会社のパソコンを使って試験を受験します。

2020年4月以降、感染症の拡大などを理由に、TOEIC IPテストのみオンラインでも受験できるようになりました。

ただし個人でTOEICをオンライン受験することはできない

TOEIC公開テストは、個人単位で申し込みができる試験です。一方でTOEIC IPテストは塾や大学、会社といった団体単位でしか申し込みができない試験です。

つまりTOEIC IPテストオンライン方式も、個人では申し込みができません。TOEIC IPテストを実施する団体に所属していない場合は、残念ですが諦めて、TOEIC公開テストを会場で受験しましょう。

TOEIC対策スクールのトライズでは、受講者のTOEIC力を測定するために、定期的にTOEIC IPテストを実施しています。それもTOEIC IPテストの受験料(本来は4,230円かかる)は、スクールの受講料に含まれています。

「TOEIC IPテストオンライン方式を受験するためにトライズを受講する」のは、本末転倒ですしおすすめできません。

しかしトライズでは、個人にカスタマイズされた学習カリキュラムでTOEIC対策を行うため、2ヶ月で200点以上のスコアアップを目指せます。興味がある方はぜひトライズの受講もご検討ください。

TOEIC IPテストオンライン方式とマークシート方式の試験概要の違い

TOEIC IPテストオンライン方式とマークシート方式の試験概要の違い

TOEIC IPテストオンライン方式とマークシート方式の試験概要の違いを表にまとめました。

  マークシート方式

(公開テスト&IPテスト)

オンライン方式

(IPテストのみ)

受験場所 会場 自宅or団体が指定した会場
受験料 公開テスト:7,810円

IPテスト:4,230円

4,230円
試験開始時間 固定 24時間いつでも
問題数 リスニング:100問

リーディング:100問

リスニング:45問

リーディング:45問

試験時間 リスニング:45分

リーディング:75分

リスニング:25分

リーディング:37分

結果通知方法 公開テスト:

試験30日以内に発送

試験17日後にオンラインで確認可能

IPテスト:

11営業日後に担当者へ発送

試験直後に確認可能

※料金は全て税込です。

TOEIC IPテストをオンラインで受験するメリット・デメリット

TOEIC IPテストをオンラインで受験するメリット・デメリット

オンラインで受験できるのは便利です。しかしあえてオンラインで受験をする意味があるのでしょうか。

TOEIC IPテストをオンラインで受験するメリット・デメリットをまとめました。

TOEIC IPテストをオンラインで受験するメリット

TOEIC IPテストをオンラインで受験するメリットは以下の2つです。

  • 忙しい社会人でも受験できる
  • すぐに結果が分かるので団体側の都合が良い

それぞれ詳しく見てみましょう。

忙しい社会人でも受験できる

TOEIC IPテストオンライン方式は、以下2つの理由により、忙しい社会人でも楽に受験ができます。

  • 24時間受験できる
  • 試験時間が1時間と短い

これまでのTOEICでは、指定された時間、場所でテストを受ける必要がありました。TOEICは原則日曜日に実施されます。よって日曜日が仕事だったり何か用事があったりする方は、TOEICを受けられませんでした。

しかしTOEIC IPテストオンライン方式では、曜日を問わず24時間好きなときにTOEICを受験できます。

また曜日の問題に加えて「TOEICには半日かかる」というのも、忙しい方がなかなかTOEICを受けられなかった原因です。

試験時間自体は120分なのですが、会場への往復時間や試験前後の待機時間を含めると、4時間以上かかることも珍しくありません。

しかしTOEIC IPテストオンライン方式では、試験時間はたったの1時間です。自宅から受験する場合は会場への往復時間もカットできます。

※オンライン方式では、受験者の能力によってテスト問題が変化するCAT(Computer Adaptive Test)という仕組みが採用されています。このCATを使うことで、少ない問題数にもかかわらず、受験者の能力を正確に判定できているとのことです。

すぐに結果が分かるので団体側の都合が良い

TOEIC IPテストオンライン方式では、試験終了後すぐに結果が分かります。

よって受験者はすぐに自身の英語力を確かめ、その後の計画を練ることができます。また企業や塾などの団体側にとっても、受験者の英語力を瞬時に数値化でき、採用やクラス分けなどに活かせるので便利です。

TOEIC IPテストオンライン方式の結果は、PDFファイルで保存・印刷ができます。電子でのやりとりが増えている現在において、便利な機能となっています。

TOEIC IPテストをオンラインで受験するデメリット

TOEIC IPテストをオンラインで受験するデメリットは以下の3つです。

  • 問題を先読みできない
  • 時間配分を自由に調整できない
  • 世間での認知度が低い

それぞれ詳しく見てみましょう。

問題を先読みできない

TOEIC IPテストオンライン方式では仕組み上、先読みができません。

マークシート方式のTOEIC、特にリスニングでは、先読みは必須のテクニックでした。

これまでマークシート方式のTOEICを受験していて、今回初めてTOEIC IPテストオンライン方式を受験する場合は、先読みをせず問題を解くことに慣れる必要があります。

時間配分を自由に調整できない

TOEIC IPテストオンライン方式では、Unitごとに制限時間が決まっています。よって早く終わったからといって、次のUnitに進むことはできません。

マークシート方式のTOEICでは、得意なパートを早く終わらせて、その分を苦手なパートに回すといった戦略が可能でした。

しかしTOEIC IPテストオンライン方式では、どのUnitも決められた時間配分で解く必要があります。

世間での認知度が低い

TOEICを受験したことがない方、あるいはTOEICを受験したことがある方であっても、オンラインで受けられることを知らない方が多いです。

そういった方に「TOEIC IPテストオンライン方式でこのくらいのスコアを取りました」と言っても、正しく評価してもらえないことの方が多いです。

「自分の英語力をチェックするため」「大学や会社から受けるように言われたから」「トライズのようなスクールのカリキュラムに組み込まれているから」といった理由であれば、TOEIC IPテストオンライン方式を受験してもいいでしょう。

しかしそうでなければ、マークシート方式のTOEIC公開テストもしくはTOEIC IPテストを受験すべきです。

TOEIC IPテストオンライン方式に関する疑問に回答します

TOEIC IPテストオンライン方式でよく質問をいただく内容について回答をまとめました。

Q.TOEIC IPテストオンライン方式ってカンニングし放題じゃないの?

TOEIC IPテストオンライン方式を自宅で受験する場合は、試験官がいないため、替玉受験を含めたカンニングの防止が課題となっています。

TOEICを運営するIIBCは、AIを活用した試験監視サービスを開発しています。

このサービスでは、試験実施時に本人確認を行ったり、パソコンに接続されたカメラから、他の人物がいないか・不自然な目線の動きがないかなどを検知するようになっています。

このサービスによってカンニングを全て防ぐことは難しいかもしれませんが、防止に繋がることは確かです。

参考:TOEIC® Listening & Reading IPテスト(オンライン)AIを活用した試験監視サービスの開発に関するお知らせ

Q.TOEIC IPテストオンライン方式には監視なし(カメラなし)の場合もあるって聞いたけど?

先ほど説明したAIを活用した試験監視サービスは、現状全ての受験者に対して導入されているわけではありません。

試験を実施する団体側がサービスの利用を申し込んだ場合にのみ、カメラでの試験監視サービスが導入されます。

Q.TOEIC IPテストオンライン方式の難易度はマークシート式のテストと異なるの?

問題数や試験時間は異なりますが、問題の難易度は異なりません。

TOEIC IPテストとTOEIC公開テストの違い

TOEIC IPテストとTOEIC公開テストの違い

TOEICには公開テストとIPテストがあると紹介しました。

TOEICをオンラインで受けるかどうか以前に「公開テストとIPテストはどっちがいいの?」といった疑問が浮かんだ方も多いはずです。

そこでTOEIC公開テストとIPテストの違いについて、簡単に紹介します。

試験問題の違い

TOEIC公開テストでは、毎回新しい問題だけで試験問題が構成されています。一方TOEIC IPテストでは、過去に出題された問題が使われています。

しかしTOEICはこれまでに300回以上実施されている試験ですし、過去問も販売されていません。よって過去問が使われているからといって簡単に攻略できるわけではありません。

関連記事:TOEICに過去問はない?入手方法と無料学習サイトを紹介

「TOEIC IPテストでは過去問が使われる」というのはオンライン方式でも同じです。

開催場所、開催日の違い

TOEIC公開テストは、開催場所と開催日が決まっています。申し込みをした受験地と郵便番号によって、受験する会場が決まり、試験日にその会場でテストを受けます。

一方TOEIC IPテストは、団体によって開催場所と開催日が異なります。企業や学校が会場(事務所や教室)を準備して、日程を調整するという仕組みです。

オンラインの場合は、登録したメールアドレスに「Authorization コード」が送られてくるので、そのコードを使って各自が受験をします。

  • 公開テストは、指定された場所と日時で受験する
  • IPテストは、受験する団体が場所と日時を調整する
  • オンラインでは、発行されたコードを使って各自で受験する

受験料、受験手続き、結果通知の違い

TOEIC公開テストは、個人で申し込みをします。

具体的には、①ウェブで申込み、②受験料の支払い、③試験を受けるという流れです。申し込みには期間があって、試験日は申し込みから約2カ月後です。申込には受験料の支払いが必要で、価格は7,810円(税込み)になります。テストの結果は、1カ月後に郵送で通知されます。

一方TOEIC IPテストは、団体で申し込みをします。

具体的には、①電話で問い合わせ、②必要書類の送付、③ウェブで申込み、④試験の実施、⑤受験料を払うという流れです。受験料は公開テストよりすこし安く、4,230円(税込)となっています。結果は、筆記では5営業日、オンラインならすぐ確認ができます。

  • 公開テストは、個人で申し込む(受験料:6,490円)
  • テスト結果は、1カ月後
  • IPテストは、団体が申し込む(受験料:4,230円)
  • テスト結果は、筆記が5営業日、オンラインは即時

関連記事:TOEIC IPテストとは?TOEIC公開テストとの3つの違いや難易度を解説

まとめ

TOEIC IPテストオンライン方式の概要や、TOEICをオンラインで受験するメリット・デメリットについてまとめました。

オンライン方式を受ける場合もマークシート方式を受ける場合も、取るべき対策は同じです。どちらを受験するかが決まったら、早速対策を始めましょう。

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