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TOEICパート5・6の対策法とおすすめ参考書まとめ

TOEICパート5・6の対策法とおすすめ参考書まとめ

TOEICパート5・6は、全部で7つあるTOEICのパートの中でも、比較的簡単とされるパートです。

TOEICで700点以上を目指すのであれば、TOEICパート5・6では8割以上の正答率がほぼ必須です。

そこで本記事では、TOEICパート5・6の対策方法と、おすすめの参考書3冊を紹介します。

記事を最後までチェックすれば、どうすればTOEICパート5・6を攻略できるのかが分かりますよ。

TOEICパート5・6の試験概要

TOEICパート5・6の対策法とおすすめ参考書まとめ

TOEICパート5・6の試験概要について解説します。

TOEICパート5

TOEICパート5は、短文穴埋め問題です。空欄に当てはまる表現を4つの選択肢の中から選びます。問題数は30問で、TOEICで高得点を取得するためには、1問20秒ペースで回答しなければなりません。

以下はTOEICパート5の例題です。

Customer reviews indicate that many modern mobile devices are often unnecessarily ——- .

(A) complication
(B) complicates
(C) complicate
(D) complicated

正解(D)

(出典:TOEIC公式サンプル問題)

TOEICパート6

TOEICパート6は、長文穴埋め問題です。パート5と同じく空欄に当てはまる表現を4つの選択肢から選びます。全部で16問出題され、高得点を取得するためには、1問30秒ペースで回答しなければなりません。

以下はTOEICパート6の例題です。

Part6 texts

No. 131
(A) interest
(B) interests
(C) interested
(D) interesting

正解(C)

(出典:TOEIC公式サンプル問題)

短文か長文かの違いはありますが、TOEICパート5・6は問題形式が似たパートです。よってパート5の対策がそのままパート6の対策になります。

TOEICパート5・6に必要な対策

TOEICパート5・6の対策法とおすすめ参考書まとめ

TOEICパート5・6で高得点を取得するためには、問題の解き方を覚え、苦手ジャンルを絞り込まなければなりません。

まずTOEICパート5・6は、以下のステップで解きましょう。

  1. 選択肢を見て問題のタイプを判断する
  2. 空欄の周りを見て回答の手がかりを探す
  3. 答えが分からなければ、空欄を含む文章全体を見る

TOEICパート5・6で苦戦する方のほとんどが、選択肢を見る前に、問題文に目を通しています。確かに問題文を読んでから選択肢を見ても正しい答えは導き出せます。しかし時間がかかりすぎてしまい、他の問題を解く時間を圧迫してしまうので、結果としてスコアがあまり伸びません。

TOEICパート5・6の問題パターンは3つに絞り込めます。まずは選択肢を見て、どの問題パターンなのかを判断し、そのパターンに沿った問題の解き方を実践すべきです。そうすることで短時間かつ正確にTOEICパート5・6の正解を導き出せます。

TOEICパート5・6の問題パターン3つ

TOEICパート5・6の問題パターンは次の3つです。

  • 語彙問題
  • 品詞問題
  • 文法問題

それぞれ解説していきます。

語彙問題

語彙問題は、その名の通り、語彙を問う問題です。選択肢の4つは、それぞれ全く異なる意味の単語になっています。語彙問題では、単純にその単語を知っているかどうかが正解のカギになります。

4つの選択肢の中で、意味が分かる単語で消去法を行い、選択肢を減らしていきましょう。品詞問題や文法問題は空欄の前後だけを見て解けるケースが多いです。しかし語彙問題は、文章全体を読まなければ回答が導き出せないケースがほとんどです。

TOEICパート5・6を解いていく中で、語彙問題が苦手だと分かった場合には、単語帳を使うなどして、語彙力を鍛えなければなりません。

TOEIC対策におすすめの単語帳については、以下の記事でも詳しく解説しています。興味がある方はぜひチェックしてみてください。

TOEIC単語帳おすすめ5選!レベル別&勉強法も詳しく解説 

TOEIC単語帳おすすめ5選!レベル別&勉強法も詳しく解説

品詞問題

品詞問題では、選択肢に異なる品詞を持つ単語が4つ並びます。例えば以下のような選択肢です。

  1. supply
  2. supplier
  3. supplement
  4. supplication

どれも”supply”が元となる単語です。各選択肢の品詞は以下の通りです。

  1. supply(動詞)
  2. supplier(名詞)
  3. supplement(名詞)
  4. supplication(名詞)

空欄の前後を見て、空欄に入る品詞が名詞だと分かった場合、2〜4の3つに選択肢を絞り込めます。2〜4の品詞は同じです。しかしそれぞれ意味が異なる単語です。よって、語彙問題と同じように、空欄に入れて意味が成り立つ選択肢を選びます。

文法問題

文法問題では、選択肢に異なる文法の単語が4つ並びます。例えば以下のようなイメージです。

  • have
  • had
  • has
  • have been

どれも”have”を元にした単語ですが、空欄の周りの単語によって、どれを入れるのが適切かは変わってきます。

例えば助動詞のあとが空欄になっていれば、助動詞の後は動詞の原型しか入らないので、正解は”have”となります。

また主語”He”の後に空欄がある場合、”He”は三人称単数なので、原型である”have”と”have been”は選択肢から削除できます。

残りの文章を見て、文章が過去形なのか現在系なのかを判断して”has”と”had”から正しい答えを選びます。

TOEICパート5・6の中でも文法問題が苦手であれば、文法対策が必要です。ただしTOEICに求められる文法力はそこまで高くありません。必要なのは中学高校で習う英文法だけです。

文法問題が苦手であれば、TOEICパート5の参考書の中でも文法問題を中心的に解くか、中学高校の文法を復習できる参考書を購入しましょう。

TOEICパート5・6の3つの問題パターンについて解説しました。TOEICパート5・6では、問題文を見る前に、選択肢を見て、3つのうちどの問題パターンなのかを特定しなければなりません。

そうすることでよりスムーズに問題が解けるようになります。

TOEICパート5・6に対策におすすめの参考書3選

TOEICパート5・6の対策法とおすすめ参考書まとめ

TOEICパート5・6の対策に役立つ参考書を3つ紹介します。

TOEIC(R) L&Rテスト Part 5 語彙問題だけ555問 TTT速習シリーズ

TOEICパート5・6は3つの問題パターンのうち苦手なパターンを特定し、そこに絞って対策するべきだと解説しました。しかし問題パターン別に問題を収録した参考書は少ないです。

そんな中本書では語彙問題に絞って555問の問題が収録されているのでおすすめです。

TOEIC L&R TEST 初心者特急パート5

TOEICパート5・6は、パート1・2と同じく、TOEIC初心者がまず最初に対策すべきパートです。なぜならパート3・4・7と比べて簡単で、スコアを伸ばしやすいからです。

本書は初心者向けに簡単な問題を集めた参考書なので、TOEIC初心者の方におすすめです。

TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6

TOEICで900点以上を目指すのであれば、パート5・6はほとんど満点を取らなければなりません。しかし他の参考書だと簡単な問題も多く収録されており、満点を取るための対策にならないことも。

そんな中本書は、900点越えを目指すために、難しい問題ばかりを集めた1冊です。

まとめ

TOEICパート5・6の対策法とおすすめ参考書まとめTOEICパート5・6の対策方法やおすすめ参考書について解説しました。TOEICパート5・6は必要な対策が同じということもあり、適切に対策をすればすぐにスコアが伸びるパートです。早速今日から対策をしてみましょう。

TOEICは、必要な対策を打てば短期間でスコアアップが期待できます。

2ヶ月後には100点や200点のTOEICスコアアップも、全く夢ではありません。100点や200点スコアアップすれば、就活や昇進条件など、あなたの目的も達成できるはずです。

トライズのTOEIC対策プログラムの無料カウンセリングでは、単語と文法のテストであなたの課題を診断し、TOEICスコアを上げるための学習方法について紹介しています。またカウンセリングの最後には、具体的な学習計画案も提案します。

トライズTOEIC対策スクール

トライズのTOEIC対策プログラムを受講するしないに関わらず、あなたのTOEIC学習にとってプラスになるカウンセリングです。オンラインで気軽に受けられるので、ぜひ検討してみてください。

TOEICの次は英語を話せるようになりたい方におすすめのスクールは「トライズ」

TOEICで満足のいくスコアが出せた後、次はやはり英語が話せるようになりたい、という方が多くなっています。

そんな方におすすめなのがトライズ

トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。

「短期間で英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。

受講生のインタビューもご紹介します。

           トライズ修了生杉沢伸章さんの画像

トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。

プロキャディ杉澤伸章さん

インタビュー

Versant 29 → 40

目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成

英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。

それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。

 

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