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【目標スコア別(600/800/900点)】TOEICの時間が足りないを解決する5つの方法

【目標スコア別(600/800/900点)】TOEICの時間が足りないを解決する5つの方法

TOEICのリーディングパートでは、100問の問題を75分間で解きます。

リスニングパートのように1問1問音声に沿って解く形式ではないので、受験者自身で時間配分を調整しなければなりません。TOEICのリーディングパートは英文量も多く、TOEIC中上級者であっても、時間内に全ての問題を解き終えることは簡単ではありません。

毎回TOEIC試験終了後には「時間が足りなかった」「最後の方は適当にマークした」といった声をよく耳にします。

そこで本記事では、TOEICの時間が足りないを解決する5つの方法を紹介します。目標スコアによって取るべき対策が異なるため、今回は600/800/900点の3つの目標スコアに分けてTOEICを時間内に解くための方法を解説しました。

毎回問題が最後まで解き終わらずに悔しい思いをしている方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。

TOEICの時間が足りないを解決する5つの方法

TOEICの時間が足りないを解決する5つの方法

TOEICの時間が足りないを解決する5つの方法は以下の5つです。

  • 基本的な時間配分を覚えて体に染み込ませる【目標スコア600点】
  • 解けない問題は早めに諦める【目標スコア600点】
  • 時計を秒単位で確認しない【目標スコア600点】
  • パート5・6で時短をする【目標スコア800点】
  • パート7から解いてみる【目標スコア900点】

現在800点・900点を目指している方は、目標スコア600点向けの解決方法は知っているはずです。自身の目標スコアに該当する箇所から読んでみてください。

それぞれ詳しく見てみましょう。

基本的な時間配分を覚えて体に染み込ませる【目標スコア600点】

TOEICのリーディングパートは、以下の時間配分で解くのがベストだとされています。

  • パート5:1問20秒
  • パート6:1問30秒
  • パート7:1問60秒

上記の時間配分通りに問題を解くと、合計で72分かかり、3分見直しの時間を確保できます。上記の時間配分を知らなかった方は、まずは時間配分を覚えることから始めましょう。

また時間配分が頭に入っていても、その通りに問題を解けるとは限りません。時間を意識せずに問題を解くと、上記の時間配分は軽々オーバーしてしまうはずです。

よって普段の学習から、上記の時間配分を意識して問題を解きましょう。パート7は長文に対して設問が複数あるので「この3問を3分で解く」のような形で時間を測ってみてください。

TOEICの時間配分については、以下の記事でも詳しくまとめています。

関連記事:TOEICの時間配分全パートまとめ!当日の流れや時間内に解ききる方法についても解説

解けない問題は早めに諦める【目標スコア600点】

まず、TOEICで解けない問題があることは、おかしいことではありません。TOEIC満点を取るような人でも、毎回1問や2問は分からない問題があるものです。

TOEIC600点を目指す方であれば、数十問は分からない問題があるでしょう。分からない問題はいくら考えても分かりません。よって最も正解だと思われる選択肢にマークをつけて、できるだけ早めに次の問題に移るべきです。

解けない問題に数問分の時間を費やしてしまうと、あとで本来解けるはずの問題を解くための時間がなくなってしまいます。

TOEICではTOEIC400点レベルの方も990点満点レベルの方も、全員が同じ問題を解きます。よって400点レベルの方でも解ける簡単な問題から満点レベルでなければ解けない難しい問題まで幅広いレベルの問題が出題されます。

TOEIC600点を目指す方が、990点レベルの問題を解ける可能性は限りなくゼロに近いでしょう。

解けない問題は早めに諦めて、次の問題に進みましょう。

時計を秒単位で確認しない【目標スコア600点】

TOEICの試験中に、1問単位で時間を確認する必要はありません。なぜなら時計を確認している時間そのものが時間のロスにつながってしまうからです。

例えばパート5を解く場合、1問ごとに時間を確認するのであれば、20秒おきに時計に目を向けなければなりません。また仮に7秒で問題を解けた場合「7秒で問題を解けて、次の問題を20秒で解くと時計は27秒になって…」とややこしくなります。

よってTOEIC本番での時計のチェックは、数問単位で行いましょう。例えばTOEICパート5の時間配分は15問単位でチェックするといった形です。

1問20秒×15問=300秒(5分)です。

よって15問解き終わった時点で5分30秒経過していれば「次の15問は急ぎ目に解かないとな」と考えることができます。

もちろん1問ごとに時間を確認するに越したことはないのですが、それだとロスが大きくなってしまうため、このような方法を取ることをおすすめします。

以上、TOEIC600点を目指す方がTOEICを時間内に解くための方法を3つ紹介しました。早速本日のTOEIC対策から、これら3つのことを実践してみてください。

またTOEIC600点を取得するための勉強法については、以下の記事で詳しくまとめています。

関連記事:TOEIC600点のレベル・難易度やおすすめ勉強方法まとめ

パート5・6で時短をする【目標スコア800点】

全ての問題を、決められた時間をフルに使って解く必要はありません。例えば「TOEICパート5は全て1問20秒で解く」ではなく、時短できるところは時短しましょう。

TOEICパート5・6には時短できる問題が複数出題されます。中には5秒で解けてしまうような問題もあります。仮に5秒で解けたとすれば、余った15秒は他の問題を解く時間に回せます。これが数問積み重なることで、TOEICリーディングパート全体で数分間の余裕を作り出すことができます。

TOEIC800点を目指す方は、TOEICパート5・6の中で英文を訳さずに解ける問題を見つけ出し、時間を節約しましょう。どの問題をどうやって時短できるかは「1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急 (TOEIC TEST 特急シリーズ)」という参考書で学ぶのがおすすめです。

パート7から解いてみる【目標スコア900点】

TOEICリスニングパートは、音声に沿ってパート1・2・3・4の順番で解き進めます。しかしリーディングパートは、自分でどのような順番で解くかを決めることができます。

TOEIC900点越えを目指している方で、試験時間が足りずに悩んでいる方は、パート5からではなくパート7から解いてみてはいかがでしょうか?

TOEICパート7は、TOEICの中で最も頭を使うパートです。最も頭を使うパートを、最も疲れた状態で解くのは非効率です。一方でTOEICパート5・6は、文章量が少ないので比較的少ない体力でも解き進めることができます。

まだ疲労が溜まっていないうちにTOEICパート7を解いて、その後にパート5・6と解き進めれば、疲労をうまくコントロールできますよ。

まとめ

【目標スコア別(600/800/900点)】TOEICの時間が足りないを解決する5つの方法

TOEICの時間が足りないを解決する5つの方法について解説しました。

目標スコアによって、取れる対策は異なります。例えばTOEIC600点を目標にする方が、パート5・6での時短を試みたり、パート7から解こうとするのは難しいでしょう。

まずは自分にできることから始めてみてください。少しずつ時間内に解ける問題数が増えていき、最終的には試験時間内に全ての問題を解き終えられるようになっているはずです。

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