1. HOME
  2. ブログ
  3. TOEIC(R)
  4. 初心者向け TOEIC対策 英文を読む!

初心者向け TOEIC対策 英文を読む!

TOEICのリーディング問題の内容と対策

TOEICのリーディング問題を見てみると、短文穴埋め問題 30問 (Part5)長文穴埋め問題 16問 (Part6)1つの文書/複数の文章 54問 (Part7) 計100問、のように構成されています。

Part5は短文穴埋めです。
短文と言っても、英文1文です。
文の初めからピリオドまでの間で空欄を設けられ、4択の中から正解を導き出します。
前後に文章があるわけでもないです。

つまり、ヒントが少ないのです。

それに比べて、長文は一見短文より難しく、取っ付きにくく思われがちですが、文章の中で自分でもわかる単語を見つけやすく、文脈から答えを見つけ出す事も出来る事があります。

ヒントが少ないPart5で点数を稼ぐには、確かな理解と語彙力が必要です。

効果的に語彙力をつけていく

TOEIC対策スクールのTORAIZトライズ

語彙力をつけていく上で、私はキクタンTOEIC TEST 990 という単語帳を使用しました。
キクタンが出す単語帳は、TOEICスコアのレベルに合わせて出版されています。
(キクタン TOEIC 500/600/800/990)
自分のレベルにあった物を用意しましょう。

皆さんは単語練習にどんな思い出がありますか?

私が学生の頃は学校に英単語をひたすら何回も練習し提出をしていました。
確かにappleを100回書けば、つづりを覚える事ができますね。
しかし、TOEICにはつづりは必要ありません。
幸運にも、マーク式なのです。

さて、早速キクタンを開きましょう。

例えば「ventilation」(換気)という単語が出てきます。

  • 「ventilation、換気、ventilation、換気、、、」

と何度も見て声に出して覚えようとした時期もありました。
でも私にとってそれはとても退屈な作業であり、キクタン990には1120の単語と熟語が出てくるので、ただただ単語一つ一つが私にずっしりとのし掛かり、縦に重なる感覚でした。

なので私はそのストレスを解消しようと、別の方法を試しました。

その練習方法は、「文章単位で覚える」です。
キクタンを開いてみると、右ページに英単語を実際に使った例文が載っています。

  • 「Good ventilation is essential to both comfort and health.」
    (十分な換気は快適さと健康の両方にとって必要だ。)

こう書いてあったのです。
この文章を見て私は、「こうゆう風に使うのか」と納得しました。
リーディング問題は、英文を読む事が基本なので、例え初心者でも、毎日英文に触れる時間を作りましょう!

私は英文を読み、頭で覚え、何も見ずにノートへ書き写していました。
頭で覚える際は、換気のいい部屋と快適なソファー、健康な家族を思い浮かべています。
英単語と自身の生活を結びつけることで、覚えた英単語が生きていきます。

高校生に英語を教えていると、「こんな単語日本語でも使わないよ」とはっきり言われる事があります。
その通りです。

例えば、「poultry」(家禽)です。
私もこの単語を見たとき、その高校生と同じ気持ちでした。
ですが私は、単語帳を開かなければ出会う事がなかったであろうこの単語を、どう使いこなすのか、気になってしまったのです。

  • 「Poultry famers are faced with increasing energy and feed costs.」
    (養鶏業者はエネルギー代と飼育代の高騰に直面している)

なるほど。
世界が少し広がった気がしました。

それに加えて文章単位で覚える事によって、「be faced with〜」(〜に直面する、立ちはだかる)も一緒に学習する事ができます。

一つずつ覚えるより時間はかかりますが、毎日30分はやる、など時間を決めてコツコツこなしていきましょう。
1冊の単語帳を最低3回繰り返す事を目標にし、自分のゴールに向けてどのペースで進めていくのか、計画しましょう。

私は英単語を毎日練習する事に加えて、TOEICの公式問題集を毎日解いていました。
「今日はPart5、明日はPart6をやろう」と自分でパートごとに区切り進めていました。

Part5を解き終わり、答え合わせをしていくときに、「どのくらいの単語を知っていて、知らない単語はどのくらいあるのか?」その2つを確認をして、分からない単語にマーカーを引きました。

わからない単語とは、以下に当てはまる単語です。

  • 読めるけれど、意味がわからない
  • 意味がわかりそうな気がする…でも正しく読む自信もないし、意味も明確でない
  • 文字にすら見えない(理解不可能)

ここで分からない単語がほとんどで、マーカーを引いていて心配になる事もあるかもしれませんが引き続けましょう。

自分の理解度を過信せず、自分自身を見つめる事が大事です。

みんな生まれた時は同じ赤ん坊であり、それから成長できたのですから、心配ありません。

実際に英文を読んでいきます。

英文を効率よく読む!

TOEICテストでは全ての単語を一文字残らず一つずつ、丁寧に読む必要はないと気付きました。
私たちが本や雑誌などを読むときに、真剣に一文字一文字を読んでいるのでしょうか?
実際に誤字脱字が多少あっても、文章は読めてしまうのです。

正確に理解ができれば、読み飛ばせる英単語はあります。
その結果、効率よく英文を読む事ができ、読解の時間短縮に繋がります。

読み飛ばせる英単語とは?

例えばTOEICの問題を見ていると、人の名前、会社名が多く見られます。
英文を読んでいる際に、これらを意識しすぎる必要はありません。

どんな名前?会社名?といった疑問は問題を解いていく上で、必要がないからです。
「名前」という認識で大丈夫です。
例えば私たちが「FamilyMart」とじっくり読まずしても、「ここはコンビニだ」と行って理解して利用する感覚です。

私の生徒のほとんどが「名前」でつまづきます。
「これは何?FamilyMartとは何者?」とうろうろしている様に見えます。

「名前」ロゴです。
それらは、読めなくても大丈夫です。

ただし、「これは名前だ」と理解できる事が前提となります。

その理解の第一歩として、主語、動詞を知る必要があります。

私は高校卒業私たちが日本で、「これは主語、これは動詞」という風に考えなくても生活できるということは、母国語としての感覚が備わっているのです。

しかし、外国語となると別です。
昔から慣れ親しんだ文字とは全く別物だからです。
なので少し練習が必要です。

例えば以下の文があります。

  • I study English every day.
    (私は毎日英語を勉強します。)

この文の中での主語は、I (私)です。

動詞とは動作や状態を表す単語なので、study(勉強する)です。

では以下の文はどうでしょう?

  • Tengku Data Security ensures a company’s compliance with all established regulations.
    (Tengkuデータセキュリティー社は、制定された全ての規定を守ることを保証します。)

この文での主語は、Tengku Data Security(テングデータセキュリティー社)です。

動詞は、ensure (〜を保証する)です。

主語は3つの単語が連なっていますが、「主語(主人公)」、つまり1つの単語として見ましょう。

この様に読まなくても良いところは省略できる様、答え合わせの時も主語(何または誰が)、動詞(どうする)のかに注目して見ましょう。

英文の見え方が少し変わっていきませんか?
ぜひ挑戦しましょう!

TOEICの次は英語を話せるようになりたい方におすすめのスクールは「トライズ」

TOEICで満足のいくスコアが出せた後、次はやはり英語が話せるようになりたい、という方が多くなっています。

そんな方におすすめなのがトライズ

トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。

「短期間で英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。

受講生のインタビューもご紹介します。

           トライズ修了生杉沢伸章さんの画像

トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。

プロキャディ杉澤伸章さん

インタビュー

Versant 29 → 40

目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成

英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。

それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。

 

関連記事

TOEIC対策スクールのトライズ