「懐かしい」を英語で何と言う?ニュアンスごとに例文付きで紹介
「懐かしい」を英語に翻訳すると「Nostalgic(ノスタルジック)」になります。
Nostalgicは「懐かしい」を英語で言いたい時に役に立つ表現ですが、英語圏では他にも色んな表現で「懐かしい」を言うことがあります。
この記事では、「懐かしい」を表現する主な英語表現を例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、過去を振り返って懐かしい気持ちになることを、自然な表現で英語で言えるだけでなく、外国人との英会話で「懐かしい」のニュアンスをしっかり理解してスムーズな英会話にできるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
「懐かしい」を英語に訳すと?
「懐かしい」を英語に直訳すると、「Nostalgic(ノスタルジック)」になります。
カタカナ英語で「ノスタルジーを感じる景色だ」という形で耳にしたことがあるのではないでしょうか。
その「ノスタルジー」は「Nostalgia(懐かしさ)」が元になっていて、形容詞にすると「Nostalgic(ノスタルジック)=懐かしい」になるわけですね。
例文↓
- This song makes me feel nostalgic.
この曲は懐かしい感情にさせる。 - This makes me feel nostalgic.
これは懐かしい気分になるなあ。 - All of the old photos made me feel nostalgic.
昔の写真を見ていると、懐かしい気持ちになりました。
「懐かしい」を意味する英語表現まとめ
「懐かしい」を英語に訳した「Nostalgic(ノスタルジック)」以外にも、英語では色んな言い方で「懐かしい」が表現されます。
むしろ「Nostalgic(ノスタルジック)」以外の言い方で「懐かしい」が表現されることの方が多いくらいです。
「Nostalgic(ノスタルジック)」の他に、「懐かしい」を英語で表現するには主に以下の英語が使われます。
Remind
「Remind(リマインド)」を使って「懐かしい」を英語で表現することができます。
Remind(リマインド)は「思い出させる」を意味します。
Remind(リマインド)の意味をそのまま使って、予定などを「思い出させる」という意味でも使われますが、何か過去の出来事、昔の友人などを話題に挙げることで「懐かしい」のニュアンスを加えることができます。(特にReminds me of ~の形で表現されます。)
例文↓
- It reminds me of the high school days.
高校生のころが懐かしいです。 - This reminds me of back then.
あの頃を思い出させるなあ(懐かしいなあ)。 - This song reminds me of my old friend.
この曲懐かしいなあ…旧友を思い出すよ。
関連記事:「卒業」は英語でなんて言う?細かい意味の違いごとに例文付きで紹介
Miss
「Miss(ミス、ミッス)」を使って「懐かしい」を英語で表現することができます。
「I miss you.」のフレーズは日本の音楽でもよく耳にしますよね。
I miss youを日本語に訳すなら、「あなたがいなくて寂しく思う」や「あなたが恋しい」となるのが多いですが、同時に「あなたを思い出して懐かしい」のニュアンスにも受け取れます。
例文↓
- I miss my mother’s breakfast.
お母さんの作る朝ごはんが恋しい(懐かしい)なあ。 - I miss the days when we used to play baseball.
私たちが野球をしていた日々が懐かしい。 - I miss the days when we used to travel.
旅行をしていたときが懐かしいね。
※Missについて補足↓
色んな意味を持つ「Miss(ミス、ミッス)」ですが、共通したニュアンスを押さえるとスッと頭に入ります。
Missには、「さっきまでそこにあったのに、手を伸ばしたら行って(消えて)しまう」といったイメージがあります。
だからこそ、電車に乗りそこねる(Miss a train)のも「手を伸ばしたら行ってしまった」のニュアンスがあり、誰かを想って寂しく思う(Miss someone)のも「まぶたを閉じればすぐそこにいるのに、目を開ければ霧のように消えてしまう」イメージなので、同じ「Miss」を使うわけですね。
Memories
「記憶」や「思い出」を表す「Memories(メモリーズ)」を使って「懐かしい」を英語で表現することもできます。
特に「Bring back memories」の形で使われて「懐かしい」を表現されることが多いです。
Bringは「持ってくる」、Backは「戻る」の意味の英語なので、「記憶、思い出」を意味する「Memories」と一緒に使うことで、「記憶や思い出が呼び戻される=懐かしい」といったイメージをすると連想しやすいですね。
例文↓
- It really brings back memories.
色んな事を思い出しちゃうなあ。(懐かしいなあ。) - These photos bring back memories.
この写真見ると色々思い出すなぁ。(この写真、懐かしいなあ。) - This note brings back the memories for college student.
このノートを見たら、大学生のころを思い出す。(このノート…大学時代が懐かしいなあ。)
関連記事:写真は英語で何て言う?pictureとphotoの違いについても徹底解説!
Remember
最後に、「Remember(リメンバー)」を使ってカジュアルに「懐かしい」を表現する場合もあります。
Rememberは「〜を覚えている。〜を忘れないでいる。」を意味する英語ですが、「懐かしいね!」の意味で「わあ!これ覚えてる?」と言う時に使える表現です。
例文↓
- Wow! Remember this?
うわ!これ懐かしい! - This photo! Do you remember this?
この写真、懐かしいね!
※話し言葉やカジュアルな場面で使える表現であり、オフィシャルな場面やビジネスシーンではふさわしくないので注意が必要です。
まとめ
この記事では、「懐かしい」を意味する英語表現について例文付きでお伝えしました。
ここまでお読みのあなたは、「懐かしい」を意味する英語表現を、細かいニュアンスを含めて適切に使い分けることができるでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。