IELTSライティング タスク1の書き方やサンプル&解答例を紹介!
「IELTSライティング タスク1の解き方が分からない」「何かテンプレートがあればいいのにな」とお悩みではありませんか。
タスク1はタスク2よりも難易度が低いため、IELTS受験者がライティングセクションにおいてまず最初に攻略してほしい部分です。
そこで今回は、IELTSライティング タスク1の書き方やサンプル&解答例についてまとめました。
記事を最後までチェックすれば、IELTSライティング タスク1に関することが一通り分かりますよ。
目次
IELTSライティング タスク1の試験概要
まずはIELTSライティング タスク1の試験概要について見てみましょう。
- 問題概要:図表やデータの描写
- 試験時間:20分
- 文字数:150文字以上
- 配点:タスク2の半分
IELTSライティング タスク1のサンプル問題は以下の通りです。
上記のような図表を見て、データを把握し、それを正確に描写します。
IELTSライティング タスク1の配点は公開されていないのですが、タスク2の半分であるとされています。ライティングの試験時間は60分で、タスク1に20分、タスク2に40分を費やすのが一般的です。
IELTSライティング タスク1の採点項目は以下のとおりです。
- Task Achievement:タスクに対して十分かつ適切に回答できているか
- Coherence&Cohesion:段落構成が一貫していて論理的に展開されているか
- Lexical Resource:様々な語彙を適切に使用できているか
- Grammatical Range and Accuracy:複雑な構文を適切に使用できているか
IELTSライティング タスク1の書き方・コツ
IELTSライティング タスク1の書き方として意識してほしいことは、以下の3つです。
- 構成をテンプレート化する
- 図表の情報を正確に読み取る
- パラフレーズを使う
それぞれ詳しく解説します。
構成をテンプレート化する
まずは構成をテンプレート化しましょう。毎回テンプレートに当てはめて問題を解くことで、悩む時間を減らし、スムーズに論理的な文章を作成できます。
構成のテンプレートは以下のとおりです。
- 導入:1文
- 概要:2〜3文
- 詳細①:3〜5文
- 詳細②:3〜5文
上記のテンプレートに沿って文章を作成すれば、150文字程度にはなるはずです。ただし150文字というのはタスク1の最低ラインですので、より高いスコアを目指したいのであれば、それ以上(最大200文字ほど)を目指しましょう。
導入では、図表が何を示しているものなのかを簡単に説明します。そして概要では、図表から読み取れるおおまかな情報を記載します。そして詳細な情報を詳細①と詳細②で記載します。
図表の情報を正確に読み取る
テンプレートに当てはめて文章を書くには、図表の情報を正確に読み取らなければなりません。図表の情報が正確に読み取れないと、概要、詳細①、詳細②が書けなくなってしまいます。
まずは図表を見て、図表から分かるおおまかな情報を把握しましょう。おおまかな情報を把握した後に、より詳細な情報を読み取ります。
ここでは、先ほども紹介したサンプル問題を例に考えてみましょう。
まずグラフから読み取れることは以下のとおりです。
- イギリスの男女の義務教育後の教育(further education)に関するデータが10年単位で3つまとめられている
- 義務教育後の教育を受ける女性の人数はフルタイム、パートタイム共に増えている
- 男性の場合はフルタイムのみ増加している
ここで「further educationって何?」「Full-time educationやpart-time educationって何?」となってしまうと、問題を解ける可能性が下がってしまいます。よって普段からニュース記事を読むなどしてこういったトピックに対応できるようになっておく必要があります。
箇条書きでまとめた3つのことを英訳して、概要、詳細①、詳細②を執筆しましょう。その際「1970年のFull-time educationの人数は、男女ともに最も少なくなっている」など具体的な数字を使った情報を追加で盛り込むようにしてください。
パラフレーズを使う
「導入」の1文は、何も考えずに作成すると、設問の文章をそのまま丸写しする形になってしまいます。丸写しは英語力がなくてもできますので、丸写しをしてしまうと原点の対象になってしまいます。
丸写しになるのを避けるために、パラフレーズを使いましょう。パラフレーズとは、日本語に直すと言い換え表現のことです。
設問の表現を言い換えることで、採点者に対して語彙力や文法力をアピールすることができます。
IELTSライティング タスク1の問題サンプル
IELTSライティング タスク1の問題サンプルは、以下のページから3問分入手可能です。ぜひチェックしてみてください。
IELTSライティング タスク1の解答例
以下、記事冒頭でも紹介したサンプル問題の解答例です。
以下の文章は、バンドスコア5に相当します。※間違っている箇所もそのまま掲載しています。
This is a bar chart of the number of men and women in further education in Britain in three periods.
In 1970, Most of Men were studying part-time but from 1980, studying part-time wad decreased and studying full-time was increased and in 1990, it was twice as many students as in 1970.
On the other hand, Women studying full-time were increased and not only full-time, part-time also were increased.
In1990, studying full-time was three times as many students as in 1970.
If compare Men and Women, as you see, in 1970, Men were studying more than Women full-time or part-time but it changed from 1980 and then. In 1990, Women were studying part-time more than Men and studying full-time was same number.
It shows you Women has a high education now.
まとめ
IELTSライティング タスク1の書き方やサンプル&解答例について解説をしました。本記事で紹介した内容を頭に入れてから、IELTSライティング タスク1対策を始めてみてください。
IELTSライティング タスク2については、以下の記事で解説しています。
関連記事:IELTSライティング タスク2の書き方やサンプル&解答例を紹介!
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