英語の疑問文の種類一覧!例文付きで中学生にもわかりやすく解説
英語の疑問文にはさまざまな種類があり、それぞれの使い方や目的が異なります。
Yes/Noで答えられる質問から、Wh疑問文、付加疑問文など、正しく使い分けることで、相手に求める情報や確認したい内容を効果的に伝えることができます。
本記事では、英語の疑問文の種類をわかりやすく一覧で解説し、それぞれの例文を通じて中学生でも簡単に理解できるよう説明していきます。
英語でのコミュニケーションを円滑にするための疑問文の使い方を、ぜひ学んでみてください。
英語の疑問文の種類一覧
英語の疑問文には、以下の種類があります。
- Yes/No疑問文
- Wh疑問文
- 選択疑問文
- 間接疑問文
- 付加疑問文
- 主語疑問文
それぞれ例文付きで詳しく解説します。
Yes/No疑問文
Yes/No疑問文とは、質問に対して「Yes」か「No」で答えられるシンプルな疑問文です。
たとえば、「You like English.」という文をYes/No疑問文にすると、「Do you like English?」になります。この文に対しては、「Yes, I do.」または「No, I don’t.」と答えることができます。
Yes/No疑問文は非常に基本的な質問方法で、日常会話やテストでも頻繁に使われます。
上記例文の「Do」の部分には複数の種類があり、例えば過去形の場合は「Did」、未来のことを聞くときには「Will」を使います。また、be動詞の場合は、助動詞なしでそのまま主語とbe動詞の順番を逆にするだけで疑問文が作れます。
Yes/No疑問文の例文は以下のとおりです。
- Do you like studying English?
英語の勉強は好きですか? - Are you coming to the party tonight?
今夜のパーティーに来ますか? - Did she finish her homework?
彼女は宿題を終えましたか? - Can you play the piano?
ピアノを弾けますか? - Is it going to rain tomorrow?
明日は雨が降りますか?
Wh疑問文
Wh疑問文は、「Who」「What」「When」「Where」「Why」「How」などの疑問詞(Wh語)を使って、具体的な情報を求める質問をする文です。
たとえば、「Where do you live?(どこに住んでいますか?)」といった質問は、相手の居住地についての情報を求めています。
Yes/No疑問文と異なり、答えに具体的な内容が求められるため、会話を深めたり、詳細を聞き出したりする際に便利です。
Wh疑問文の作り方は、疑問詞を文の先頭に置き、その後に助動詞やbe動詞、主語、動詞の順で続けます。例えば「What do you eat?(何を食べますか?)」のような形です。
Wh疑問文の例文は以下のとおりです。
- Where do you live?
どこに住んでいますか? - What time does the meeting start?
会議は何時に始まりますか? - Why did you choose this book?
なぜこの本を選んだのですか? - Who is your favorite teacher?
あなたの好きな先生は誰ですか? - How do you get to school every day?
毎日どうやって学校に通っていますか?
選択疑問文
選択疑問文とは、二つ以上の選択肢を提示し、相手にどちらかを選ばせる疑問文のことです。
「Do you want tea or coffee?(紅茶がいいですか、それともコーヒーがいいですか?)」のように、選択肢を並べて質問します。通常、文中に「or」を使って選択肢を示し、相手の答えを引き出します。
選択疑問文のポイントは、Yes/Noではなく特定の選択肢から一つを選んでもらうという点にあります。
選択肢が複数あるときには「Would you like pizza, pasta, or a sandwich?(ピザ、パスタ、それともサンドイッチが良いですか?)」のように、三つ以上の選択肢を提示することも可能です。
選択疑問文の例文は以下のとおりです。
- Do you want coffee or tea?
コーヒーと紅茶、どちらがいいですか? - Are we meeting on Saturday or Sunday?
私たちは土曜日と日曜日のどちらに会いますか? - Will you have pasta or pizza for dinner?
夕食にはパスタとピザのどちらにしますか? - Do you prefer cats or dogs?
猫と犬、どちらが好きですか? - Is your favorite season summer or winter?
あなたの好きな季節は夏ですか、それとも冬ですか?
間接疑問文
間接疑問文は、直接的に質問するのではなく、丁寧な表現や疑問を含む文の中に組み込んで質問する形です。例えば、「Could you tell me where the station is?(駅がどこか教えていただけますか?)」のように、相手への依頼や丁寧な表現として使われます。
間接疑問文では、語順が平叙文と同じになるため、Wh疑問文などの通常の疑問文とは異なります。
質問の前に「Could you tell me」や「Do you know」などを付けて、質問の内容を間接的に尋ねる形式になります。
間接疑問文の例文は以下のとおりです。
- Could you tell me where the nearest station is?
最寄りの駅がどこか教えていただけますか? - Do you know when the concert starts?
コンサートがいつ始まるか知っていますか? - I wonder if he’ll be able to join us.
彼が参加できるかどうか気になります。 - Can you show me how this works?
これがどのように動くか教えてくれますか? - Do you know why she is absent today?
彼女が今日なぜ欠席しているのか知っていますか?
付加疑問文
付加疑問文は、文の最後に「~だよね?」や「~ですよね?」といった意味を加え、確認や同意を求める質問形式です。
付加疑問文は、肯定文の後に否定形を付ける、または否定文の後に肯定形を付けるのが基本のパターンです。たとえば、「You’re a student, aren’t you?(あなたは学生ですよね?)」のように、付加疑問を追加することで、相手の同意を確認します。
付加疑問文を作る際には、前半の文と反対の助動詞の形を使い、リズムが自然になるようにします。
付加疑問文の例文は以下のとおりです。
- You’re a student, aren’t you?
あなたは学生ですよね? - It’s cold today, isn’t it?
今日は寒いですよね? - She can speak French, can’t she?
彼女はフランス語を話せますよね? - They have already left, haven’t they?
彼らはすでに出発しましたよね? - We’re meeting tomorrow, aren’t we?
私たちは明日会う予定ですよね?
主語疑問文
主語疑問文は、質問の主語が疑問詞そのものになる疑問文です。
例えば、「Who broke the window?(誰が窓を壊したのですか?)」という質問は、答えが主語の位置に来る疑問文の一例です。
このような疑問文では、通常の疑問文とは異なり、語順が平叙文と同じになります。
主語疑問文は「Who」「What」などの疑問詞が主語となり、動詞の後に補語が続きます。たとえば、「Who wants ice cream?(誰がアイスクリームを欲しがっていますか?)」という文では、「Who」が主語の位置にあり、疑問文の語順変更がありません。
主語疑問文の例文は以下のとおりです。
- Who broke the window?
誰が窓を壊したのですか? - What made you decide to study abroad?
何があなたを留学する決断に導いたのですか? - Who wants to go to the museum?
誰が博物館に行きたいですか? - Which team won the game?
どちらのチームが試合に勝ちましたか? - Who can explain this answer?
誰がこの答えを説明できますか?
その他英文法の使い方や違いについては、以下の記事をご覧ください。
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まとめ
英語の疑問文には、Yes/No疑問文やWh疑問文、間接疑問文などさまざまな種類があり、適切に使い分けることで質問の意図を正確に伝えられます。
疑問文の種類とその使い方を理解することは、日常会話だけでなく英語学習の基礎力を向上させるためにも重要です。
今回ご紹介した各疑問文の特徴と例文を参考に、実際の会話や練習問題で活用し、自分のものにしていきましょう。
疑問文の使い方をマスターすれば、相手とのスムーズなコミュニケーションがさらに広がるはずです。
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それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。