【超簡単】英単語の勉強方法5ステップとコツ3つ【大学受験を控えた高校生〜社会人まで】
「英単語を効率的に覚えられる勉強方法を知りたい」
本記事では、こういった悩みを解決します。
単語は英語の基本です。しかし「単語は大事だよ」と言われただけで、具体的な単語の勉強方法について詳しく教わることはなかったのではないでしょうか?
よって、我流で英単語を学んでいる方が多いのが現実です。そこで本記事では、英単語の勉強方法を5つのステップに分けて解説します。
また記事後半では、英単語を効率的に覚えるコツや、英単語の勉強におすすめのアプリも紹介しています。
記事を最後までチェックすれば、どうすれば確実かつ短期間で英単語を覚えられるのかが明確になりますよ。
英単語学習で絶対にやってはいけない勉強法3選
英単語の勉強方法5ステップの前に、絶対にやってはいけない勉強方法について解説します。
これから紹介する3つの勉強方法を1つでも実践している方は、何をやっても英単語を覚えられません。正しい勉強方法を学ぶ前に、まずは我流で身につけてしまった間違った勉強方法を修正しましょう。
英単語を覚える際にやってはいけない勉強法は以下の3つです。
- 1日10単語完璧に覚える
- 難しすぎる(簡単すぎる)単語帳を選ぶ
- 何度もノートに単語を書く
それぞれ詳しくみていきましょう。
1日10単語完璧に覚える
「1日10単語ずつ1ヶ月毎日覚えれば300単語覚えられる」という考えは間違いです。なぜなら覚えた単語も、復習をしなければ少しずつ忘れてしまうからです。
せっかく毎日10単語ずつ単語を覚えても、1ヶ月後に覚えている単語数は、半分にも満たないはずです。
勉強を頑張っているはずなのに、なかなか単語が覚えられていない方は、復習を無視して、上記のように「1日何単語」で学習を進めているのではないでしょうか?
英単語を覚える際は、「1日何単語」ではなく「1ヶ月で何単語」のように長期目線での感覚を持つことが大切です。詳しくは記事後半の「英単語の勉強法全5ステップ チェックをつけた問題のみ毎日チェックする」にて紹介します。
難しすぎる(簡単すぎる)単語帳を選ぶ
英単語は、英語初心者向けの単語から、英語上級者向けの単語まで様々です。中学1年生の時は”apple”のような簡単な単語から学んだはずです。しかし中学高校と学年を重ねるにつれて、学ぶ単語は難しくなっていきましたよね。
英単語を学ぶ際は、自分のレベルに合った英単語帳を選びましょう。単語帳は、難しすぎても簡単すぎてもいけません。
難しすぎる単語帳を購入してしまうと、知らない単語ばかりですし、頑張って勉強してもなかなか単語を覚えられません。よって学習意欲が削がれてしまいます。
一方簡単すぎる単語帳を購入してしまうと、いくら勉強しても語彙力は上がりません。
単語帳は、タイトルや表紙を見ればレベルが分かるようになっています。まずはあなたのレベルがどのくらいなのかを確認し、あなたのレベルに合った英単語帳を購入しましょう。
単語帳の選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:英単語帳の選び方とおすすめ3冊を紹介
何度もノートに単語を書く
単語を覚える際、ノートに何度も単語を書いて覚えようとする方がいます。しかしそれは間違いです。時間と労力の割には、単語を覚えられません。
また、あなたが英語を学ぶ目的にもよりますが、綴りを完璧に暗記する重要性は、それほど高くありません。それよりも英語を聞き取ったり、発音したりする重要性の方が高いのではないでしょうか?
英語をノートに何度も書くのではなく、音声を聞きながら単語学習をしたり、声に出しながら単語学習をするべきです。
特に最近では、スマホやパソコンで文字を入力する機会が増えており、文字を書く機会は減っています。
英単語の勉強方法5ステップ
英単語を学習する際は、以下の5ステップの順番で学びましょう。
- 単語帳を用意する
- 一通り単語帳を解いてみる
- 分からなかった問題にチェックをつける
- チェックをつけた問題のみ毎日チェックする
- 全ての単語が分かるようになったら1ランク上の単語帳を購入する
そうすることで、最短ルートかつ確実に単語を覚え、語彙力を増やすことができます。
各ステップについて詳しくみていきましょう。
ステップ①単語帳を用意する
まずは単語帳を1冊用意しましょう。複数冊購入する必要はありません。なぜなら同じレベルの単語帳を購入しても、収録単語が被っているからです。また複数冊購入すると、どの単語帳も中途半端になってしまいます。
自分に合ったレベルの単語帳で、デザインなどを見て気に入った単語帳を購入しましょう。
新しく単語帳を購入するのは、1冊の単語帳に収録されている単語が完璧に分かるようになった後です。
単語帳の選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:英単語帳の選び方とおすすめ3冊を紹介
ステップ②一通り単語帳を解いてみる
自分に合った単語帳を用意したら、最初から最後まで一通り解いてみましょう。
単語帳は問題集とは違います。よって「単語帳ってどうやって解くの?」と疑問に思う方もいるはずです。単語帳をどうやって解くかは、あなたが英語を学ぶ目的によります。
例えばTOEICで高得点を取得するためにTOEIC対策用の単語帳を購入し、単語を学ぶのであれば、英語をみて日本語が浮かぶかどうかを解くべきです。なぜならTOEICでは、英語を日本語に訳す能力しか求められないからです。日本語を英語に訳す問題は一問も出題されません。
単語帳は、英語・日本語・例文・簡単な解説・類義語や関連語句で構成されています。あなたが英語を学ぶ目的に応じて、どこをチェックすべきなのかを決めて、単語帳を一通り解いてみましょう。
単語の数が多すぎて一気に最初から最後まで見ることが難しい場合は、100問や200問見てみるだけでも構いません。
ステップ③分からなかった問題にチェックをつける
単語帳を一通り解いてみる際に、分からなかった問題にチェックをつけましょう。分からなかった問題にチェックをつければ、単語帳をめくって一目で、どの問題が分かってどの問題が分からないのか確認できるようになります。
単語帳には、チェックをつけられる枠が記載されている場合が多いです。単語帳にもよりますが、英単語の左側あたりに枠があるはずです。
今回紹介する英単語の勉強方法では、同じ単語帳を何周も繰り返し勉強します。そして10周目20周目と、分からなかった単語にチェックをつけます。つまり何周も繰り返すたびにチェックの数が減っていき、最終的にはチェックがなくなります。チェックがなくなれば、単語帳の単語を全て覚えられたということです。
チェックは何回もつけるので、できるだけ小さく記載するようにしましょう。そうしないと、チェックをつけるスペースがなくなってしまいます。
ステップ④チェックをつけた問題のみ毎日チェックする
単語帳を一通り見て、分からない単語にチェックをつけ終わったら、チェックをつけた問題のみを毎日チェックしましょう。チェックがついていない問題は、一切確認する必要はありません。なぜならすでに覚えられている単語だからです。
覚えられている単語を確認する時間を省くことで、効率的に英単語を覚えられます。
また10日や20日など区切りがいい日数で、再び単語帳にチェックをつけましょう。そうすれば、最初よりもチェックの数が減るはずです。こうやって少しずつチェックの数を減らしていき、最終的にはチェックの数をゼロにします。
1日に10単語ずつ確実に覚えるのではなく、このように少しずつ少しずつ単語帳を繰り返し解いていくことで、確実に単語を覚えられます。
単語をチェックする際は、単語のみを見るのではなく例文や音声も一緒に確認しましょう。
ステップ⑤全ての単語が分かるようになったら1ランク上の単語帳を購入する
単語帳を1冊覚え終わったからと言って、単語学習は終わりではありません。1冊覚え終わったら、新しい単語帳を購入し、同じことを繰り返しましょう。
一度今回の方法で単語を覚えたら、単語の覚え方は頭の中に入っているはずです。よってよりスムーズに単語が覚えられるようになります。
これまでよりも1つ高いレベルの単語帳を購入して、語彙力を増やしましょう。
また英単語の覚えるのが苦手という方は、以下の動画をまずご覧ください。
▼【英語勉強法】効率の良い英単語の覚え方。日用単語からビジネス単語まで楽々覚えられる方法を伝授!
英単語を効率的に覚えるコツ3つ
英単語を効率的に覚えるコツは以下の3つです。
- ノートやルーズリーフを活用する
- TOEICのための単語学習は書かなくてOK
- 大学受験を控えた高校生は聞くと書くの同時並行
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ノートやルーズリーフを活用する
英単語を効率的に覚えるには、ノートやルーズリーフを活用しましょう。ノートとルーズリーフの使い分けに関しては、ただ何度も何度も単語を書いて綴りを覚えたい場合はルーズリーフ、苦手な単語を一覧にまとめたり、単語の補足情報をメモしたりしたい場合はノートを使うといいですよ。
ノートは持ち歩いていつでもどこでもチェックできるように、小さめのものがいいです。単語帳をある程度勉強したら、分からない単語が限られてきます。数ページに一単語しかない分からない単語を探すのは面倒なので、ノートに分からない単語だけを抽出してもいいかもしれません。
そうすれば何度もページをめくることなく、楽に単語学習の仕上げができます。
TOEICのための単語学習は書かなくてOK
ノートやルーズリーフの使い方について解説しましたが、TOEICの場合はノートやルーズリーフは不要です。なぜならTOEICでは綴りは一切問われないからです。
TOEICでは、英語を見て日本語が分かるかどうか(和訳)だけが問われます。
英語を習得するためには綴りを覚える必要がありますが、TOEICスコアのアップを最優先するのであれば綴りは不要です。
大学受験を控えた高校生は聞くと書くの同時並行
TOEICに綴りは不要ですが、大学受験を控えた高校生にとっては綴りは必要です。よって大学受験を控えた高校生は、ただ単語帳を眺めて和訳を覚えるだけではなく、ノートやルーズリーフを活用して、綴りを覚えましょう。
単語帳についている音声を聞くことで、大学受験のリスニング対策にもなります。
英単語の勉強におすすめのアプリ2選
英単語の勉強には単語帳のみならずアプリもおすすめです。英単語の勉強におすすめのアプリを3つ紹介します。
mikan
mikanは、ゲーム感覚で楽しく英単語を覚えられるアプリです。無料で使える英単語学習アプリの中で最も知名度と人気が高いです。
中学生・高校生の入試やTOEIC、英検などあらゆるジャンルに対応しているので、英単語をアプリで学びたいのであれば一度インストールしておいて損はありません。
キクタン
アプリでTOEIC用の単語対策をしたいのであれば、キクタン TOEIC®【All-in-One版】がおすすめです。
キクタンではTOEIC目標スコアごと(600点・800点・990点)に単語帳が出版されているのですが、1,840円でそれらを一括してアプリで学べるのでお得です。
関連記事:キクタンTOEIC SCORE600の特徴と効率的な使い方まとめ
まとめ
英単語の勉強方法について解説しました。早速今日の英語学習から、本記事で解説した方法を取り入れてみてください。
これまでの何倍も簡単に単語が覚えられるはずです。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。