英語で「考える」ってなんて言うの?ConsiderとThinkの違いは?例文付きでわかりやすく解説!
英語で「考える。〜だと考えられる。」と表現するときはconsiderやthinkがよく使われます。
しかし、日本人の英語学習者でconsiderとthinkを正しく使い分けている人は少ないです。
considerやthink、さらに他の「考える。」を表す英語表現も、それぞれが異なったニュアンスを持ちます。
この記事では、「考える。〜だと考える。」を表すconsiderとthinkの適切な使い分け方、さらに「考える。〜だと考える。」を表す他の英語表現を例文付きで紹介します。
目次
considerとthinkの違いは?
同じ「考える」の意味になる英語のConsiderとThinkですが、表現したい「考える」のニュアンスによって使われ方が明確に区別されます。
ConsiderとThinkの間にある「考える」のニュアンスの差は以下のとおりです。
- 「熟考」した結果がConsider
- 感じたことを「意見する」のがThink
順番に見ていきましょう。
considerの例
considerは、よく考えた結果「私は〜だと考えています。」と表現するときに使われます。
例文↓
- I considered applying to college in the US, but I decided to study in Japan.
私はアメリカの大学に行こうと考えたが、日本で勉強することにした。 - I’m considering taking a break from school to study English in the States.
アメリカで英語を勉強するのに、大学を休学しようと思っているんだ。 - He’s considering quitting his job.
彼は仕事を辞めようと思っている。 - Five things to consider when you buy the house.
家を買う時に考える5つのこと。 - Ten things to consider before you marry.
結婚する前に考える10のこと。
例文を見ると、大きな意思決定をするようなときに使われていることがわかりますね。
大きな意思決定をするときは、どの行動を取るべきかよく考えて選びます。
このように、Considerには「よく考える。熟考する。」というニュアンスが含まれています。
thinkの例
thinkは体感的に、直感的に感じたことを意見する際に使われます。
例文↓
- Am I right in thinking that …?
…だと考えていいですね? - He is thought to be a great actor.
彼は優れた俳優だと考えられている。 - I don’t think it will rain tonight.
今晩雨は降らないだろうと考えています。 - It’s thought he may have fallen.
彼は転倒したのかもしれないと考えられている - I can’t think of anything but that.
そうとしか考えられない。
例文を見てみると、Considerと比べて「主観的な意見」としての「考え」を話す時に使われているのがわかります。
considerやthink以外の「考える」の英語表現
ConsiderやThink以外にも「考える」を表現する英語があります。
ConsiderとThinkのように、それぞれが異なったニュアンスで使われるので、ご自身がそれぞれの英語表現を使う場面をイメージしながら読んでみてください。
Suppose
Supposeも「〜だと考える」を表せる英語表現のひとつです。
ConsiderよりもThinkに近い使われ方をする英単語で、Thinkよりも少し自信・根拠が欠けるものの、「こうなんじゃないかな?」というニュアンスで使われます。
例文↓
- I suppose he is all right.
彼はだいじょうぶだろう。 - I suppose Hannah is busy. I called her but she didn’t pick up.
ハンナは忙しいんじゃないかな。電話したけど出なかったし。 - I suppose you’re right.
君の言うとおりなんじゃないかな。 - I suppose there has to be some reason.
僕が考えるに、なにか理由があるんじゃないかな。 - I don’t suppose it’s going to be sunny.
これから晴れにはならないんじゃないかな。
Guess
GuessはSupposeよりも確信度が低い時に使われる「〜と考える」の英単語です。
「推量のGuess」と呼ばれることもあります。
「〜だと考えます!」という主張よりも「わからないけど、多分こうなんじゃないかな」くらいのニュアンスです。
例文↓
- I guess she is just running a bit late.
彼女はただちょっと遅れているだけだと思います。 - I guess he might be right.
もしかしたら彼が言うことは正しいのかもと思う。 - I guess this ice cream is strawberry flavor.
多分このアイスクリームはイチゴ味だと思うよ。 - I have no idea but I guess it might be this way.
まあ、全然わかんないけど、こっちの道かもって感じがする。
例文を見ると、とても確信度が低い状態で「こう思う、こう考える」と主張しているのがよくわかりますね。
Believe
BelieveはThinkよりも強い主張の「〜だと考える」を表現する英単語です。
Believeと聞くと「〜だと信じる」の意味を連想しやすいですが、「〜だと考えます。〜だと思います。」という主張の場面でも使わる表現です。
ニュアンスとしては、「根拠はThinkと同様、自信はThinkよりも強い」といえます。
例えば、英検のライティングやスピーキングのトピックで、「あなたは〜だと思いますか?〜だと考えますか?」と聞かれることは多いです。
その際、I thinkやI agree toの代わりに「I believe〜」を使うことも多いです。(筆者も英検準1級のライティングで、I believe〜をよく使いました。)
例:
Q.Should people stop using goods that are made from animals?
A.I believe that the quality of alternative products and respecting animal rights are reasons why people should not use goods made from animals.
引用元:2021年度 第3回 英検準1級 問題冊子
「人間が動物が素材の製品の使用をやめるべきか?」という問いに対して、「(代替製品の品質や動物の権利の点が)動物素材の使用をやめるべき理由だと考える。」と、Believeを使って強い主張をしているのがわかりますね。
まとめ
この記事では、「考える。〜だと考える。」を意味する英語表現について以下の点からお伝えしました。
- ConsiderとThinkでは、熟考か体感的な意見かの違いがある
- Suppose、Guess、Believeでも「考える」を表現できる
- それぞれのニュアンスごとの例文
ここまでお読みのあなたは、すでにConsiderとThinkを適切に使い分けることができ、そしてSupposeやGuess、Believeを用いて適切に「考える」を英語で伝えることができるでしょう。
この記事でお伝えしたことで、あなたの英語学習をより豊かに出来れば幸いです。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。