「たぶん」は英語でMaybeだけじゃない?細かい意味の違いも例文付きで紹介
「たぶん」を英語で言うと「Maybe(メイビー)」が真っ先に思い浮かびます。
特に英会話を始めるとMaybeをよく使うようになるでしょう。
「(わからないけど)たぶんそうかもしれないね」や「(あなたが言うのなら)たぶんそうなんだろうね」というニュアンスで、相づちのように使う人も多いでしょう。
しかし、いつも「Maybe」ばかりを使っていると、思わぬところで相手に不快感を与えてしまい、望まぬトラブルを招いてしまうこともあります。
そこでこの記事では、Maybe以外にも英語のネイティブスピーカーが使うたくさんの自然な表現を、例文付きでお伝えします。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、Maybe以外にも「たぶん」を表す英語表現を適切に使い分けられるようになっているだけでなく、ネイティブスピーカーが使う「たぶん」の表現も細かいニュアンスごとにしっかり理解できるようになっているのでぜひ最後まで読んでみてください。
「たぶん」を意味する英語表現まとめ
「たぶん」を意味する英語表現には、主に以下の英語が使えます。
Maybe
「たぶん」を英訳するときに真っ先に思い浮かぶのが「Maybe(メイビー)」ですね。
伝えたい文章の直前に「Maybe」をつけるだけで「たぶん〜なんだろう」「〜かもしれない」の意味を加えられるのでとても便利で使いやすい表現です。
例文↓
- Maybe he will be a good teacher.
たぶん彼は立派な教師になるだろう。 - Maybe she is a princess.
たぶん彼女はお姫様なのだろう。 - Maybe this story is not true.
たぶんこの話は真実ではないのだろう。
※上述した通りとても使いやすい表現ではあるのですが、少し砕けた(カジュアルな)口語表現(話し言葉)なので「オフィシャルな場や目上の人などを相手にした場合には好んで使わない」と覚えておくと良いでしょう。
Likely
Maybeと同じようにLikely(ライクリー)も「たぶん」を表せる英語表現です。
Maybeが文頭に置いて使うのに対して、Likelyは副詞として文中で(形容詞を修飾する形で)使われます。
例文↓
- It is likely that she will come.
彼女はたぶん来るだろう。 - It is likely she will win the election.
たぶん彼女は選挙で勝つだろう。 - The prices are likely to go up soon.
たぶんまたすぐ物価が上がるよ。
Probably
Probably(プロバブリー)も「たぶん」を英語で言い表せる表現です。
Maybeと同じで、伝えたい文章の直前に「Probably」をつけるだけで「たぶん〜なんだろう」「〜かもしれない」の意味を加えられるのでとても便利で使いやすい表現です。
例文↓
- They’ll probably come by car.
たぶん彼らは車で来るでしょう。 - Probably, they want to buy this house.
たぶん、彼らはこの家を購入したがっているでしょう。 - Probably, this machine won’t work well.
たぶん、この機械はうまく動かないでしょう。
【注意】
ProbablyはMaybeと似た使い方ができ、意味も「たぶん」を表すのでMaybeと同じと思うかもしれません。
しかし、MaybeやLikelyの表す「たぶん」よりも、Probablyの表す「たぶん」の方が「確信度が高い」ことを知っておくと良いでしょう。
例えば、「Maybe I go.(多分行くよ)」は「半々くらいの確率で行くよ」くらいの確信度なのに対し、「Probably I go.(多分行くよ)」は、60〜70%くらいの確信度だと言えます。
もちろん英語のネイティブスピーカーは「確信度〇〇%」のように明確な数字として意識はしていませんが、感覚として身につけておくと英会話などでスムーズに使えるでしょう。
関連記事:「I see」の意味は「わかった」でOK?日本人が意外と知らない本当のニュアンスとは
Perhaps
Perhaps(パーハプス)も「たぶん」を英語で言い表せる表現です。
上述したMaybeが主に話し言葉で使われるのに対して、Perhapsは書き言葉でも使われる「少し丁寧な表現」なので、幅広く使える「たぶん」の表現です。
例文↓
- Perhaps I will not attend the meeting tomorrow.
多分、私は明日の会議に参加しないだろう。 - Perhaps the parcel will come two days later.
たぶん小包は明後日に届くだろう。 - Perhaps the stocks will go up.
多分、その株は上がるだろう。
またPerhapsの「確信度」(前項Probablyの「注意」の部分を参照)は「MaybeやLikelyよりも同じか、少しだけ低い」こともイメージしておけると、細かいニュアンスごとに適切に使い分けがしやすいですよ。
Possibly
Possibly(ポッシブリー)を使っても「たぶん」を英語で表すことができます。
Possibleが「可能である」、Possibilityが「可能性」を表しますから、Possiblyで「たぶん」や「おそらく」のニュアンスを連想できると、意味の核のイメージまで覚えられて良いですよ。
例文↓
- He is possibly stuck in traffic now.
彼は今たぶん、交通渋滞に巻き込まれているのかもしれない。 - She possibly misunderstood that.
彼女はたぶんそれを勘違いしていたのかも。 - Possibly he will win for the first time.
もしかしたら初めて彼が勝つかもしれない。
Possiblyの「確信度」(前項Probablyの「注意」の部分を参照)は、確信度50%くらいのMaybeやLikelyに比べて低いです。
MaybeやLikelyが50%なら、Possiblyは30〜40%くらいの感覚でしょう。
「たぶん」よりも、「もしかしたら」のニュアンスを思い浮かべると、確信度のニュアンスと結びついてスムーズですよ。
関連記事:「難しい」は英語で?「difficult」以外に使える英単語一覧と使い分け!【例文付き】
まとめ
この記事では、「たぶん」を意味する英語表現について例文付きでお伝えしました。
ここまでお読みのあなたは、「たぶん」を意味する英語表現を、細かいニュアンスを含めて適切に使い分けることができるでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。