英語の「if」の使い方を中2でも分かるように解説!「as if」「I wonder if」なども併せて紹介
本記事では、中学2年生でもわかるように「if」の基本的な使い方を解説します。
これらの表現をマスターし、より自然な英語で伝えたい気持ちや考えを表現してみましょう。
目次
英語の「if」の使い方を中2でも分かるように解説
「if」は英語で「もし~ならば」と条件を示す言葉で、未来のことや仮定の状況を話すときによく使われます。
「if」の主な使い方は、以下の2つです。
- 条件文としての「if」
- 提案や希望を表す「if」
それぞれ詳しく見てみましょう。
条件文としての「if」
「if」を使った文の中で、特に多く使われるのが条件文です。
たとえば、「If it rains, I will stay home.(もし雨が降ったら、家にいます)」のように、「もし○○ならば、○○する」という形で使われます。
この場合、「if it rains」が条件部分で、「I will stay home」が結果を示す部分です。
条件文では、通常、ifの部分に現在形を使い、結果部分には未来形の表現が続きます。
条件としての「if」を使った例文は以下のとおりです。
- If it rains tomorrow, we will cancel the picnic.
もし明日雨が降ったら、ピクニックは中止します。 - If you study hard, you will pass the test.
もし一生懸命勉強すれば、テストに合格します。 - If he calls me, I’ll let you know.
もし彼が私に電話をしてきたら、あなたに知らせます。 - If they are late, we’ll start the meeting without them.
もし彼らが遅れたら、彼らなしで会議を始めます。 - If you don’t hurry, you’ll miss the bus.
もし急がなければ、バスに乗り遅れます。
提案や希望を表す「if」
「if」は、条件を示すだけでなく、提案や希望を伝えるときにも使います。
たとえば、「If you want, we can go together.(もしよければ、一緒に行けますよ)」のように、「もし○○ならば、○○しましょう」というニュアンスを伝えることができます。
この使い方は、相手の希望や提案を尊重しつつ、丁寧に誘うときに便利です。
提案や希望を表す「if」を使った例文は、以下のとおりです。
- If you want, we can go to the movies this weekend.
もしよければ、今週末映画に行きましょう。 - If you need help, just ask me.
もし助けが必要なら、遠慮なく聞いてください。 - If it’s okay with you, let’s meet at 10 a.m.
もし大丈夫なら、午前10時に会いましょう。 - If you’d like, I can help you with your homework.
もしよければ、宿題を手伝いますよ。 - If you feel tired, you should take a break.
もし疲れているなら、休憩したほうがいいですよ。
「if」を使った使用頻度の高い英語表現
「if」を使った使用頻度の高い英語表現には、以下の2つがあります。
- as if
- I wonder if
それぞれ詳しく見てみましょう。
as if
「as if」は「まるで~のように」という意味の英語表現です。
仮定の状況や見た目、感情を表現する際に使われます。具体的には、現実とは異なることを例えとして表現し、話し手の視点や感じ方を伝えるときに便利です。
たとえば、「He talks as if he knows everything.(彼はまるで何でも知っているかのように話します)」という文では、彼が実際にすべてを知っているわけではないものの、そのように振る舞っている様子を示しています。
「as if」の文の作り方は、as ifの後に主語と動詞を続けて使います。現実と反する仮定を表すときには、過去形を使ってニュアンスを出すことが多いです。たとえば、「She looks as if she were tired.(彼女は疲れているように見えます)」では、「were」を使うことで現実と異なる仮定が強調されます。
「as if」を使った例文は以下のとおりです。
- He looks as if he hasn’t slept for days.
彼はまるで数日間眠っていないかのように見えます。 - She talks as if she were a celebrity.
彼女はまるで有名人であるかのように話します。 - It sounds as if they are arguing.
まるで彼らが口論しているかのように聞こえます。 - He ran as if his life depended on it.
彼はまるで命がかかっているかのように走りました。 - The sky looks as if it’s going to rain.
空がまるで雨が降りそうな感じに見えます。
関連記事:asは意味も用法も多すぎ!実際に使われる表現を例文付きで解説
I wonder if
「I wonder if」は「~かなと思う」「~でしょうか」という意味の英語表現です。
この表現は、直接的な疑問を避けて丁寧に尋ねたり、独り言のように自分の気持ちを伝えたりする場面で便利です。
たとえば、「I wonder if it will rain tomorrow.(明日雨が降るかな)」のように使うと、未来についての疑問をやんわりと表現できます。
「I wonder if」は日常会話でも多く使われ、質問をするときの丁寧な言い回しとしても役立ちます。
例えば、相手にお願いをするときには、「I wonder if you could help me.(手伝ってもらえるでしょうか)」といった形で使うと、直接的な「Can you help me?」よりも柔らかな印象を与えます。
また、疑問に対してすぐに答えが必要ない場合や、自分の考えを口に出して考えているときにも自然に使えるため、英会話での応用範囲が広い表現です。
「I wonder if」を使った例文は以下のとおりです。
- I wonder if he’ll join us for dinner.
彼が夕食に参加してくれるかな。 - I wonder if you could lend me a pen.
ペンを貸してもらえるでしょうか。 - I wonder if she knows about the meeting tomorrow.
彼女は明日の会議について知っているのかな。 - I wonder if this plan will really work.
この計画は本当にうまくいくのかな。 - I wonder if it’s going to snow tonight.
今夜は雪が降るかな。
関連記事:wonderの意味や使い方は?関連表現と例文付きで詳しく解説
まとめ
「if」は英語の基本的な語句ですが、さまざまな表現に応用できるため、理解しておくと会話の幅が広がります。
条件を示す「if」から、「as if」での例え表現、「I wonder if」での丁寧な質問や独り言など、それぞれの使い方に合わせたニュアンスを覚えることが大切です。
日常会話や文章の中で少しずつ練習しながら、自分の思いや質問を自然に表現できるようにしましょう。英語表現が豊かになれば、コミュニケーションがさらに楽しくなります。
関連記事:中学英語をやり直したい大人必見!おすすめ勉強法や参考書まとめ
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それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。