「often」の発音はオッフン?オフトゥン?それぞれの発音になる理由と使い分け方をわかりやすく解説!
Oftenは英語の授業で「オッフン」という発音で習います。
Oftenは「よく~、しばしば」など頻度を表す英単語で、学校で学ぶときも最初の方に学びますよね。
「つづりではOftenでtがあるのに、なんでtを発音しないんだろう……?」と思った方も多いのではないでしょうか。
さらに、実際に英語圏のネイティブスピーカーの発音を聞いていると、「オッフン」以外にも「オフトゥン」と発音している人もしばしば見かけます。
この記事では、そんなOftenの発音についてお伝えしていきます。
この記事を読み終わる頃には、ネイティブスピーカーがどのように「Often」の発音を使い分けているかを感覚的に使い分けているのかを理解できるのでぜひ最後まで読んでください。
目次
Oftenの発音はどっち?オッフンとオフトゥン
Oftenの発音は学校の英語の授業で「オッフン」と習います。これは冒頭でお伝えした通りです。
しかし、オンライン英会話や英語でのスピーチを聞くと、教科書通りに「オッフン」と発音している人もいれば、つづりの通りに「オフトゥン」と発音している人もいます。
これらの発音の違いは、以下の理由で引き起こされています。
- 国別の発音の違い
- 個人の発音のクセ
順番に見ていきましょう。
国別の発音の違い
Weblio英和辞典で「Often」の発音記号を見てみると、以下のように記載があります。
発音記号・読み方
/ˈɔːf(ə)n(米国英語), ˈɔːft(ə)n(英国英語)/引用:Weblio英和辞典
↑を見てみると、アメリカ英語とイギリス英語で発音に差があることがわかります。
確かに「オフトゥン」と発音する人には、イギリス英語をベースとした英語を話す人が多いです。
ただし、アメリカ英語を話す人も「オフトゥン」で発音する人もいます。
それは以下でお伝えする理由が大きく関係します。
個人の発音のクセ
アメリカ英語を話す人の中でも、個人の発音のクセから「オッフン」と「オフトゥン」に発音が分かれます。
これには、特にアメリカ英語に多い「発音の音声変化」が大きく関わります。
「発音の音声変化」とは、英語の発音が様々な要因でつづり通りの発音から変化することを指します。
Oftenの「オッフン」読みは、「英語の音声変化」のうちの「tのリダクション(脱落)」に当たります。
イギリス英語は比較的日本人がイメージしやすい、一つ一つの音を丁寧に発音する傾向があります。
対してアメリカ英語は、スムーズでスピーディに、リズミカルに発音する傾向があるので、Tの発音がLに変化したり、もともとイギリスの英語にあった発音を言いやすいように省略したりもするわけです。
Oftenに関しては、アメリカ人がよくTを脱落して発音していたものが定着して、正式に「オッフン」の発音が発音記号に載ったようなイメージですね。
ですので、元が「オフトゥン」だった流れから、アメリカ人の中でもTの省略をせずに「オフトゥン」の発音をする人も多いというイメージです。
結局Oftenは「オッフン」と「オフトゥン」どっちで発音すれば良いの?
Oftenの発音について「オッフン」と「オフトゥン」、それぞれの発音についてお伝えしましたが、結局どちらで発音するのが適切なのでしょうか?
結論から言えば、「どちらでもOK」です。
「学校の教科書でオッフンと習ったから、オッフンがまず先に出てくる!」という人は「オッフン」と発音すればOKですし、「イギリス英語に馴染みがある」という方や、「つづりのまま丁寧に発音をしたい」という方は「オフトゥン」と発音すればOKです。
「オッフン」と「オフトゥン」どちらの発音でも「通じなくて困る」という事態はあまり発生しませんからね。
ただし、アメリカ英語とイギリス英語、相手の発音の傾向によって「オッフン」と「オフトゥン」の発音があることを把握しておくと、相手の発音を聞き取りやすいメリットがあるので覚えておけばなおGoodですね。
Oftenに似ている?Tを発音しない他の英単語
最後にOftenのように、つづりにTがあるのにTを発音しない他の英単語を紹介します。
Listen
ListenもOften同様にTが脱落する英単語です。Oftenのように学校英語の中でも初期で習う英単語なので馴染みがあるでしょう。「聞く、耳を傾ける」を意味する英単語です。
Listenはつづり通りに読めば「リストゥン」となりますが、ご存じの通り「リッスン」と読むのが一般的です。
Listenには「イギリス英語でもTが脱落している」というOftenにはない特徴があります。↓
音節lis・ten 発音記号・読み方/lísn/
引用:Weblio英和辞典
Oftenのように発音が2パターンあるわけではないので、混乱しないように気を付けたいですね。
Fasten
Fastenは「締める、留める」の意味を持つ英単語です。
服やズボンについている「ファスナー」がありますが、その「ファスナー」の元になっているのが「Fastener」です。
服やズボンを「締める」ので「Fastener」というわけですね。
FastenもListenと同じく、アメリカ英語でもイギリス英語でもTが脱落しています。
音節fas・ten 発音記号・読み方/fˈæsn|fάːsn/
引用:Weblio英和辞典
Soften
Softenは「柔らかくする、ほぐす」という意味を持つ英単語です。
Soft=柔らかいを動詞の形にした英単語で、「He softened his voice. 彼は声をやわらげた。」という感じで使われます。
SoftenもListenやFastenと同様に、アメリカ英語とイギリス英語ともにTが脱落しています。
音節
sof・ten発音記号・読み方
/sˈɔːf(ə)n(米国英語), ˈsɑ:fʌn(英国英語)/引用:Weblio英和辞典
こちらもOftenと混同しないようにしたいですね。
まとめ
この記事では、教科書では「オッフン」と習ったのに、アメリカ英語でもイギリス英語でも「オフトゥン」と発音されることのある英単語「Often」についてお伝えしました。
ここまでお読みのあなたなら、「Often」の発音には「オッフン」と「オフトゥン」の2パターンあり、人によって使い分けられることを理解して、正しく使い分け、聞き分けが出来るようになっているでしょう。
この記事でお伝えしたことを通して、あなたの英語表現がより豊かで自然なものになれば幸いです。
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