オンライン英会話レッスン、ただ受けるだけになってない?有効な活用法
今や英語学習の王道となったオンライン英会話レッスン。基礎英語力をつけるものから、ビジネス英会話に対応したものまで様々で、受講されている方も多いでしょう。
でもこのオンライン英会話、ただ受けているだけで英語ができるようになった気でいませんか?
今回はオンライン英会話で陥りがちな罠と、レッスンの有効な活用方法をご紹介します。
目次
【オンライン英会話で陥りがちな罠】
レッスンを受けているだけ英語力が伸びている気になる
レッスン内容は英会話スクールによって様々。ひたすら会話を練習するクラスもあれば、テキストにそって授業をしてくれるクラスもあります。
レッスン中は普段慣れない英語に触れるので頭を使います。なのでレッスン終了後は「疲れたー!頭もすごく使ったし、今日はよく学んだな」という満足感が生まれます。
でも実はここに落とし穴が。脳を使ってたくさん勉強したように感じますが、実はレッスンの中で学んだだけでは、まだ知識は定着していません。
1レッスンやりきった解放感でそのあとすぐお酒を飲んだり、休憩だと言ってテレビを見たりして復習をするのを忘れてしまい、結局3日後のレッスンの直前まで学んだことを見直さない…となってしまうと、せっかく覚えたことが記憶されません。結局「レッスンを受けること」で満足してしまい、英語力の向上につながらないのです。
講師の発音に慣れてリスニング力が向上した気になる
最近では、レッスンをしてくれる講師を選択することができるオンライン英会話が大半です。同じ講師からレッスンを受けるというのは、前回のレッスンの復習ができる、自分の伸び具合や弱点をわかってくれている、という面でメリットはあります。
ただ、講師もやはり人間ですので、話し方のアクセントやよく使う単語はそれぞれ違います。なので、ずっと同じ講師からレッスンを受けていると、その講師の英語には慣れ、聞き取れる様になり、リスニング力がアップした様に感じます。
ですが、実際にビジネスの場面で今まで話したことのない人の英語を聞いたときに、全然聞き取れない!おかしいな、レッスンでは聞き取れていたのに…という状況が出てきます。
講師も生徒に慣れて、間違いを直してくれなくなる
私たち生徒が講師の英語に慣れるのと同様、講師も私たちの英語に慣れていきます。
もちろん私たちの英語が間違っていれば直すのが講師の仕事ですが、講師も人間です。「聞き取れるレベルだから、まあいいか」とあえて訂正しない部分もあるでしょう。さらに英会話の講師をしている方々は普段からノンネイティブの英語に聞き慣れているので、一般のネイティブよりも私たちの英語をくみ取ってくれます。その為、オンライン英会話では十分に会話ができるようになったと錯覚し、実際に一般の方と英会話をすると、自分の言いたいことが伝わらない、発音を理解してもらえない、ということが起きてしまいます。
【オンライン英会話の有効な活用法】
ではこういったオンライン英会話の罠にはまらない様に、レッスンをどのように活用すればいいのでしょうか。
レッスン後、復習することが大事
人間の記憶力は儚いもので、1日で学んだことの74%を忘れてしまうそうです。なので次のレッスンが3日後だったりすると…せっかく覚えたことのほとんどを忘れてしまいますね。
また、毎日レッスンがあったとしても、次のレッスン中に復習するとなると時間がとられてしまうので、新しいことを学ぶ時間が短くなってしまいます。せっかくお金を払ってレッスンを受けているんだから、レッスンの時間は最大限活用したいですよね。レッスンを受けたあとは、自身できちんと復習することをおすすめします。
復習のベストなタイミングは諸説ありますが、よく言われているのは、レッスンを受けた1時間後に一度復習をし、翌日に再度復習をすることです。
また、人間の脳は寝ている間に記憶を整理するので、何かを暗記したい場合は寝る直前に覚えるのがよいとも言われています。
なので、レッスンで新しい単語がでてきた場合などは、レッスンを受けた日の寝る前に復習をし、翌日にもう一度復習をすると効果的、ということですね。
レッスンの終わりに、自身のレベルや弱点をフィードバックしてもらう
レッスンの最後にまとめとして、自分の現在の英語レベルや弱点を講師に聞いてみるのはどうでしょうか。
レッスン中は講師がたくさんアドバイスをしてくれると思いますが、「この時はこういう言い回しがいい」や「この単語の発音が違う」など、ピンポイントなコメントが多いと思います。
具体的なアドバイスももちろんとても重要ですが、それだけでなく、自分の英語力を総合的に評価してもらう意味として、自分の英語レベルはどれくらいか、以前と比べて伸びたかを聞いてみましょう。そうすることで、自分の成長を感じ、モチベーションアップにつながります。また、講師が客観的に見た弱点を確認することで、これからどういった点を強化すべきなのかもわかります。
レッスンでは受け身になるのでなく、自分の英語力を伸ばすために積極的に役立つ情報を聞き出しましょう。
性別や背景の異なる先生を選ぶ
講師を選べる英会話スクールであれば、定期的に講師をかえてみるのがいいでしょう。
性別によって声の高さが違ったり、出身地によってアクセントが違ったり。いろんな講師からレッスンをうけ、様々な英語を聞き慣れることができます。また、育った環境や今までのキャリアによって、使う単語や雑談時のテーマもだいぶかわってきますので、複数の講師と幅広いテーマで会話をすることで知識がつき雑談力アップにもつながります。
レッスン内容を録音してあとで聞いてみる
自分の英語を録音し、聞いてみるのはたくさんのメリットがあります。
1つ目は、自分の英語を客観的に聞くことで実力を知る事ができる、という点です。
「なんとなく英語を話せているような気がする」のままにするのではなく、実際に録音して自分の英語を聞いてみることで、周りは自分の英語をどのように聞いているのかを客観的に知ることができます。聞いてみて、「こんな聞き取りにくい英語なんだ..」とショックを受けることもあるかもしれませんが、実力を受け入れてこそ、そこからの成長があります。
2つ目は、自分の英語の弱点を知る事ができる、という点です。
自分としてはRの発音がうまくできているつもりでも、聞いてみるとRだかLだかわからないような発音になっている。論理立てて話しているつもりでも、聞きなおしてみると言っていることがぐちゃぐちゃになっている。そういった弱点を知ることで改善の対策が打てる為、より英語力をアップさせることができます。
ただ注意しなければならないのは、レッスンの内容を録音する場合は必ず講師に一言確認してからにしましょう!また、録音した内容は個人での使用のみとしましょう。
【まとめ】
オンラインで英会話レッスンが手軽に受けられるようになった分、惰性で受講してしまいがち。でもしっかりと1回1回のレッスンを有効に活用することで、惰性で受けるのとは大きな伸びの差がでてきます。ぜひ一度、しっかりとレッスンと向き合って、有意義な時間にしてみてください。
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。