「対立」は英語でなんて言うの?社会的な話題で使える表現も紹介
「あの政治政党と労働組合は対立関係にある。」
「国際的な対立の中では、特に両国の利益を一致させることが求められる。」
↑の例文のように、2つ以上の考えや立場がぶつかり合うことを「対立する」と言いますよね。
「対立」は政治・経済などの社会的な話題や、ビジネスシーンなどのオフィシャルな場でもよく使われる言葉です。
そんな「対立」を、英語を話す外国人は細かい意味や使い方の違いから、表現力豊かに色んな英語で「対立」を表します。
そこでこの記事では、「対立」を意味する色んな英語表現を例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、社会的な話題やビジネスシーンでよく使われる「対立」を意味する色んな英語表現を、あなた自身も英語を話す外国人のように使い分けられるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
「対立」を意味する英語表現まとめ
「対立」を英語で表すには、以下の英語表現が役に立ちます。
conflict
conflictは「対立」や「衝突」を広い意味で表せる英語表現です。
conflictは「対立」や「衝突」を意味する英語表現の中でも、特に意見の不一致や利益の対立、価値観の衝突など、広い範囲で「対立」や「衝突」を意味するので大変使い勝手が良いと言えます。
conflictは文章内で「解決すべき問題」として扱われることが多く、conflictの状態を解消するために建設的な解決策を探る形で使われます。
例文↓
- There was a conflict between the two departments over budget allocation.
予算配分をめぐって、2部門の間で対立があった。 - Their relationship suffered due to constant conflicts about money.
彼らの関係は、お金に関する絶え間ない衝突によって悪化しました。 - The conflict in the region has been ongoing for decades.
この地域での紛争は数十年にわたって続いている。
confrontation
“confrontation”も「対立」や「衝突」を意味する英語表現に挙げられます。
“confrontation”は、直接的な「対立」や「衝突」を表し、対面での対立や、物理的な対立のニュアンスで使われます。
また”confrontation”は緊張感が高く、感情的な対立を含んだ、「お互いが対峙している状況」を指して使われます。
“confrontation”の綴り(スペル)の中には”front”という言葉が隠れており、”front”は「正面」や「前にある」の意味があるので、「正面に相対してバチバチと対立している状態」をイメージできると、「対立」や「衝突」の意味を連想しやすいですよ。
例文↓
- The confrontation between the protesters and the police became violent.
デモ参加者と警察との衝突は激しくなった。 - The confrontation between the two leaders escalated into a heated argument.
二人のリーダーの対立は激化して、激しい口論にまで発展しました。 - The public confrontation between the two celebrities was all over the news.
二人の有名人の公開での対決が大きなニュースになった。
clash
“clash”は意見や利益、文化などが「衝突」することを指して使われます。
特に価値観や背景の違いから生じる対立を表して”clash”が使われるイメージですね。
カタカナの「クラッシュ」と聞くと、車などの衝突事故を思い浮かべる方が多いでしょう。(今これを書いている筆者もそうです)
車などの衝突事故は”crash”で、r(アール)を使った綴り(スペル)になります。
対してl(エル)を使った”clash”が、価値観の対立や衝突を意味するわけですね。
l(エル)とr(アール)の綴りで使われ方が変わるので注意して覚えましょう。
clashは短期間の激しい対立のニュアンスを持ち、音や動作の衝突から連想される言葉なので、より動きのあるイメージがあります。
例文↓
- There was a clash of cultures during the international conference.
国際会議の中で文化的な衝突が見られました。 - The clash between the two leaders’ visions for the company was inevitable.
二人のリーダーの、会社に対するビジョンの衝突は避けられなかった。 - The political leaders clashed in a heated debate on TV.
政治家の指導者たちはテレビの熱い討論で衝突しました。
dispute
“dispute”も「対立」や「衝突」を意味する英語表現です。
“dispute”は「対立」や「衝突」を意味する英語の中でも、「意見の相違」や「衝突」を指し、具体的な問題や議論に焦点を当てた対立を表します。
”dispute”が表す「対立」や「衝突」は、比較的短期間で解決可能なものが多く、また「法廷での衝突」などの法律的な場面でもよく使われます。
例文↓
- The dispute over the contract terms went to court.
契約条件をめぐる対立は法廷に持ち込まれた。 - The neighbors are in a dispute over the property boundary.
お隣さん同士が私有地の境界線をめぐって争いを起こしている。 - There was a dispute between the partners about the distribution of profits.
利益の分配についてパートナー間で意見の衝突があった。
まとめ
この記事では、社会的な話題やビジネスシーンでよく使われる「対立」を意味する色んな英語表現を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、「対立」を意味する色んな英語表現を、あなた自身も英語を話す外国人のように、細かい意味やニュアンスごとに適切に使い分けられるようになっているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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トライズでの1年は、
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。