不自由を自由に変える⁉オンラインでできる英語学習のススメ
東京都生まれ。香港在住22年。2020年よりオーストラリアに移住。
大学在学中、中国・雲南省に留学。卒業後バックパックを背負って、インド・中国などアジア諸国を1年間放浪する。香港・中国の日系企業でビジネススキルを身に付け、その後香港で独立起業。現在は作家・翻訳家として活躍中
皆さんもご承知の通り、今年初めから、コロナウイルスが中国で猛威を振るい始めました。日本での感染者数の増加に伴い、日本政府はついに3月2日より全国の小中学校および高校、特別支援学校を臨時休校にするとの異例の要請を表明しました。それに伴い、NTTやNEC、楽天など一部企業などでも、社員やメンバーの感染を防ぐために在宅勤務や自宅待機などの対策が打ち出され始めています。
この大きな転換期でも、変わらず英語学習を続け、キャリアアップやスキルアップを進めていくことができる方法を紹介したいと思います。
目次
海外のスポーツ試合でも握手のマナーが消えた⁉世界の習慣が変わる今
コロナウイルスの感染拡大は、今や世界中にも広がっていて、アメリカやオーストラリアでも、マスメディアの報道に不安を感じた市民が、マスクはもちろん消毒液やトイレットペーパーの買い貯めに走っているそうです。今までスポーツマンシップの象徴として、当たり前のように行われてきた試合後の握手も、正式に禁止する措置が取られている国すら出てきました。社会人に至っては、会議や商談などで交わされる握手も断られたという話も聞きます。
世界全体の流れが大きく変わろうとしている今、それは英語学習法にも大きな変化の波として表れ始めています。
ウイルスの流行に伴って、ワークスタイルや学習方法を見直そう
人々の交流や集まりを自粛しようとする流れの中、各国間の渡航が制限され、海外出張などが当分の間禁止になっている企業も多いかと思います。一見すると、海外旅行や海外出張も制限され、グローバル化が停滞しているように感じるかもしれませんが、実は最近新しい潮流が生まれ始めているのです。
発生源の中国ではいち早くオンライン学習やオンライン会議が積極的に導入されました。日本でも、全国の臨時休校要請に伴い、少しずつオンライン化が加速し始めています。
そして、英語を学習する私たちの学習方法も、この流れに伴い、新しく見直す時が来たのかもしれません。
この時期を不自由と捉えるか?自由な時間が増えたと捉えるか?
「在宅勤務になって、あまり外出できない」「イベントや習い事がキャンセルになって、つまらない」と思われる方も多いかもしれません。でも、裏を返せば、この不自由な時期だからこそ、自分の時間が増えたと思いませんか?
例えば、「会社に行かないで済む分、通勤に費やしていた時間がセーブできた」「付き合いで参加する集まりやイベントがなくなった分、自分のやりたい事に時間を使えるようになった」と考えてはどうでしょうか?
幸いIT化がすっかり定着した現代では、英語学習に関しても、在宅の流れにそれほど不便を感じません。では、実際に家に居ながらしっかり英語を身に付けていけるオススメの勉強法を紹介いたします。
家に居ながら英語漬けになれる、お勧めの英語学習アプリ4選
皆さんにとって一番身近で、手軽に始められるのは、スマートフォンアプリではないでしょうか?ここでは、実際に使用してとても使いやすく、英語学習に役立つアプリを紹介いたします。
無料英語アプリ”CAKE” スピーキング、リスニング
スピーキング力やリスニング力を伸ばしたいなら、一番にオススメしたいアプリです。YouTubeの動画や映画からよく使うフレーズなどを選んで、盛りだくさんに紹介。毎日新しいタスクや動画がアップデートされるので、飽きることがありません。実際に自分の声でセリフを読んで録音し、AIの認知機能で発音を確認するテストなどもあり、楽しく英語学習を続けることができます。
無料英語アプリ”TEDICT” リスニング、ディクテーション、単語
英語学習者なら「TEDスピーチ」について、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
このアプリはただ”TED”の内容が聴けるだけではなく、日本語・英語字幕を表示したり、再生速度を2.1倍まで調節したりすることができます。
そしてこのアプリの一番のポイントは、ディクテーション。スピーチの内容が一節ずつ区切って出題されるので、読み上げられる文章を下の選択肢から順番に選び、文章を完成させることができます。精度によって、3段階の評価が付くので、苦手だった文章をあとでやり直すこともできます。スピーチに用いられる単語がリストアップされるので、分からない単語を事前に調べたり、ブックマークをつけたりもできて、英語の理解度も高めていくことができます。
無料英単語アプリ”究極英単語” 単語
ひたすら英単語を学びたい人のためのアプリ。教材を選べるので、TOEICや英検向けだけではなく、ビジネスや受験、留学などが目的の方でもしっかりボキャブラリーを増やすことができます。
間違えた単語は、イラストで詳しく紹介され、再び何度も違う形で登場するので、いつの間にかしっかり覚えることができます。学習記録管理機能があるので、毎日の学習状況も確認できます。
無料英語ラジオ放送”NHK World Japan Radio” リスニング、情報
NHKの国外向け放送、NHK Worldをスマートフォンで楽しめるアプリ。日本国内外のニュースを分かりやすく英語でまとめているので、リスニング力の向上にとても役立ちます。Radioとありますが、実際のニュース画像なども視聴できるので、BGMとして流すだけでなく、リスニング練習などの学習用としても活用可能です。それぞれのニュースの概要も英語で書いてあるので、リスニング内容の確認もできます。現在、英語を含め17か国語で視聴することができるので、他の言語にも興味がある方にもオススメのアプリです。
在宅学習のためのモチベーション維持の秘訣
自宅で学習していると、どうしても他のことに気が散ってしまったり、ついついのんびりしたりしてしまいがちです。そんな時はどうやってモチベーションを維持していけば良いでしょうか?
アプリなどの学習記録機能を活用する
前述で紹介したアプリのほとんどに、毎日の連続チャレンジ機能やタスク機能などがついています。こういった機能を利用して、毎日少しの時間でも良いので、英語に触れる機会を作りましょう。続けていくうちに、逆に勉強をしなかった日は何だか落ち着かないというアディクト状態になってしまうかもしれませんね。
英語をBGMとして聴く
家にいる時間が増えるということは、英語の環境を増やす良い機会でもあります。例えば、会社や学校では、好きな時に自由に音楽を聴くことはできませんよね。でも在宅勤務や在宅学習なら、自分の好きなBGMを流すことができるので、英語のラジオやニュースを聴き流すだけでも、耳が英語に慣れていくことでしょう。
資格試験などを受ける
モチベーションアップに一番良いのは、資格試験などを目指すことです。TOEICや英検などの受験日をチェックして、それに合わせて長期スケジュールを設定しましょう。特にTOEICは、年間を通して頻繁に実施され、点数が結果となって返ってくるので、絶好のモチベーションに繋がります。TOEICの結果を基に、再び次の受験目標を立てていくようにして、一回の受験で終わらない継続学習計画を立てることもできます。
試験結果を表などにして記録していくことで、自分の成績を可視化していくと、さらにモチベーションもアップしそうですね。
ピンチをチャンスに!オンライン学習を習慣化しよう
「ピンチをチャンスに」、この考え方が英語学習に対しても、ポジティブな結果を引き寄せます。ネガティブな気分になりそうな時こそ、自分の夢や目標をしっかり設定することで、明るい未来によりフォーカスできるようになるのです。
今は、優れたアプリが無料で簡単に使えるようになりました。とはいえ、英会話は相手がいて初めて成り立つもの。リスニング力や単語力がある程度身に付いてきたら、次は双方向の英語学習にも挑戦してみましょう。実際に英語で会話をすることで、モチベーションも上がり、より自信を持ってビジネスなどの実践の場に臨めるようになります。
英語の道は一日にして成らず…この困難な時期をチャンスに、オンライン学習を生活に取り込んで、着実に英語を身に付けていきましょう。
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。