在宅勤務・リモートワーク・時差出勤を利用したオンライン英語学習法
高校時代イギリスに短期留学し、大学時代には留学生チューターとして海外留学生の支援に関わる。金融機関勤務を経て、現在はオンライン英会話スクールで講師を務めるほか、TOEICコーチとしても活動(直近スコア915点)。趣味は海外旅行。
コロナウイルスの影響で、在宅勤務・リモートワーク・時差出勤等の対応が各企業に広まってきていますね。みなさんの職場ではいかがでしょうか?
短期的とはいえ、働き方に変化があることで、生活リズムも変わって英語学習のやり方にも影響が出てきているのではないかと思います。
そこで今回は、在宅勤務・リモートワーク・時差出勤を利用して、効率的に英語学習を行う方法についてご紹介してまいります。
目次
在宅時間を有効活用!自宅で1人でもできるオンライン英語学習とは
予定していたお仕事や休日のイベントがキャンセルになってしまって、悲しい気持ちになっている方も多いかと思いますが、在宅時間が増えるというのは英語学習にとっては大チャンスです。
普段は通勤中などの隙間時間で、単語アプリや聞き流し学習しかできない社会人の方も、在宅中はしっかり落ち着いた体勢で学習に取り組むことができます。声に出して行う学習や長文読解、ライティングやスピーキングなどのアウトプット学習は、ぜひここで行いましょう。
シャドーイングで音読練習!
シャドーイングとは、お手本の英語音声に少し遅れて発音する音読の方法です。リスニング・スピーキング両方を一気に鍛えることができる効果的な学習法ですが、外では声が出せず取り組むのがなかなか難しいですよね。
自宅であればのびのびとシャドーイング練習ができますから、ご自身の声をしっかり録音してお手本と聞き比べながら、じっくりとシャドーイングに取り組みましょう。
なお、この場合のリスニング題材はなんでも結構です。普段使っている教材に付属している音源でも構いませんし、日常会話習得が目的であれば、海外ドラマや洋画などを使って行うのも良いでしょう。
長文読解はスラッシュリーディングを活用して
スラッシュリーディングとは、英文を意味の塊ごとに区切って読む方法です。これを繰り返すことによって、文を見たときに瞬時に文法構造を判断することができるようになり、読むスピードが格段に上がっていきます。
自宅で行う場合は音読することもできるので、リスニングやスピーキングの練習にもなります。
試験教材のほか、海外ドラマや洋画のスクリプトブックも、日常英会話フレーズのスラッシュリーディングにぴったりです。
英作文には英語日記がおすすめ
普段はなかなかじっくり取り組めない英作文にも、ぜひこのタイミングでチャレンジしてみましょう!
英検対策をしている方であれば、試験教材を使うのが一番ですが、それ以外の方であれば英語日記がおすすめです。お仕事のことやご家族のことなど、自然にご自身の身の回りのことについて英語で表現する機会が増えますので、今後外国人に自分の話をするときに使えるような単語・フレーズを押さえることもできます。
オンライン学習ならスピーキングも可能!
普段英会話スクールに通っている方も、コロナウイルスの影響でレッスンがお休みになってしまっているのではないでしょうか?
オンラインなら、感染リスクなく人とつながりながら学習を行うことができます。
また、ここまでにご紹介した学習は1人で行うものばかりなので、モチベーションが続かないこともあるかもしれません。そんなときは、オンライン英会話を使ったスピーキング練習や、オンラインコーチングを使った英語学習相談で気分を上げて、頑張っていきましょう!
英語学習計画の見直しもこのタイミングで♪
英語学習をしている方には、TOEICや英検などの試験を目指している方も多いと思います。今回自宅での学習時間が増えたことで、学習内容にも変化が生じているはずですから、この機会に学習計画の見直しも行っておきましょう!
見直しのポイントは以下の通りです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
本番を想定した模試形式での学習を先取りで!
TOEICであれば公式問題集、英検であれば過去問を活用しながら、本番通り時間を測って模試形式の学習を行いましょう。本番はもう少し先、という方でもこの期間で先取りしてやっておいたほうが安全です。模試を受けるとなると、まとまった時間が必要となりますので、受けられるときに受けておかなければ、練習不足で本番に臨むことになってしまいます。
模試の結果からこの先の計画を立てる
模試で知らない単語熟語に出会ったら単語アプリに入力して、在宅期間終了後の通勤時に復習できるようにしておきましょう。これは隙間時間でもできることなので、自宅学習では単語熟語以外に時間を割いていきます。
また、模試では苦手パートを分析し、その後の学習計画に重点的に織り込んでいきましょう。
試験の予定がない方こそ、この機会に計画を立てて!
特に試験受験を予定していない方には、もともと学習計画を立てていない方も多いかもしれませんね。
在宅勤務に切り替わったのを機に、オンライン学習サービスに加入した方や、市販教材を購入してみた方もいらっしゃるかもしれません。そんな方にもぜひ、学習計画の策定をお勧めしたいと思います。
今は、コロナウイルスの感染拡大という特殊事情で、短期的に学習時間が確保できていますが、英語は短期で簡単に身につくものではありません。状況が落ち着いて、再び普段通りの生活リズムに戻った時でも学習を継続できるよう、学習目的を明確にして、計画を立てましょう。
コロナウイルス対策による試験中止!心構えと次への準備は?
さて、コロナウイルスの影響により、大人数が一堂に会するイベントが次々中止となっている中で、英語の検定試験においても中止が相次いでいますね。本番を見据えて頑張ってこられた方ほどガックリとしてしまい、モチベーションが下がっているのではないでしょうか。
しかし、このタイミングで学習の歩みを止めてしまうのは、本当にもったいないことです!1日学習を休むと、英語スキルは横ばいではなくマイナスになると言われています。せめて今の実力を検定試験の結果という形で残すためには、次回試験までに少なくとも現在のスキルを維持しなければなりません。
まずは、振替試験の申込を早めに行いましょう
そのうえで学習計画を立て直していきます。
計画の見直しについては、前項でご説明した通りです。今のタイミングで模試形式の演習を行うことで、もし試験が予定通り実施されていたとしたらどんな結果になっていたかが分かります。その結果を踏まえて、苦手な部分の対策を引き続き行っていきましょう。
せっかく頑張ってきたのに外的要因で試験が延びてしまったせいで、本来得られるはずだった結果が得られないのはあまりにも悔しいですよね!スキルの維持向上のため、あともうひと踏ん張り、頑張っていきましょう!
まとめ
在宅勤務・リモートワーク・時差出勤を利用した英語学習法についてご紹介してまいりました。参考になるものはあったでしょうか?
ご自宅で、比較的フレキシブルに時間が使える在宅勤務中は、英語学習を行う絶好のチャンスです!ご紹介した学習法をもとに、自宅学習を充実させましょう。
また、先ほども述べたように、英語学習はいかにして継続するかが最も大切なポイントとなります。在宅期間が終わる時に、英語学習までやめてしまうことの無いように、通常勤務時の生活リズムまで考慮した長期的な計画を立てておくようにしましょう。
トライズでは、長期的な計画の策定から、その後の学習まで、オンラインでのサポートを受けることができます。この機会に、先を見据えた英語学習について考えてみたい!という方は、ぜひトライズの門を叩いてみてくださいね。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。