「出発」を英語で何て言う?一般的な表現からカジュアルな言い方まで例文付きで紹介
「出発」を英語に訳すと、真っ先に思い浮かべるのは「Depart」や「Departure」です。
日常会話でもビジネスシーンでも、「〇〇へ出発する」という表現は頻繁に耳にします。
そんな「出発する」を表現する英語ですが、DepartやDeparture以外にもネイティブスピーカーは色んな表現で話します。
この記事では、「出発する」の英語表現を例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、「出発する」を表す英語表現を細かい使われ方の違いまで理解しながら、適切に使い分け、聞き分けることができるのでぜひ最後まで読んでください。
目次
「出発」を表す色んな英語表現まとめ
「出発」を表す英語表現には、主に以下の表現があります。
Depart / Departure
「出発」を英語で言う時に、最も直接的な訳になるのが「Depart」や「Departure」です。
「Depart」は「出発する」という意味の動詞として使われ、「Departure」は「出発」を意味する名詞として使われます。
後に紹介する「出発」の英語表現に比べて、DepartやDepartureは、特に旅行などで「目的地に向かって」出発する時に使われます。
動詞Departの例文↓
- Her plane departs in half an hour.
彼女が乗る飛行機は30分後に出発する。 - He departed for South Africa with his parents in 2013.
彼は 2013 年に両親とともに南アフリカに向けて出発した。 - Next week I will depart from Japan and start my vacation.
来週に日本を発って(出発して)休暇に入ります。
名詞Departureの例文↓
- The day of my departure is April 2nd.
私が出発する日は4月2日です。 - I informed her of my departure.
私は彼女に私の出発のことを知らせた。 - You have to put off your departure for England till next week.
来週までイギリスへの出発を延期しなくてはなりませんよ。
関連記事:飛行機で使われる英語!空港や機内で知っておきたい表現と会話例
Leave
Leaveも「出発する」を表せる英語表現です。
Leaveはもともと、「その場から離れる」のニュアンスで使われます。
その場から離れて、別のところに行く場合は「出発する」という意味で訳されるわけですね。
例文↓
- I’m leaving Paris for Tokyo in three days.
3日後にパリを発って日本へ向かいます。 - I’m going to leave at 3:00.
3時に出発します。 - I’m leaving for Liverpool next Monday.
リバプールへ来週の月曜日に出発します。
Head out
Head outは、カジュアルな場で使われる「出発する」を意味する英語表現です。
Headと言われると「頭」が真っ先に頭に浮かびますが、他にも「Head for 〜(〜へ向かう)」など、どこかへ向かって移動する表現にも使われます。
Headが持つ「〜へ向かう」のニュアンスから、「Head out」の熟語になって「出発する」の意味で使われるわけですね。
例文↓
- Let’s head out to the mall right now so that we can get there in time for Early Bird sale.
早朝のセールに間に合うよう、すぐモールへ出発しようよ。 - I head out for the islands to watch the seals play.
アシカのショーを見るために、その島へ出発しますね。 - How about we head out to get something to eat?
食べ物、買いに行かない?(買いに出発しない?)
Be off to
Be off toも、カジュアルなシーンで使われる「出発する」を意味する英語表現です。
とりわけ口語(話し言葉)で使われる表現で、実際の英会話でとっさに言われるとわからずに困ってしまいがちな表現です。
英会話や話し言葉を使った英語を身に着けたい人には特に役に立つ表現でしょう。
例文↓
- I’m off to work now.
仕事に行ってくるね。 - Where are you off to?
どこへ行くの? - I’m off to the bar with my workmates.
同僚とバーに行ってきます。
関連記事:「いってらっしゃい」と英語では言わない?シチュエーションごとに適切な表現を解説!
Head off to
Be off toと似た表現で、「Head off to」という表現もあります。
Head outやBe off toと同じく、カジュアルな場で、特に口語(話し言葉)でよく使われます。
Be off toのように、実際の英会話でとっさに言われるとわからずに困ってしまいがちな表現なので、英会話や話し言葉を使った英語を身に着けたい人には特に役に立つ表現です。
例文↓
- Are you going to head off toward the park?
公園に行くのかい? - Well, I’ll just head off to work now.
さて、仕事に出かけるよ。 - Could you throw this trash bag away before heading off to work?
会社に行く前にこのゴミを捨てておいてくれない?
Take off
Take offは、特に「海外へ出発する」時や、「急いで出発する」時に使われる英語表現です。
ビジネス英語やTOEICを勉強している方は、Take offを「(飛行機が)離陸する」の意味で覚えているでしょう。
「飛行機が離陸する」ので、海外へ出発する時に使われたり、「飛行機のような勢いで出発する」イメージで使われているのでしょう。
例文↓
- She took off for Las Vegas last Friday.
彼女はこの前の金曜日にラスベガスに向けて出発しました。 - I am done with my work for the day. So I am taking off now.
今日の仕事は終わりましたので、今から(会社を)出発します。
関連記事:「遅れる」って英語でなんて言う?細かいニュアンスや意味ごとに例文付きで紹介
まとめ
この記事では、「出発」を表す色んな英語表現を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、「出発」を表す英語について、ニュアンスや細かい意味まで理解した上で適切に理解、使い分けができるようになっているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。