「怖い」を英語でなんて言う?細かい意味の違いごとに例文付きで紹介
「怖い」を英語に翻訳すると、「Scary」や「Scare」になります。
「昨日観た映画怖かったー!」「明日の会議が怖いなあ」など、「怖い」という表現は日常でもビジネスシーンでもよく使う基本表現です。
そんな「怖い」の表現ですが、英語を話す外国人は「Scary」や「Scare」以外にも、色んな言い方で「怖い」を表現します。
この記事では、「怖い」を意味する色んな英語表現を、細かい意味やニュアンスの違いごとに例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、英語を話す外国人が使う「怖い」の表現を聞き逃すことがグッと減るだけでなく、あなた自身も適切に使い分けられるようになっているので、ぜひ最後まで読んでください。
「怖い」を意味する英語表現まとめ
「怖い」を意味する英語表現には、代表的な表現として以下の5つが挙げられます。
Scary
「怖い」を英語に翻訳すると「Scary」が一番最初に出てきます。
「吊り橋が揺れて怖い!」や「試験の結果を見るのが怖い〜」など、幅広い使い方で「怖い」を表現できます。
例文↓
- The horror movie I watched last night was really scary.
昨晩に観たホラー映画は本当に怖かった。 - Walking alone in the dark forest can be quite scary.
暗い森を一人で歩くのはかなり怖いと感じることがあります。 - The haunted house had all sorts of scary decorations and eerie sounds.
そのお化け屋敷は、さまざまな怖いデコレーションと不気味な音でいっぱいでした。
ただし、「I was excitedとIt was exicting」の使い分けように、主語が人なのか物事なのかを区別して使う必要があります。
例えば、「私は怖かった」と言いたい時に「I was scary」と言うと、「私は周りを怖がらせた」というニュアンスになります。
「怖いと感じた」ではなく、「私自身が怖い人だった」というニュアンスになるからですね。(文法的に言えば、Be動詞でI=Scaryの図式になってしまうので、「私=怖い人」の意味になってしまいます。)
ですから、「I was excited」の例と同じ用に、「I was scared」の形にするのが適切だというわけですね。(受動態で、「私は怖がらせられた。=私は怖かった。という文法的な解釈になります。)
例文↓
- I was scared when I saw the ghost in the haunted house.
お化け屋敷でお化けを見たとき、怖かったです。 - She was scared of heights, so she couldn’t go on the roller coaster.”
彼女は高所恐怖症だったので(高いところが怖かったので)、ジェットコースターに乗ることができませんでした。 - The loud thunder during the storm made the children scared.
嵐中の大きな雷音で、子供たちは怖がりました。
関連記事:感情を表す英語表現一覧【種類別】
Fear
Fearも「怖い」を意味する英語表現の一つです。
「怖い」の英語訳として、Scaryよりも先にFearを浮かべた方もいらっしゃるでしょう。
FearはScaryに比べて、日本語でいう「恐怖、恐れ」のニュアンスが強いイメージです。
例文↓
- I have a fear of spiders, so I can’t stand being in the same room with them.
クモが怖いので、同じ部屋にいるのが我慢できません。 - His fear of public speaking made him very nervous before the presentation.
彼の公の場で話すことへの恐怖感が、プレゼンテーションの前に非常に緊張させました。 - As a child, I had a fear of thunderstorms and would always hide under the covers.
子供の頃、雷雨が怖くて、いつも毛布の中に隠れていました。
Afraid
Afraidも「怖い」を意味する英語表現の一つです。
「恐れ入りますが〜」や「恐縮ですが〜」のニュアンスで使われることもあるAfraidですが、「Be afraid of〜」の形で「〜が怖い」の意味で使われます。
例文↓
- I used to be afraid of the dark when I was a child.
子供の頃は暗闇が怖かったです。 - She is afraid of heights, so she avoids tall buildings and cliffs.
彼女は高所恐怖症なので、高い建物や断崖を避けます。 - Don’t be afraid of making mistakes; it’s a part of the learning process.
間違えることを恐れないでください。それは学びの過程の一部です。
Horrified
Horrifiedも「怖い」を意味する英語表現の一つです。
Horrifiedは「Horror」が基になっている英語です。
「Horror」は日本語でも「ホラー映画」と言うように、恐怖を感じさせるものを指すので「怖い」の意味で使われますよね。
Horrifiedは、前述したScaryとScaredのように、「人」が怖いと感じたときは「Be Horrified」の形(受動態の形)で使われます。
例文↓
- I was horrified by the ghost story she told last night.
昨夜、彼女が語った幽霊の話にはぞっとしました。 - The sudden loud noise in the dark alleyway left me horrified.
暗い路地での突然の大きな音に、私はぞっとしました。 - The horror movie they watched together was so scary that they were all horrified.
彼らが一緒に見たホラー映画はとても怖かったので、彼らはみんなぞっとしました。
Frightened
ScaryやFearよりも聞くことが少ない表現ですが、「Frightened」も「怖い」を意味する英語表現です。
日本で英語を勉強する分にはあまり聞かない表現ですが、英語圏では日常的に使われる表現なので覚えておくとよく耳に入るようになり「おっ」となる表現ですよ。(英語圏の映画のトレーラー映像などで耳にします。)
例文↓
- The loud thunder during the storm frightened the children.
嵐の中、大きな雷が子供たちを怖がらせました。 - The horror movie was so frightening that I couldn’t sleep at night.
ホラー映画がとても怖かったので、夜眠ることができませんでした。 - The sudden loud noise startled the cat, and it looked frightened.
突然の大きな音が猫を驚かせ、怖がったように見えました。
関連記事:「安心した」を英語でなんて言う?ニュアンスを含めて例文付きで紹介
まとめ
この記事では、「怖い」が表す色んな表現を例文付きでお伝えしました。
ここまでお読みのあなたは、英語を話す外国人が使う「怖い」の表現を聞き逃すことがグッと減っているだけでなく、あなた自身も適切に使い分けられるだけの十分な知識が身についているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。