英語の感嘆文における「How」の使い方や「What」との違いを例文付き解説
英語の感嘆文には、「How」を使った書き方と、「What」を使った書き方があります。
本記事では、英語の感嘆文における「How」の使い方や「What」との違いについて例文付きで詳しくまとめました。
なお、「How」を使った感嘆文と「What」を使った感嘆文は、お互いに書き換えが可能です。本記事では、書き換え方法についても手順から丁寧にまとめています。
英語の感嘆文をマスターしたい方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
目次
そもそも英語における感嘆文とは?
英語の感嘆文は、強い感情や驚きを表現するために用います。日本語に訳すと「なんて〇〇なんでしょう!」のように訳します。
詳しくはこれから解説しますが、「How」や「What」を使うことで、シンプルな文章でも感情豊かに伝えることができます。
英語の感嘆文は、日常英会話でもよく登場する表現です。
英語の感嘆文における「How」の使い方
「How +形容詞/副詞」で感情を強調することができます。
以下は「How +形容詞」の例文です。
- How beautiful the flowers are! (なんて美しい花でしょう!)
続いて以下は「How +副詞」の例文です。
- How quickly he runs!(なんて彼は速く走るんだ!)
「How +形容詞/副詞」の後には主語、動詞が続きます。また英語の感嘆文では、上記例文のように文末に感嘆符の「!」を付けます。
英語の感嘆文として「How +形容詞」を使った例文は以下のとおりです。
- How beautiful the sunset is!
なんて美しい夕日なんでしょう! - How delicious this cake tastes!
なんておいしいケーキなんでしょう! - How kind she is!
なんて親切な人なんでしょう! - How peaceful this place is!
なんて平和な場所なんでしょう! - How exciting this movie is!
なんてわくわくする映画なんでしょう!
続いて英語の感嘆文として「How +副詞」を使った例文は以下のとおりです。
- How quickly the time flies!
なんて早く時間が過ぎるんでしょう! - How gracefully she dances!
なんて優雅に彼女は踊るんでしょう! - How loudly he sings!
なんて大きな声で彼は歌うんでしょう! - How carefully he drives!
なんて注意深く彼は運転するんでしょう! - How beautifully she speaks!
なんて美しく彼女は話すんでしょう!
英語の感嘆文における「What」の使い方
「What + 名詞」で感情を強調することができます。
基本的な用法は、「How +形容詞/副詞」の場合と同じです。
英語の感嘆文として「What」を使った例文は以下のとおりです。
- What a beautiful day it is!
なんて美しい日なんでしょう! - What a surprise!
なんて驚きなんでしょう! - What an amazing view!
なんて素晴らしい景色なんでしょう! - What a lovely dress!
なんて素敵なドレスなんでしょう! - What a great idea!
なんて素晴らしいアイデアなんでしょう!
英語の感嘆文における「How」と「What」の違い
ここまで紹介した例文を見てお分かりの方もいるかもしれませんが、英語の感嘆文における「How」と「What」の違いは、「How」「What」の後に続く英単語にあります。
「How」の後には形容詞か副詞が、「What」の後には名詞が続きます。
「How +形容詞/副詞」と「What + 名詞」は書き換えが可能
実は「How +形容詞/副詞」の感嘆文から「What + 名詞」の感嘆文に英文を書き換えることも可能です。
具体的な書き換えの手順は以下の通りです。
「How +形容詞/副詞」から「What + 名詞」に書き換える場合
まず、元の感嘆文の形容詞または副詞を特定し、その形容詞または副詞が修飾している名詞(または名詞句)を考えます。
- 例:「How beautiful the sunset is!」の場合、形容詞の「beautiful」が名詞「sunset」を修飾している
名詞句を作成し、必要に応じて形容詞を付け加えます。
- 例:形容詞の「beautiful」と名詞の「sunset」をくっつけて名詞句の「a beautiful sunset」にする
最後に”What + 名詞句” の形にして文を完成させます。
- 例:What a beautiful sunset!
以下、書き換えの例をまとめました。
- 元の文: How kind she is!
書き換え: What a kind person she is! - 元の文: How gracefully she dances!
書き換え: What a graceful dancer she is! - 元の文: How peaceful this place is!
書き換え: What a peaceful place this is!
「What + 名詞」から「How +形容詞/副詞」に書き換える場合
「What + 名詞」から「How +形容詞/副詞」に書き換える場合も、先ほど解説した「How
+形容詞/副詞」から「What + 名詞」に書き換える場合と同じ手順で書き換えができます。
まず元の感嘆文の名詞句を特定し、その名詞句が表している感情や特性を理解します。その後、名詞句に関連する形容詞または副詞を見つけます。名詞が表す特性に基づいて適切な形容詞または副詞を選びます。
- 例:「What a beautiful sunset!」の場合名詞句は「a beautiful sunset」で形容詞「beautiful 」が使われている。
続いて”How + 形容詞/副詞” の形にして文を完成させます。
- 例:How beautiful the sunset is!
以下、書き換えの例をまとめました。
- 元の文: What a kind person she is!
書き換え: How kind she is! - 元の文: What a graceful dancer she is!
書き換え: How gracefully she dances! - 元の文: What a peaceful place this is!
書き換え: How peaceful this place is!
まとめ
英語の感嘆文における「How」の使い方や「What」との違いについて例文付きで詳しく解説しました。
本記事で解説した内容を再度おさらいすると以下のとおりです。
- 英語の感嘆文は「How +形容詞/副詞」か「What + 名詞」で表すことができる
- 日本語訳は「なんて〇〇なんでしょう!」となる
- 文末には「!」をつける
- 「How +形容詞/副詞」と「What + 名詞」はお互いに書き換えができる
早速英会話の中で感嘆文を使ってみたり、感嘆文を見かけたら頭の中でもう1つの感嘆文に書き換えたりしてみましょう。
当サイトでは、他の英語表現についても詳しく解説しています。興味がある方はぜひチェックしてみてください。
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それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。