英検準2級二次試験(面接)の裏ワザや落ちる人の特徴、合格率などまとめ

英検準2級の二次試験(面接)は、問題のパターンが決まっています。問題のパターンを理解し、コツを掴むことで、英検準2級の二次試験(面接)の合格率は大きく上がります。

そこで今回は、英検準2級二次試験(面接)の裏ワザや落ちる人の特徴、合格率などについて解説します。

記事を最後までチェックすれば、英検準2級の二次試験(面接)に最低限必要な知識が身につきます。英検準2級の受験を控えている方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

なお、英検準2級の一次試験も含めたレベルや勉強法等については、以下の記事で詳しくまとめています。併せてご覧ください。

関連記事：英検準2級のレベルや勉強法、面接対策、合格点、合格率、TOEIC換算スコア完全まとめ

英検準2級二次試験(面接)の概要

まずは英検準2級の二次試験(面接)の概要について解説します。「そもそも英検ってどんな試験？」という方は以下の記事からご覧ください。

関連記事：英検とは？試験概要や各級のレベルを解説！

英検準2級二次試験(面接)の試験時間は約6分、満点は33点です。

試験の流れについては、英検公式が提供する英検バーチャル二次試験準2級を確認してみてください。一度見るだけで、英検準2級二次試験(面接)の流れが完璧に分かります。

採点基準は以下の7つです。

• 受け答えの内容
• 発音
• アクセント
• 語彙力
• 情報理解能力
• コミュニケーション能力
• 態度

面接の流れと配点は以下の通りです。

英検準2級二次試験(面接)の合格率

英検準2級二次試験(面接)の合格率は83％です。一方で英検準2級一次試験の合格率は35％です。

つまり英検準2級一次試験にさえ合格できれば、かなりの確率で二次試験には合格できるということになります。

しかし油断は禁物です。10人中2人程度は二次試験に落ちています。これから紹介する英検準2級二次試験のコツ・裏技をしっかり抑えて、英検準2級二次試験に臨みましょう。

英検準2級二次試験(面接)のコツ・裏技まとめ

英検準2級二次試験(面接)で高得点を取得するためのコツ・裏技は以下の4つです。

• No.1では”so”と”in this way”の位置を把握する
• No.2では現在進行形を使って答える
• No.3では”because”か”and”を使って答える
• No.4,5では2文以上の簡単な文章で答える

上記のコツ・裏技は、知っているだけで英検準2級二次試験の合格に直結します。

それぞれ詳しく見てみましょう。

※コツ・裏技は、英検準2級二次試験(面接)の問題の流れを把握している前提で解説します。問題の流れが分からない方は英検バーチャル二次試験準2級を事前に確認しておいてください。

No.1では”so”と”in this way”の位置を把握する

「パッセージについての質問」では、”Why”もしくは”How”を使った疑問文で質問をされます。そして9割以上の確率で、質問に対する答えは”so”もしくは”in this way”の真後ろにあります。

よってパーセージの黙読、音読時に”so”もしくは”in this way”を見つけたら「おそらくここが質問で問われるな」と意識しておきましょう。

ちなみに”How”で質問をされた際は”By〜”、”Why”で質問をされた際は”Because”で答えます。

No.2では現在進行形を使って答える

「イラストについての質問」では、イラスト内の人物が何をしているのかを答えます。イラストには何かをしている最中の人物が描かれているので、「現在進行形」を使って答えます。例えば以下の文章のような形です。

• A man is painting the wall.

イラストには人物が5人登場します。5人全員の行動を英語で説明できるのがベストですが、最低でも3人は答えたいところです。

No.3では”because”か”and”を使って答える

「イラストについての質問」の2問目では、イラスト内の人物の行動や状況を説明します。

英検3級では1つの文章で答えればよかったのですが、英検準2級では2つの文を用いて答えなければなりません。そして文章を2つ作る際に役立つ表現が”because”と”and”です。

例えば英検公式が公開している「イラストについての質問」の2問目のサンプル問題の答えは「She can’t buy a drink because there are a lot of bicycles in front of vending machine.」でした。

3級であれば「She can’t buy a drink.」だけでよかったのですが、準2級では「She can’t buy a drink.」と「There are a lot of bicycles in front of vending machine.」という2つの文章を使っています。

No.4,5では2文以上の簡単な文章で答える

「受験者自身の意見など」では、2つ以上の文章で答えましょう。また質問に対して賛成か反対かについては、必ずしも自分の本心を述べる必要はありません。

質問を聞いて「こちらの方が英語で簡単に答えられそうだ」と感じた方を選びましょう。また英文を作る際も、本心を言おうとするあまり英文が複雑になって間違ってしまい、減点されてしまっては元も子もありません。

できるだけ簡単な表現を使うように心がけましょう。

英検準2級二次試験(面接)の勉強法

英検準2級二次試験(面接)の勉強は、以下の手順で行いましょう。

• 模擬面接
• 模範解答を確認
• 自分がどのような応答をすべきだったかを考える
• 自分で考えた完璧な応答で再度模擬面接

模擬面接の相手がいる場合が望ましいですが、そうでない場合は一人二役をこなしても問題ありません。

数をこなすことよりも、1つ1つ「何と言うべきだったか」を考えることが大切です。

関連記事：英検3級面接の問題形式・合格率・落ちる人の特徴・過去問の入手方法完全まとめ

まとめ

英検準2級二次試験(面接)の裏ワザや落ちる人の特徴、合格率などについて解説しました。

英検準2級二次試験(面接)対策で最低限抑えておくべき情報が分かったら早速対策を始めましょう。二次試験(面接)の対策をする際は、本記事で紹介した以下4つのコツを意識することを忘れないでください。

• No.1では”so”と”in this way”の位置を把握する
• No.2では現在進行形を使って答える
• No.3では”because”か”and”を使って答える
• No.4,5では2文以上の簡単な文章で答える

また英検準2級より1つレベルが高い、英検2級のレベルや勉強法などについては、以下の記事で詳しくまとめています。

関連記事：英検2級のレベルはどれくらい？難易度や合格率を詳しく解説！

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